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「箱の中の天国と地獄」のラストのアレ

矢野龍王の小説、「箱の中の天国と地獄」について質問があります。 物語の最後で、「それって…」というセリフのあと、次のページに、辞典によるストローの説明がありました。 自分は一応、人並みの理解力と読解力はあるつもりなのですが、最後のストローの説明が何を意味しているのか、いくら考えてもわからず、頭の中がもやもやとしています。 どなたかこの作品を読まれた方で、残された謎について説明が出来る方がいましたら、どういうことだったのか、わかりやすく教えていただけないでしょうか?

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回答No.1

今日読み終えました! ラスト、何故かスーツケースが開いていて中から丸められたストロー(と思われる)ゴミが出てきます。 そして、第5章冒頭で般若がブリックパックの牛乳を飲むシーン、第2章冒頭で「ここは蒸し暑い」という文があります。 つまり般若は実はずっとスーツケースの中から主人公達の様子を窺っていた、と思われます。 最初から読み返してみると、スーツケースの中に般若がいると思わせるようなヒントがちらほら出てきます。 例えば、主人公がアポロに言われて一度エントランスにスーツケースを置いて行こうとして、結局持っていくことにしますが、 その後般若は「一時はどうなるのかと思った」「初っ端から暗礁に乗り上げることになるのか思いやられた」と述べている箇所などです。

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