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ガンを告知された母の入院保険
母は今年64歳で、5年前、肺がんを告知されました。進行性ではないといわれたようなのですが、その後(本人の強い意志で)検査等を全く受けていないので今の病状については娘のわたしにすら全くわかりません。何度も説得したのですが無理でした。親娘関係はきわめて良好なので、どうしてそこまで意地になって検査と治療を拒否しているのか、わたしにも理解できませんが、母の意志を尊重したいと思っているので、最近は何も言っていませんでした。 ところがここのところ、伯母(母の姉)がやはり癌とクモ膜下出血で入退院を繰り返しているのをみて、せめて保険には入らないとまずいと思い始めているようです。家族に金銭的なことで迷惑をかけたくないので、医療費はできるだけ自分でまかないたいということなのだろうと思います。 告知される以前から入っていた郵便局の保険が65歳で満期になるようなのですが、どうしたらよいかと母に相談を受けました。民間の医療保険を考えても、年齢もあがってきていますし、何より一度がん告知を受けているので、おそらく入れる保険はないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 健康保険の範囲での治療ならたしか、付き7万円程度を超える分は免除になると思うのですが、実際、がんの治療や使用する薬は保険が適用でないものが多いと思うので、相当なお金がかかることは間違いないと思います。 母と同居している姉は小学生を二人かかえたシングルマザーで、わたしは結婚して共稼ぎですが、かなり生活は厳しいので、数百万と医療費がかかった場合、どれだけもってあげられるか不安です。姉は仕事をやめたら家族がくいっぱぐれるので、仕事をやめて母の看護はおそらく無理だと思います。わたしは仕事をやめても、しばらくは貯蓄と主人のかせぎで食べながら、母の看護をしたいと思っています。でも、身体はあけられても、お金のこととなると、できることには限界があります。 母が入れる保険があれば、それはそれにこしたことがないのですが、今の状況だと条件的に無理だと思うのですが、いかがでしょうか。 また、もし同じような境遇の方がいらっしゃったら、金銭的な問題をどのようにして乗り越えたかお話をきかせていただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。
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詳細な補足をありがとうございます。 大体の事情がわかりました。 人は、生きる希望があってこそ、生きる気力が湧いてきます。 御母堂様の場合、御尊父様との別居、死別が御母堂様の心情に大きな影響を与えたことは容易に想像できます。 気力が充実していないと、がんと告知され、過酷な闘病生活を強いられることに恐怖を感じて、このままの生活を続けたいという思い、がんであるはずがないという根拠のない期待にすがってしまうものです。 このようなことは、予想外にがんの告知をされた場合にも起こります。 でも、このようなことは、克服可能です。 『咳き込んだり、階段の上り下りのあとはつらそうにしていることもあります』 『もともとなんでも我慢する性格』とのことなので、病状が進行している危険もあります。 ということから考えると、病状がかなり進行している危険もあります。 まずは、どんな理由でも良いので、専門医の診察を受けさせることです。 咳き込んだりしたとき、「最近は喘息にも良い薬が出ていて、喘息の患者でもサッカーの選手がいるそうだよ(事実です)。呼吸器科の先生の診察を受ければ、息が楽になるかもしれない」 とでも、言って、診察を受けることです。 治療を受けるというよりも、息が楽になるという方向で話をすると良いかもしれません。 そのとき、診察が終わったら、または、診察前に先生と相談できるように、看護師を通して申し込んでおいてください。 まず、呼吸が楽になるような治療をしてもらえば、医師との信頼関係が築けると思います。 そうすれば、癌の治療にも前向きになれるのではないでしょうか。 どうしても手術をしたくないというのなら、抗がん剤と放射線という治療方法もあります。 がんの治療=何が何でも手術をして、苦しみながら死ぬ…… という古い固定観念があるのかもしれません。 今は、そんなことはありません。 御母堂様が一日も早く、正しい治療を受けられることを心からお祈り申し上げます。
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- rokutaro36
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まず…… 肺がんを宣告されて、民間療法も含めて無治療でいながら、5年たった今でも元気というのは、ちょっと考えられません。 御母堂様が以後の検診などを拒否されている理由がわからない。 以後の健康診断は全く受けていないのですか? (肺がんがあり、健康診断を受けていれば、5年間(5回)も健康診断に引っ掛からないとは考えられない) 質問者様のがんに関する話が、伝聞であること。 「進行性ではない」ということ(がんは進行性の病気です)。 お姉様のがんに関する話が見えてこないこと。 (告知は、本人だけでなく、家族に対しても行う) という理由から、がんの告知内容に疑問を持っています。 がんの疑いの段階で検査を止めてしまったのでは? そもそも、がんではなかったのでは? 肺がんについては、下記の国立がんセンターの情報が参考になります。 http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/lung.html がんであっても、5年が経過すれば、「過去5年以内に……」という告知の質問から外れるので、医療保険・生命保険に契約できます。 がん保険は、一度、がんと診断確定されていると契約できません。 『健康保険の範囲での治療ならたしか、付き7万円程度を超える分は免除になると思う』 70未満の一般の方の場合、上限は…… 80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1% となります。 総医療費には、入院食事代、差額ベッド代が含まれていません。 『がんの治療や使用する薬は保険が適用でないものが多い』 そんなことは、ありません。 ほとんどの治療は、保険適用となります。 例えば、治療期間が長くなるなど、保険適用になっても治療費総額では高くなる、という可能性はあります。 ご参考になれば、幸いです。
補足
rokutaro36様 どうもありがとうございます。 まず、告知について。 告知された当時、両親は実家(北陸のほうです)に二人で暮らしており、両親とも仕事(自営業)をしていました。わたしは当時海外に住んでおり、姉も神奈川に住んでいました。健康診断で言われ、精密検査を受けたそうですが、告知のときには母だけが医師に話をきいています。父はそのときは仕事で同席していません。父は2年前に脳梗塞で死にました。 父が死ぬ1年前、両親はいろいろあって別居することになり、母が上京しました。そのときに病院に紹介状を書いてもらったそうですが、一度病院へ行って経過を見ましょうといわれて以来、まったく行っていないそうです。築地のがんセンターに行くように言いましたが、前まで行って怖くなってやめてしまったそうです。 それ以来まったく健康診断は行っていないと思います。 最初は、告知のあとそれを父に話したら、「そんなもんたいしたことない」というようなことを言われ、そんなことを言われてまで生きたくないと意地になって検査・治療を拒否したのだそうです。父も死んだし、なぜいまだにそれが治療拒否の理由になっているのかは、正直なところわたしもよくわかりません。直接医者の話を聞きたいから、一度検査を受けてくれと何度も懇願しましたが、頑として聞きません。 母はまったく元気というわけでもなく、咳き込んだり、階段の上り下りのあとはつらそうにしていることもあります。でも、もともとなんでも我慢する性格なので、実際どの程度からだがしんどいのかは、人には言わないので分かりません。 生命保険なら可能性はありそうですね。 いずれにしても現在の健康状態がどうかによりますよね。 詳しいご説明ありがとうございました。
- CFP007
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こんにちは。総合保険代理店を経営するCFPのおやじです。 お母様の現状からすると、生命保険に加入するのは難しいでしょう。 例え健康だとしてもこの時点で改めて医療保険に加入することは、保険 料も高額になりあまりお勧めしません。 郵便局の保険が満期になるとのことですので、そのお金をいつでも使え るように、預貯金で置いておかれては如何でしょう。 私の父も、がんで半年ほど闘病生活を送りましたが、たまたま昔入って いたがん保険(日額1.5万円)と、亡くなったときに支払われた、生命 保険の死亡保険金で賄いました。 以上、少しでもご参考になれば幸いです。
お礼
CFP007様 専門家としてのアドバイス、どうもありがとうございます。 やはり難しいのですね。 いろんな保険会社に聞いてみようかとも思いましたが、 契約だけ受けて、実際病気になったときに支払われないということがあると嫌だなと思ったので、まずはこちらで詳しい方のご意見をお伺いできればと思いました。 実際保険の代理店をされている方のご意見であれば、間違いないですね。 >郵便局の保険が満期になるとのことですので、そのお金をいつでも使え るように、預貯金で置いておかれては如何でしょう。 母が郵便局のどのプランに入っているのかはわかりません。 掛け捨てなのか、貯蓄型なのかも・・・。 いずれにしても、郵便局の保険があと1年ということであれば、今のうちに治療なり何なり受けるという方法もあるのかなと思っています。 まずは、母に検査にいくことから説得を試みてみます。 ありがとうございました。
お礼
rokutaro36様 優しいご意見、涙がでました。どうもありがとうございます。 おそらく、おっしゃる通り、母は今は恐怖心と、できれば「何か」あるまで今の生活を続けたいということなのだろうと思います。 また、孫(わたしの姪にあたります)が難病指定になっている病気を患っていて、働く姉の代わりに病院へ連れて行ったりしているので、孫のためにも今自分が入院するわけにはいかないという気持ちもあるのだと思います。 家族のそれぞれが何かを抱えて、危ういところで微妙なバランスを取りながら毎日を送っている、そんな気がします。 保険代理店の方のご意見にもありましたが、新規の保険の契約はほぼ無理のようなので、その点はきちんと母に話し、保険がきく今のうちに何らかの手をうつか、それともこのまま過ごすか、考えてもらおうと思います。 いずれにしても、苦労してきた母は今やっと穏やかな生活を取り戻しているので、残りの人生を悔いなく生きてもらうためにも、最後まで母の意志を尊重したいと思っています。 ご丁寧なお返事、どうもありがとうございました。