趣旨に合わないかもしれませんが…
水には独特の性質がいろいろあるといわれていますが,海が表面から凍っていくのは,温度と水の密度の関係が「ちょっと変」なことが理由だそうです.
普通,気体や液体は温度が高いほど密度が低く,冷たいものは下へ溜まろうとします.お風呂を沸かして入るときよくかき混ぜないと,底の方はまだ水だ,という具合です.しかし,氷になる直前の水(水圧や塩分濃度の影響もあるでしょうが,4℃以下)だと,この関係が反対になっていて,冷たいものほど軽くなっていて上の方に集まり,表面から凍っていくわけです.表面が凍っていても底の方はあったかぬくぬく,ヒラメも冷凍されずに安心!といったところですか.
これも固体になると密度が下がるのと同じ理由なのでしょうが,液体の対流という見方を付け足させていただきました.
お礼
水の性質がこうであったから海や川の生物が生きられるのですね。ありがとうございました。