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そもそも検定試験って何?(漢字検定事件を振り返って)
お世話になります。 漢字能力検定試験事件については現在もニュース報道が続いています。 それはさておき、そもそも検定試験って何なのでしょうか? 現在、世の中には検定試験と名の付くものがあふれています。 検定に向けての勉強自体が受験勉強や入学試験、就職試験に役立ちそうなもの(例 漢字検定、英検、秘書検定、簿記検定など)から 趣味のレベルを他人に示す指標となりそうなもの(時刻表検定、各地の観光地検定など) お遊び・同好の志のお楽しみのようなもの(けん玉検定、そばうち検定など)までいろいろあります。 こういうものは誰でも勝手に”検定協会”を立ち上げて、勝手に検定試験を実施してもよいものなのでしょうか? とくに疑問に思うのは、今回の”漢字検定”です。漢字って”誰の物”ですか?誰の物でもありませんよね。 なぜ、かのオオクボ理事長親子はあたかも”漢字はわれわれの物だ”と言わんばかりに”漢字界を牛耳る”(?)ことができたのでしょうか? もちろん、漢字検定について地道に宣伝活動し、クイズ番組における漢字クイズブーム、清水寺での「今年の漢字」、各種TVゲームでの漢字ソフト発売、入学試験における漢字検定有資格者の優遇ブームにまで盛り上げた功績は認めます。 しかし、もう一度原点に立ち返って考えたいのは、漢字って誰のもの? ってことです。 もし、誰の物でもなければ、僕が明日から「新・漢字能力検定協会」を立ち上げて、「新・漢字能力検定試験」を実施してもいいのでしょうか?
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>勝手に検定試験を実施してもよいものなのでしょうか? 別に問題はないと思います。 本家漢字検定、新漢字検定、元祖漢字検定 皆が認めればそれでいいのでは。 >”漢字界を牛耳る”(?)ことができたのでしょうか? そこがやはり公益法人としてのメリットだったのでしょう。 また、最初はだれもがそこまで流行するとも考えていなかったのでは。 あの問題は税制で優遇される公益法人でありながら、 莫大な利益を出し、おかみのいうことを聞かなかったことが問題であって、 通常の民間企業ならば、儲けた金をどのように使おうが経営者の勝手だった ということです。
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期待されているお答えとは違うのかも知れませんが > 漢字って誰のもの? これはたとえば「情報って誰のもの?」と同じではないでしょうか。 もちろん、情報をそのまま引用したり映像をアップロードすれば問題は発生しますが「情報」そのものは誰のものでもなく、共用してこそ意味があるものです。 それは「漢字」でも同じでしょう。 > 「新・漢字能力検定協会」を立ち上げて それをしないのは、単に大久保氏自身が「良い人/悪い人」という個人の問題ではなくあくまでも制度の問題であるからです。
お礼
ご回答ありがとうございました >これはたとえば「情報って誰のもの?」と同じではないでしょうか。 もちろん、情報をそのまま引用したり映像をアップロードすれば問題は発生しますが「情報」そのものは誰のものでもなく、共用してこそ意味があるものです。 ちょっと違うような気がしますが。 たとえば、デパートや小売店には「顧客情報」があります。 これ、誰の物ですか? その商売人のものでしょう。 (まあ、商売道徳としては顧客の氏名や住所などの個人情報は”当店を信頼してくれたお客様からの預かり物”というへりくだった考え方はありましょうが) 三越デパートがライバルの松坂屋デパートに顧客情報を無償で開示しますか? 「大切な情報だからみんなで共有しましょう」といってネット上に顧客情報を流出させますか? しませんよね。 たとえば、マスコミはニュースという情報を手に入れるために日夜取材を繰り広げます。政府高官や政府首脳の動向、汚職事件などは国民にとっては大切な情報であり、マスコミはそれを広く知らしめることによって国民に利益をもたらします。 だからといって輪転機で刷る前に朝日が読売に特ダネを無償で開示しますか? しませんよね。 ”情報”と”文字”は別物と思いますよ。違うのでしょうか? >それをしないのは、単に大久保氏自身が「良い人/悪い人」という個人の問題ではなくあくまでも制度の問題であるからです。 そうでしたか、新・漢字能力検定協会を作ってはいけない、という制度があるんですね。それは知りませんでした。
お礼
なるほど、早いもの勝ち、言ったもの勝ち、なわけですね。 ご回答ありがとうございました。