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北朝鮮のミサイル
北朝鮮が発射した飛翔体が「衛星」でなく「ミサイル」と断定されましたが、その理由の一つに「発射の報告時間が違う」とありましたが、それのどこが理由なんですか?
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人工衛星だからです。 ミサイルならともかく人工衛星というのは 打ち上げて軌道に乗ればそれで終わりというものではなく 衛星が軌道上で正しく機能しているか、 デリブ等との衝突はないかなど常に監視する必要があります。 しかし、北朝鮮単独では監視できる範囲が極めて狭く 衛星を正しく運用・監視するには各国の協力が必須になります。 各国の協力を仰ぐには正確な情報を公開する必要があります、 というよりも正確な情報がなければ協力のしようがありません。 こういったことから 「正しい発射時刻が報告されていない=人工衛星ではない」 となり 「人工衛星でない=ミサイルである」 となるわけです。 もっとも、単なる状況証拠で決め手になるわけでもなく 他国には「人工衛星」との見解を示しているところもあり あくまでも日本政府の見解に過ぎません。 ただし、仮に人工衛星であったとしても 軌道に乗せることには失敗していると見て間違いないと思います。
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