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ユビキタス社会になったらさまざまな分野で人がいらなくなる?
今年はユビキタス元年と呼ばれていますが、産業のさまざまな部分にこれが浸透していくと、人件費削減が達成でき、人はいらなくなるのではないでしょうか? たとえば、港湾のコンテナの配列、荷物の仕分け、手紙の仕分け、などです。 また、このようにしてあまった労働人口はどこに行くでしょう。 意見をお聞かせください。 よろしくお願いします。
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- Sumi-chan
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まだまだ不確定な要素が多いと思います。 仮に従来の労働力人口があまることになれば、新しい社会への適応力に応じて貧富の格差が増してくる可能性があります。 しかし、ユビキタスといっても、その情報が指している「物」の裏付けがなければ単に「バブル」です。私見ですが、高度情報化に伴って製造業の再編も進むでしょう。しかし、人々の生活の基本となっている産業は製造業だけではなく、農林水産業もあります。これらを無視して情報化だけが先行することはないと考えています。 「物」と直結しない「金」だけを動かしてもみんなが豊かになれるわけではないのです。金融業界は基本的にゼロサム社会なので、一時的に情報化は進んでも長期的にはどうなるか、これは過去のバブル経済をみれば予測がつくでしょう。 同様に「物」の裏付けのない「情報」だけを動かしても同様な結果をまねくのではないでしょうか。 真の生産とそれにみあう豊かさとは何かを考える必要があると思います。
- snowbees
- ベストアンサー率22% (173/760)
下記ウエブが、ユビキタス社会を実現するための課題を紹介しています。情報をユビキタスにしても、最後は、医療・看護・環境などヒューマン・タッチの仕事は残ります。現時点では、支持する消費者は半数以下で、「オオカミ少年」の段階でしょう。
No.1のmartinbuhoです。 ユビキタス社会とロボット化社会が同じように論じられるので「おやおや」と思っていました。確かにロボット化、機械化との接点はありますが、ベースはあくまで 現在の単に小型化した(ポータブル)PCが、チップ化され或いは腕時計のように一段と小型化が進み、人間のいる所に常にコンピュターがある生活が実現することだと考えます。現在の携帯電話の利便さにコンピュータが加わった感じと捉えたら分かり易いと思います。ユビキタスにふさわしいソフトが開発され、小型化が更に進むということを繰り返しながら、音声や目の動きだけで操作できる時代も遠くはないでしょうが・・・ 仮に製造業やサービス業に利用され省力化が行われても、そのような時代(10-20年後)に、そのような仕事を人が行っている事がおかしいと考えてはどうでしょうか。
- ticky
- ベストアンサー率36% (123/337)
私はそれほど、人件費の削減にはならないように思います。 認識が甘いのかもしれませんが、機械化することと、ユビキタスな社会が実現することは別ではないでしょうか。 ここでいうユビキタスな社会とは、コンピュータや、そのネットワークが今よりもっと身近(これがユビキタス)になって、使い勝手が良くなって、さまざまなことができるようになる社会のことではないでしょうか。 この社会では、人間のさまざまな作業がコンピュータの支援で便利になる程度だと思います。 さらに先の段階、機械やロボットが増えた、機械・ロボットがユビキタスな社会は、実現するとは思いますが、まだまだ先だと思います。 いかがでしょうか。
『空洞化現象』『製造業離れ』の代表業種の一つ、自動車業界の者です。 ユビキタス社会が浸透したとして、あまった労働力が新たな業種で吸収出来るとはとても思えません。 ユビキタス社会には、明らかに『機械に出来る事は機械が代用する』という概念が根底にあり、もし新たな業種が発生し、そこで余剰人員のすべてが吸収出来たとすると、それは社会全体では省力化に何ら貢献していない事になり、ユビキタス社会の理念そのものが間違っていた事になります。 また、現在は日本の(特に製造業の)労働力不足が問題となっていますが、これは単に人手が不足しているから、ばかりではありません。(つまり、コンピュータやロボットが人手不足を補えば全て解決、とゆぅ単純な話ではありません。) この点は殆ど報道されないので製造業に携わっていない方々には理解し辛いところですが・・・日本人は人件費が高すぎる、という点も重要なポイントです。人件費が高過ぎる為に人員を確保出来ず、結果的に労働力不足が発生し、人件費が安い外国人を雇用しています。(製造業に於ける日本人の人件費は、今やUSAを抜いて世界一です。自動車部品やバイクの製造がアジアにシフトしているのは、人員確保の為では無く、専ら人件費の切り詰めを追求した結果です。工場ごとマルマル海外に移転すれば、工場の建造費から低賃金でまかなえます。) ここで、御質問から離れてしまいますが、ちょっと話を拡大して・・・この人件費の話は、実は大変重要な問題を含んでいます。 かつての日本の社会構造は、複雑な物流システム、問屋制度、小売店の組合制度などによって物価は低くなりませんが、しかし多くの国民が直接的・間接的に製造業や商業とその物流に携わり、関係者全員が少しづつ儲かって、結果『全員ソコソコお金持ち』の社会が築かれていました。 しかしやがて人件費が高騰すると、問屋などの中間搾取(?)をカットし、物流コストを極限まで切り詰めた特殊な物流ルートを持つ販売システムが、圧倒的な低小売価格を武器に台頭しました。 しかしこの『中間マージンカット』が、結果的に物流に於ける多くの『失業者』を出してしまったのも事実です。(この点は今日では経済活動を停滞させた原因の一つとして、一部で問題視されています。) かつて日本の社会を『理想的な社会主義だ』と皮肉ったのはフルシチョフでしたっけ?この言葉は税金ばかり取って国民にはナニも還元しない当時の政策を皮肉った言葉でしたが、同時に日本という国の経済状態も指していました。 日本では、ナニを売るにも多くのヒトがちょっとづつ等しく儲かる『社会主義的な』システムが長い年月をかけて構築されていたワケです。 全く極論ですが、日本の経済は『高い物価が結果的に国民の多くに仕事を保証していた』『低い物価が失業率の上昇を生んだ』という一面を持っているとも言えるでしょう。 ユビキタス社会の浸透によって、社会はどぅ変わっていくのでしょうか? ワタシはエンジニアなので、新技術の導入には全く違和感はありませんし、他人に頼らず機械の操作だけで仕事がラクになるのは大歓迎です。 しかし現在の製造業の問題と不況を鑑みるに、単に技術サイドだけから見た省力化には諸手を挙げて賛同出来ませんし、ユビキタス社会によって現在製造業が持つ問題点が全てクリアになる、とは到底思えません。
確かに私も御質問者の思われたとおりのことを考えたことがあります。 現在働いている人が、もし給料をもらうために働いているのだとしたら、すべてがユビキタスになると、 1.わざわざ人が働かなくてすむ。 2.人件費が削減し、物価などが安くなる(かも) 3.余りお金を使う必要がなくなる。 と私は考えます。 いま商品などについている値段は、人件費も含まれているでしょうからね。原料費、輸送費、生産費、すべてが機械化すれば、給料は要らないし、そのようなものに値段をつけることはなくなるのではないでしょうか。 もし値段をつけるにしても、それはすごく微小なものだと思いますし、社会的には大きな変化でしょうが、余り生活のしやすさは変わらないと思います。 もしも一番最初の仮定「お金をもらうために働いている」を否定すると、 自分の仕事が好きな人は自分で仕事をしつづけるでしょう。しかしそれでお金を取っていると、ユビキタスの価格には勝てないと思います。結局仕事が成り立たなくなって、すべて機械に任してしまう・・・。 こんな世界を想像すると、自分でも怖いです。 労働人口は、すべて仕事なしの生活になり、おそらく精神的にも衰えていくのではないでしょうか。 そんな日がこないように祈っています。
お礼
労働集約的な仕事は、そういう新技術に飲み込まれて いってしまうでしょうね。 付加価値を持った仕事が求められるわけかぁ。 でも、今まで労働集約的な仕事ばかりやっていた人たちは どこに行けばよいのでしょうね?
今年が果たしてユビキタス元年と呼ばれるにふさわしいかどうか疑問があります。 ユビキタス社会を実現するにはまだまだ課題が多いからです。 それはさておき、ユビキタス社会が実現すれば、コンピュターが本当に人間と切っても切れない関係になり、想像も出来ないような利用法が開発されるでしょう。 医療、健康管理、介護、保安、監視、在庫管理など人手に頼っている仕事が大幅に合理化、省力化されます。現在でもコンピュータは活用されていますが、現段階では、昔の固定電話のようなもので、電話がいくら便利がよくても電話器のある場所へ行かなければ用をなさない訳です。携帯電話の出現により電話があるべき姿、いつでもどこでも利用可能になりました。 省力化によって労働力が余るように見えますが実は逆だと思います。ユビキタス社会が実現すれば新しい仕事が生まれる筈です。携帯電話が新しい仕事(製造、販売、宣伝、リース、中継アンテナの設置、維持管理など)を生み出したように。 確かに短期的に見れば今の職を奪われる人は現れます。(汽車が馬方の仕事を奪ったように)しかし、社会全体から見てプラスであればいいわけです。 日本は労働力不足で将来は今以上の外人労働力がなければ成り立たなくなると心配されています。ユビキタスはあらゆる分野の省力化、スピードアップに貢献し労働力不足を解決してくれるかも知れないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 僕も完全に把握しているわけではないので、的外れな 意見になってしまうかもしれませんが、やはりこの流れは 資本家にとってのみ有利なのでしょうか。 労働力が削減でき、生産性があがる。 労働者がこの流れに対抗するためには、株式投資とか するしかないのでしょうか…。