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防衛省の武器、兵器耐用年数経過後の処理について
工業製品は、一般企業では、耐用年数が過ぎたら、処分しますが、当然、産業廃棄物となります。 中には、リサイクルもあるでしょう。 防衛省の場合も、膨大な武器、兵器の廃棄が行われているはずです。 これらの処分はどうなっているのでしょうか。特に、弾薬(地雷、砲弾など)や、艦船、戦車などの処理などは膨大な経費がかかるはずです。 情報公開になっているのでしょうか。それとも秘密でしょうか。 米国では航空母艦など海底に沈める場合もあるようです。 情報がない場合は、推測でもかまいません。 教えてください。
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弾薬関係は射撃して処理が基本 戦車 装甲車等は砲身に穴開けたりして使用不能にしてスクラップ処理 大砲等も同様 銃火器に関しては 大抵保管中もったいないから 廃棄する場合は 係官立ち会いで 溶解処理 一般車両に関してはスクラップ処理 艦船は金属スクラップとして競売 一部艦船は実艦標的として海没処理 航空機はスクラップと成る 一部の機体は展示物として活用されるものもある 機密に関係するものは解体前に取り外し 訓練用の教材にしたり予備部品として活用 一部は載せ替えて再利用
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ちなみに、現在車両については、シャーシーをガスでぶった切ってからスクラップ業者に出しています。 やろうと思えば再生できるけれど、そこまでの手間をしてもねぇ・・・ 業者としてはエンジン本体が欲しいわけで。 よく使われているトラックのエンジンは、海外で使われているトラックのエンジンと同じ物 これを輸出することでもうけを出しています。
- oska
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>これらの処分はどうなっているのでしょうか。 リサイクルと払い下げです。 自動車(車輌)・オートバイ・小型船舶は、民間に払い下げです。 当然、通信・制御その他機器は、外しています。 (通信機本体は、機密情報を消去して無線機として放出しています) 洗車あど重車輌の場合は、直接「スクラップ」として指定業者に渡します。 弾薬関係は、再度使用ですね。 あと、米軍との契約で「軍事機密」となっている機器・装備については自衛隊が処分します。 米軍放出品を扱っている店とか、中古船舶を販売している店では、時々自衛隊放出品として売っている場合がありますね。 海上保安庁の小型船舶も、同様に民間へ放出しています。
弾薬は訓練で消費します。 消費できる分量しか作りません。 ですから、年間に消費すべき弾薬量は決まっていますし、それ以外の訓練はしません。 小銃などの空薬莢 実弾を撃った後の空薬莢は綺麗にして空砲として再利用されます。 空砲の後は潰して業者に出されます。 業者はそれを鋳つぶして、真鍮製のアクセサリーなどに加工し治されます。 小銃等は、切り刻んでスクラップ業者に引き取られます。 質の良い鉄ですから。 当然業者も怪しい業者は入れません。一応入札もありますし。 大砲などは特別な金属ですから、これも別に切り刻んで鋳つぶします。 それぞれ、業者さんが入札をしてスクラップとして引き取られていきます。 が、業者が来るまでに、自衛隊側で再利用が容易に出来ないような処置をしてからと言うことになります。