こんにちは!
マラソンびとです。
スタミナのある人の定義ですが,重い物を持ち上げる力のことではなく,長時間,仕事を続けたり,あるいは高い山を丸一日歩き続けるとか,引越しを一日3件も手伝えるとか,そういう力を意味していることと思います。
(1)体中の毛細血管が発達していると,疲労物質である乳酸の除去が早くできるので,疲れにくい身体になります。そのため延々と続けられることになり,人はスタミナのある人だと言います。
(2)腹筋,背筋など体幹の筋肉を鍛えると,体が安定して姿勢を保ちやすく,また動きやすいので体力の消耗が少なくなるので,スタミナの温存につながります。
(3)1分間あたりの心拍数が60未満になると,1回の心臓の鼓動で押し出す血液の量が増加するので,心臓の余力が増えます。クルマに例えれば,今まで軽自動車が回転数を上げて時速100kmで走っていたのが,2,800CCのクルマが100kmの速度で走るのとの比較のように,余力が違うので,スタミナに差があります。
結論として,スタミナを養成するには,(1)(2)(3)を満たす必要があり,ジョギングしていると(1)(2)(3)になります。ですから,マラソンしていると,風邪引きそうになっても,なんとか跳ね返すというのがよくあります。100kmマラソンとか富士登山競走山頂コースとか完走したことがありますが,確かにスタミナ勝負です。