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実力不足に気付きました…周りに付いて行けてません。
現在私は某大学の大学院の博士課程学生です。 最近修士課程を修了し、自身の実力に自信があったため、よりハイレベルな研究をするべく外部の大学院博士課程に進学しました。 しかし、所詮井の中の蛙大海を知らずという表現がそのまま当てはまるような立場に立たされており、まったく周囲について行けておりません。 英語科学論文を読んで理解する事はできます。(理論の矛盾とかその論文のクリティカルな部分や論文オーサーらの今後の企てへのよみ…discussionに書かれていないこと…や全体的に論文の評価や価値などへの理解が全くできていない) 生物学的な知識は決して悪くはありません。(応用が利かないのかアイデアが微妙) マネジメントなど(科研費やら学振やら)に関してはまったくの素人です。 実験の腕も決して悪くはありませんし、バイタリティもあると思います。 しかし、『センスがない』『頭はよいのかもしれないけど基本が駄目』というようなことを言われるほどです。実際に結果を出せていないこともあるので、間違ってはいないと思います。 しかし、一矢報いてやりたいと思ってます。 基本的なスタイル、特に論文を読む際にどういった注意が必要か(どう注意して読んだらよいか)、センスを磨くにはどうしたらよいかなど、是非ご助言をおねがいいたします。 今年度から研究テーマもガラッと変わったので、これを機にとりあえず1からの再スタートをしていきたく思います。
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まず「恥を忍んで」M2の院生に最近研究室で話題になった論文を全て聞き出して読みましょう。 もちろん助教やD3、D2、同学年でも「おおらか」な方がいれば教えてもらったらいいと思います。 大体、今の研究室がどこを目指して、どういう方法論で進んでおり、多分いくつかある「派閥」のどの流派に属しているか知る事が肝心です。 大体博士課程で扱うようなテーマは「確立した解釈」など無いに決まっていますから、議論百出、その中で「泳がなくては」なりません。 ですので現在の研究室の考え方、まあ普通は教授の「好み」になるのでしょうが、それを知らないといつまで経っても「お客様」扱いになります。 処世術と言えば聞こえは悪いですが、仮説の建て方だと割り切れば良いでしょう。 もちろん既に現在の研究室の代表的な論文や学会発表は読みこなしているものと思いますが、それを「方法論」の立場で分析し直してみて下さい。