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力を入れるほど出来なくなる?失敗が怖い。
高校受験の時、私は中3の2学期から急に受験に対して焦り始め、セロハンテープでまぶたを引っ張って気合を入れるほど、勉強に熱中しました。でも元々人に努力している姿を見られるのが嫌い(正確には、『努力していてもこれだけしか出来ないの?』と両親に言われた経験があるので怖い)でしたので、よく母に「受験生なのに、勉強しなくていいの?」と言われていました。 ある日、私は「クラスの好きな人と一緒な高校に行きたい!」と強く思うようになりました。その高校は、私が中1から、なんとなく目指していた高校よりワンランク上の高校で、私のテストの結果上で見ると、当然難しい所でした。でも私はどうしても好きな人と一緒な高校に行きたくて、基礎も出来ていないのに難しい参考書や問題集を買って勉強し始めたり、復習もしないで、どんどん問題集を進めていったり、テスト返却後も直しをせず、捨ててしまったり、授業を無駄だと感じ、ボーとしていたり、とにかく無茶苦茶で、穴のあいた勉強を始めました。しかし時間がないし、焦るばかりで、自分が方向の違った努力をしている事にも気付かず、ただ我武者羅に頑張っていました。それ故に学校の成績は思うように伸びず、私は家では毎日泣き、アームカットまでするようになりました。非常に言いにくいのですが、その時の私は精神的にどうしても穏やかでいられず、当時仲の悪かったクラスの女性にまで本気でキレるようになり、私一人で彼女に暴言を吐いて虐めていました。(当然私も相手に虐められました)それ位、相談できる相手もおらず、孤独でした。 志願日が近づき、緊張しましたが、私は両親に「中1から目指していた高校よりワンランク上のA高に行きたい。成績は思うように上がらないが、これから過去問などを沢山解いて、努力します。最悪、不合格になってでも、私はA高を受験したいと考えています。偉そうな言い方ですが、自分の行きたい高校に受験することに意味があるのだと、思ったのです。」と言いました。しかし父がこれに激怒し、「我が家には私立に行く金など無い。お前が低能なのを自覚もせず、理想だけ語るなど滑稽だ。お前はやっても出来ないのだから、絶対ダメ。まず、その成績を上げてから親に理想を語れ。」と言われ、殴られました。 結局私はA高を諦めました。本気で死のうかと思いました。壁に何度も頭をぶつけて、意識が遠のきました。包丁を手に持って、父親を殺そうともしました。そして疑問に思います。「なぜ私は成績が上がらなかった?」正直に言えば、私は学年で1位の人よりも計算も速かったはずだし、作文だって賞状を取ったはず。クイズもパズルもその方より出来たのに、なぜでしょう。すみません。こんなこと、勉強もロクに出来ない奴が言っても、滑稽なだけかもしれません。 結局は、私は最初から目指していた高校に合格し通っていましたが、発狂する程、毎日が辛く、生き物を虐待するようにもなり、自分でも「もう、私はダメなのかな」と毎日泣けてきて、その1年後、その高校を中退しました。 今現在は、完全な独学者ですが、かなり精神的にも楽になり、私も懲りずに大学受験の勉強も始め、和田式などを参考にし、大方、勉強もやった分だけ成績が上がるようになりました。幸せです(・Д・*) ただ、過去の気持ち悪い高校受験期がまた脳裏をよぎる為、時々「本当にこのままの勉強法で大丈夫なのか?自分はやっても出来ない人間では?また受験直前期に後悔し、成績が上がらなくなったら?」と次々に思い、辛くなります。しかしやはりこれは誰にでもある心配なのでしょうか? 後、もし良ければ、私が先ほどの高校受験期に「こうすれば、成績も上がったろうし、ストレスも減少されたろうに」と思う方がいましたら、どうか遠慮なく気軽に御講義下さいませ。 最後に、このような長文を読んでいただいた方お付き合い下さり、どうも有難うございました。引き続き短い間ですがお付き合いのほど、どうかよろしくお願い致します。
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お礼
今回は回答ありがとうございました。ちょっとした補足を書かせて頂きましたので、また時間に余裕があれば是非見に来て下さい。 それでは。
補足
ありがとうございました。 そうです、本当に。<ホームランの練習ばかりしていたのです。 この言葉は過去の私自身を一言で表す格言かもしれません。 ホームランばっかりに憧れて、焦って、泣いて。 でもそれって(個人的な話ですみません)、ある意味自分に自信が普通以上にあるから起こることなんですよね・・? 本当の意味で謙虚だったら、まず、それこそ西武ライオンズさんのように基礎中の基礎から始めようと思えるはずです。。 でも私にはそんなことすら見えなかった。 私の変な自信とプライド、どこから湧いてきたのでしょう・・。