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ではなく、という言葉の前には?
書籍を読んでいたら気になった文章があったので 例文を作ってみました。 1→この文章を読ませる事は 2→それをさせる事を求めているではなく、 3→それをやめさせる事を求めている。 というのは合っていますでしょうか? 何か違和感を感じるのですが。 2の”求めているではなく”は 「~を求めている」ではなく または ~求めている、ではなく か 求めているのではなく と書くべきではないのでしょうか。 その事ではなくこの事、という場合にはわかる気がしますが。。 ら抜き言葉のようなものなのでしょうか。 強調の意味があるのでしょうか。 文法的にはどうなのでしょうか。 わかりにくい文章で申し訳ありませんが どなたか是非アドバイス、ご指摘をお願いいたします。
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何を問わんとしているのかつかみにくいのですが、 「この文章を読ませる事は、それをさせる事を求めているではなく、それをやめさせる事を求めている。」という一文が、正しいか間違っているかということなら、間違いです。 主述がかみ合っていないからです。 主部と述部だけ取り出してつなげてみてください。 「この文章を読ませる事は、…求めている。」 「求めている」の主語としておかしですよね。「この文章は…求めている。」ならいいですが。 普通に言い直すなら 「この文章を読ませる事は、それをさせる事を求めての事ではなく、それをやめさせる事を求めての事である。」 「この文章を読ませる事は、それをさせる事ではなく、それをやめさせる事につながる。」 「(私は)この文章を読ませる事でそれをさせる事を求めているではなく、それをやめさせる事を求めている。」 「この文章は、読ませる事でそれをさせる事を求めているのではなく、それをやめさせる事を求めているのである。」 でしょうか。 「いるではなく」はもちろん変で、「いるのではなく」です。文法というより、習慣です。 というのも動詞の終止形に「で」を接続することは、一応あります。(「見るでもなく見ていた」とか。) ただし、この場合文全体の習慣として、「の」を入れない人はまずいません。 ちなみに「用言」とは、簡単に言うと、動詞と形容詞と形容動詞をまとめて呼んだ言葉です。
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- bakansky
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私には、文法的に説明することはできません。 だけど、2. の「それをさせる事を求めているではなく」は不自然な感じがし、 「それをさせる事を求めているのではなく」のように、その前の文を「の」で受けると、文の流れが自然になるのを感じます。 文法的な問題はさておいて、「自然な感じ」というのも大事ではないでしょうか。 1. の文では、「・・・求めている」という部分までで1つの文が終結しています。 付け焼き刃なのですが、そういうのを「用言」というのではないでしょうか(違っていたらご容赦下さい)。 3. の文では、「それをやめさせる事を」というふうに「事」で受けています。 この「事」は名詞で、文法用語で「体言」というそうです。 思うに、1. の文に「の」を挿入するということは、文が終わるということを予感させる用言の後に体言を付加することで、まだ後ろに文が続くという感じをもたらす効果を招来するということではないかなと、素人考えに思いました。 これは、国語辞典を引いてみて思ったことで、書いている本人もよく分らないです(笑)。
お礼
回答ありがとうございます。 辞典までひいていただき申し分けないです。 読んでいて不自然な感じかしたので 自然な方がよいと私も思いました。
- kzsIV
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「で」は「だ」の連用形に相当し、体言・体言に準ずるものを承けます。活用する語を承けるときは、その活用語を連体形にして体言に準ずるもの(準体)にします。 「病者の家に肴(さかな)の無いではない。」 という風に「無い」は連体形の準体法です。ただし、上の文は1600年頃の文章です。江戸時代中期になると準体法のかわりに連体形の後ろに形式名詞の「ん」「の」を挿入するようになります。 現代では、「~するのではない」が普通ですが、「~するではない」という言い方も残っています。
お礼
回答ありがとうございます。 昔の文章ではあったのですか。 間違い、ではない、とはいえ、 現代文に直したほうがよいのかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 そして、わかりにくい文章、例文ですみません。 やはり、変ですよね。ありがとうございます。 きちんとした?ところから出している書籍だったので 気になってしまってました。