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肥料作りについて(米ぬか、牛糞、使用済油)
野菜作り 初心者です。 畑に石灰をまいて1週間後に 牛糞、 そしてさらに1週間後に米ぬかを撒いた 畑作りをしています。 最近 ネットでみたのですが石灰をまいた1週間後に発酵させた牛糞と古い油 そして 米ぬかを混ぜたものをいれるといいという情報をみました。 牛糞と米ぬかは一緒に入れない方がいいと思っていたのですが。 古い油を入れることにより この3つが混ざり合って良い有機肥料になるのでしょうか。 ネットには さらに詳しい情報はなかったのですが ご指導いただけますと嬉しいです。 よろしくお願いいたします。
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- Natt
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昨日、回答を投稿した者です。 その際、自分の認識を書いたのですが、気になって少しつっこんで調べてみました。 すると、昨日書いたもので一部誤りがあったので、訂正してお詫びいたします。 昨日の回答では、油は成分が強すぎる、とありましたがこれは誤りでした。 近年、流通している食用油などは、油としての純度が非常に高く、肥料成分などはほとんど含まれていないとのことです。 つまり油を搾る過程で、窒素・リン酸・カリなどはすべて「油粕」と分離しています。 それでも使用済み油を畑に直接入れるのは、良くないということも再確認できました。 油が水をはじくため、作物の根っこに油の成分が付着すると水分を吸収できなくなる可能性があるとのことです。 同時に畑の保水性が低下し、土作りの悪影響が出てしまうとのことです。 また、他の成分と結合することで固形化することもあるそうです。 (土の中で石鹼のようになってしまったり、ヘドロ状になってしまうこともあるみたいです) そのため使用済み油を畑に入れる際は、やはり発酵させてから、というのが基本。 直接、古い油を入れることは避けたほうが良さそうです。
- Natt
- ベストアンサー率55% (107/193)
こうした土作りについては、様々な考え方があり、これが正解、とはなかなか言い切れませんが。 自分ならこの、石灰→牛糞・古い油・米ぬか、はやりませんね。 まず、牛糞と米ぬかをなぜ一緒に混ぜるといけないのか。 その理由は、土中で分解が早まってしまうからです。 牛糞の役割としては、堆肥として長くとどまって通気性・排水性を改善してもらいたいこと。 それに加え、徐々に分解することでダラダラと長期にわたって肥料成分を放出してもたい、といったところでしょうか。 しかし米ぬかは最近のエサとなり、まくことで土中の最近が一気に増殖します。 そのため牛糞と一緒にまくと、牛糞の分解も一気に進み、堆肥としての役割をはたせる期間が短くなります。 そのため牛糞・米ぬかを併用するなら、牛糞を入れ少しずつ土に馴染んだあと、米ぬか投入が正しいと思います。 しかしここに古い油を入れるとなると、話は変わってきます。 古い油、いわゆる使用済みの油は、それ自体はかなり強い成分を持っています。 そのため直接植物にかけたりすると、枯らしてしまうこともあります。 アブラムシ退治などで食用油を利用する際は、少量を霧吹きなどで使います。 では古い油を土作りに利用できないか、というとそうではありません。 直接古い油を土にまくのではなく、やはり一度発酵させることで、良質の肥料・堆肥化させることができます。 米ぬかに使用済み脂を混ぜ、そこに好みに応じた有機肥料、油粕や鶏糞、骨粉などを混ぜ、発酵させます。 いわゆる「ぼかし肥料」とします。 そうすることで、牛糞などと併用することも可能になります。 単に油と米ぬかだけだと、窒素やリン酸が強く、カリが少ないので、そのあたりは副材料で調整といったところでしょうか。 ただし、発酵させず同時混入だと、やはり一気に発酵が進み、牛糞の効果が短くなり、成分が強く出て逆効果になってしまいそうです。 あくまでも牛糞は堆肥、米ぬか・使用済み油は肥料なので、使い分けをしたほうが良いかと思います。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6877/20339)
古い油というより 油かすのことではないでしょうか。 油かすとは油を搾ったあとの残り物です。発酵を促す効果があります。 ネットの情報というものは それに信頼性があるかどうか見極めることができないと間違いの素です。 拡散情報というものではなくその元記事で専門家が書いたものでないと信頼性は低いでしょう。 you tube にもいい情報がたくさんあります。 例 https://www.youtube.com/watch?v=GHKqN4nkccM ご自分の土地の状態と なにを作りたいのか ということも重要です。
- tootattatato
- ベストアンサー率34% (109/318)
肥料づくり、なんて書かれるから化学肥料の合成でも企んでるのかと訝しんでしまいました汗 土作り ですよね、正しくは。 形式的なことかも知れませんけど、言葉選びは大事だと思います。 その辺からキチンと勉強した方が良いです。安易にネットに頼らず、順を追って段階的に説明してある本の一冊でも買ってちゃんと学んだ方がいい。 家畜糞の対比って一口に言っても、その熟成の度合いで施すタイミングもけっこう変わるんです。未熟な堆肥を施すタイミングを誤ると、発酵熱で作物がやられることよあります。 一口に堆肥といっても、それだけ品質差もあり、そういうのは店頭で品質表示を見比べて判断するとか、十把一絡げに語れない難しさもあるのです。 ネット上で得た付け焼き刃の知識だけで臨むのは、失礼ながら横着ってもんです。 腰を据えてキチンと勉強してください。 では、ごきげんよう。
- iyonohanamuko
- ベストアンサー率54% (6740/12373)
石灰を撒くのは土壌のpH値を調整し、中性にすることを目的としています。 古い油は基本的に使用しないかと存じます。おそらく分解しにくかったりするのが原因でしょうけど、米ぬかと混ぜることにより分解促進につながるのだと思います。 牛糞を混ぜるのも発酵促進されるのでしょうね。 いずれにしても、古い油を使用するケースであり、あまりおすすめではないと思います。 米ぬかと牛糞は同じタイミングでも良いとは思いますが、植え付けは1週間あけないと肥料焼けしますのでご注意ください。 また、肥料も粉末状や粒状もあります。それぞれメリット・デメリットも存在しますし、土壌に適しているかどうか、日当たりや環境も影響してきますのでタイミングも重要です。ちなみに石灰は蛎殻石灰(サンライム)を強くおすすめします。 ご自身の環境に適した肥料撒きを見つけ出されるのが一番確実な方法です。