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米ぬかで堆肥を作る場合の農薬
枯葉と米ぬかで堆肥を作りたいのですが、 ヌカには結構農薬が残っているということを聞きます。 農薬の無い畑作りをしようと思っていたので躊躇しています。 ヌカに含まれる農薬は、やはり出来る野菜にも含まれてしまうのでしょうか?
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結論:減農薬から無農薬の農業、家庭菜園には米ぬか堆肥は貴重な手法です。ぜひ、挑戦してください。 (1)現在、減農薬で米作りに努めている事例での農薬の概要です。除草剤や病気発生では最低限の利用に徹しています。 http://www.farm-hashimoto.com/hp1/nouyaku.htm (2)収穫前に農薬を散布する状況が最近まで見られましたが、何のためにしていたか。それは斑点米があれば品質が悪いと評価されるためで、カメムシ防除の農薬散布でした。斑点米の多少による等級(価格)決定には、当然ですが異論もあります。 http://www.actio.gr.jp/2008/12/06062133.html (3)米生産では、減農薬栽培も推奨されており、過剰な農薬散布は幾分でも少なくなっております。同時に、残留性の弱い農薬が開発、販売され、強力な半面、残留性が強い農薬は販売、利用されておりません。時々輸入米に例外がありますが。 http://www.jcpa.or.jp/user/usage/environment/index.html (4)利用された農薬は、短時間で効力は無くなります。1週後の検査では検出限界以下を示す農薬が大半です。 http://www.ei-net.ne.jp/eschool/sankou/07.html 玄米の分析で <0.001ppmなどと表示してあるものが、ガスクロ、液クロなど高性能分析機器の検出限界以下であることを示しております。 (5)米ぬかに農薬が溜りやすいと主張した人の意見は、今も同じか? 農薬は油に溶けやすく水に溶けにくいことから、油が多いコメの胚芽(米ぬか)には農薬が多いと警告した人が多くいます。その真相は、 http://food.kenji.ne.jp/review/review291.html 結論としては、残留農薬が米ぬかに集積する可能性は否定できないが、測定しても予想値以下であるらしい。 以前とは異なり、農薬の残留性は弱まり、使用度も下がっており、米ぬかに含まれる農薬は危険濃度まで至っていないと思われますし、国内産では危険な数値も公表されておりません。 さらに、堆肥化処理は約3ヶ月の分解過程が伴うため、出来上がった堆肥中の農薬は微生物により分解し、土壌への施用でさらに分解されます。結果的に土壌中で、検出限界以下になると思われます。以上の筋書きから、米ぬかを施用した植物(作物)体が残留農薬を蓄積する可能性は少なく、検出限界以下になることからも、蓄積もないと思います。むしろ、私たちが飲む水や呼吸する空気に含まれる農薬が、無害とはいえ季節によっては多いかもしれません。 追記:水田が近接していれば、無農薬の畑など維持できません。適正な農薬施用は食糧生産に必要で、これも人類の知恵とご理解ください。しかし、季節はずれのキャベツ、ブロッコリー、トマト、春の白菜などには100%農薬が使われておりますので、少しやりすぎと感じております。身近な資材を活用して、理想を実現してください。
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- dondoko4
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化学肥料にも混入されていますけど。 無農薬は手間がかかります。害虫の活動は昼夜問わず。それに鳥や野生動物が狙っています。気候の変化も注意しなければなりません。 一日中離れられません。それに虫が付いたらその都度除去しなければなりません。手間がかかります。 趣味程度では、とてもとても
お礼
実は数年前から枯葉と米ぬかで堆肥を作っていたのですが、その当時は米ぬかの残量農薬の事など気にとめず、精米所でもらっていました。 ところがある時、ぬか床を作ろうとしてネットで色々と調べていると、米ぬかの残量農薬の記載が多くあることに気がつきました。 それでもしかしたら、堆肥作りにもにも影響があるのではと思い、無農薬米ぬかの購入を検討したのですが、金額負担が大きくなるので思案していました。 でも、fumi26さんの意見を伺って安心いたしました。 本当に有り難うございました。