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電気店店員の敬語について
しばしば電気屋の店員さんが製造メーカーを呼ぶとき、 「東芝さんですと……」 といった風にメーカーに「さんづけ」もしくは「様づけ」したりすると思うのですが、本来の敬語としてはどうなんでしょうか? 取引先ではあるものの、お客様から見れば敬称はちょっとへんなのかな?と考えてしまいます(ぜんぜん不快ではないんですが)。 同じように、(例えば)ローソンの店員さんが道案内するときは 「向かいのセブンイレブンさんを曲がっていただきまして……」 と、競合他店に敬称をつけてしまう傾向があるように思います。 自分も接客の仕事に就いてましてどうしてもそう言ってしまう(言いたくなる)ことがあるのですが、みなさんはどのように対応してるでしょうか? ご意見うかがいたく思います。
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コールセンタの仕事に就いていますが、自社以外の社名をお客様にご案内する際は必ず『東芝様』のように『様』を付けています。 私は特に違和感を感じません。敬称を付けなくて良いのは格下の相手だけではないでしょうか。仮にも社会に出て仕事をしているのであれば、例え取引先で力関係が自社が上であっても、自社以外は敬称を付けるのは最低限のルールだと思います。 ただメーカーの社名として『呼んで』いるのであれば敬称は必須だと思うのですが、ブランド名や製品名の一環として『読んで』いるのであれば、物品に敬称を付ける事になる為、正しい使用方法にはならないでしょう(最初の研修の時、物品に敬語を使わないようにと徹底的に叩き込まれましたので/苦笑)。 有名メーカーは自社名が既にブランド(商標)なので、この辺りの区別が微妙な場合も多いと思いますし、日本語の難しいところですよね。 例えばあなたが取引先の方へ、別の取引先の方を紹介する際、『こちらは○○社の××です』と社外の方を呼び捨てて紹介なさいますか?或いはあなたが取引先の方から社外の方を呼捨てで紹介された際、違和感は感じませんでしょうか?そう云う類いの事だと思いますよ。
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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敬称という感覚はないのでしょうね。 “東芝社製”くらいのいみではないでしょうかね。 はぁご質問者さんと同様不快にも変にも思っていませんでしたが、仮に敬称であるなら、おかしな話でしょうね。 むしろ、お客さんへのやわらかさ、柔和や優しさの効果でもあるのではないでしょうか? 何もつけなくてもいいですが、つけたほうが接客の上でのやわらかさがあるのですね。 「向かいのセブンイレブンさん」という表現についても、同じでしょうね。 厳密という事は、硬い関係と醸成しますでしょうから、時に変なことば表現も合いますね。ありますね。
お礼
回答ありがとうございます。 >お客さんへのやわらかさ、柔和や優しさの効果でもある 私のもやもやを晴らす一番的確なメッセージありがとうございます! 時として日本語の正しさよりも、接客する上での柔らかさを求めてしまうときがあります。
さん=様は上方にも同じ種類の質問があってそれに詳しく答えてあります。 ここでは一言、人(個人)に関係せぬ組織体に様をつけることは誤りであるとだけ言っておきます。 「アキンドの過剰敬語」といえばまとめになります。 店屋や営利会社の従業員の未教養過剰敬語を部外者が真似して広めてはなりません。むしろ 店員にその用法は誤りであると注意してやることが功徳を積むことになりまね(^¥^)。
補足
回答ありがとうございます。 ふたつの意見(敬称賛成・反対)が飛び交っていて勉強になります。 >人(個人)に関係せぬ組織体に様をつけることは誤り ご指摘されて気付いたのですが、そういえば手紙において組織に様づけはしないなと思いました。 うーん……さて、おそらく「国語」として考えれば間違いなんでしょう。 ただ、いろいろな方の意見を見て、私個人としての意見といたしまして、「接客」として考えると「断固間違い」とは言いがたいなと思いました。 なので、 >むしろ店員にその用法は誤りであると注意してやる には少々賛成しかねるところでございます。 (国語としての善し悪しではなく、あくまで個人的感覚としての話です)
何度もすいません、3です。 大型安売り店の店員は出向店員が多くて呉越同舟状態なのでそういう心理が働くのかもしれないですね。 客から見るとひとつの店なので変ですが、店員のそういう事情を知る手掛かりにはなるのかも。
補足
回答ありがとうございます。 わたしは鬱陶しいというほどまで感じませんので(苦笑) ただ、そう感じる方はそう思ってしまっても仕方がないなあとは思います(客としての立場なら、日本語としては確かに「変」ですから)。
へんてこりんだと思います。 客から見れば「同業他社様」に気を使っていただく必要はありません。 社内の会話だけにしていただきたい。 気の使い方がへんてこりんで、鬱陶しい限りです。
ここ国語カテなので、学校的な国語として答えますね。 もし、企業Aに尊敬語をつけたとしたら、それは客に失礼です。 企業Aに尊敬語をつけることによって、 企業A>客=自分 という図式を成立させてしまうので。 「セブンイレブンさんが発売なさっている○○の…」なんて、「なさっている」などをつけちゃったら、失礼です。 「会社どうしで一緒に仕事する」という立場ではなくく、「店員」と「客」ですからね。 ただ、「さん」の場合は微妙ですよね。尊敬語というほどでもないので。 敬語の運用として客に失礼かどうかの土俵では、「微妙」です。 でもその土俵以外の、「普通の日本語としてどうか」と言われたら、さん付けは「変」です。 客だからうんぬんを別にして、メーカー名にさんを付けるのは「間違い」と「変」の間ぐらいの感じ。 でも、何が正しいかというのは時代とともに変わってくるので、本来間違いである「メーカー名にさん付け」も、そういう言葉の運用をする人が多くなって定着してしまえば、「許容」になり、やがてそれが「正しい」に変わります。 現状では、まあお客さんに向かって「東芝様」「セブンイレブン様」と言うのだけはやめておいた方がいいかなというところでしょうか…。
お礼
回答ありがとうございます。 >「店員」と「客」ですからね その立場になると「さんづけは客に失礼」というのが正しい日本語の解釈ですよね。 >何が正しいかというのは時代とともに変わってくるので そうですよね……ともすると、さも当たり前に「さんづけが許容される現代」ですから、間違いと断定するのは早計かもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 >自社以外の社名をお客様にご案内する際は必ず『東芝様』のように『様』を これを徹底していれば間違いはないのでしょうね。 ただ、『ソニー様』『シャープ様』……という様づけ連呼は客の立場としてはちょっと堅いなあと、思わなくもないです。 >有名メーカーは自社名が既にブランド(商標)なので このあたりがおそらく微妙な違和感を生むのかと思います。