• 締切済み

新銀行東京の清算とは、具体的に何をさすのですか?

新銀行東京の問題が取り沙汰される中で、よく清算すべきだと言われていますが「清算」とは具体的に何をさすのでしょうか? 東京都が直接経営しているわけではないので、倒産させることは出来ないと思いますが大株主ではあるので、保有株を全て売却して手を切るということなのでしょうか? また、その「清算」は現実に可能なのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • denden321
  • ベストアンサー率27% (88/322)
回答No.2

預金に関しては、各銀行が預金残高に応じて預金保険機構に対し、 保険料を払っているので、直接都に請求は来ません。 ただ、預金残高が3410億円なので全部ペイオフ対象となると それだけの保険料があるのかちょっと心配なので先ほどの 回答のような書き方になってしまったということです。 でも何だかんだ言って新銀行東京の場合だと 有価証券とコールローンをあわせ2890億円あり、 総資産が5154億円だから意外と資産の処分がスムーズに 行なわれる(資産の価値を損なわずに現金化が可能)かもしれませんね。 まぁ、貸付に関してはかなり厳しくみないといけないけど…  建て直しに失敗すれば、さらなる税金の投入かあるいは本当に 「清算」させるかしかないだろうね。  >今のような状態の新銀行東京を、株式会社を買い取ってまで >引き継ぐメリットは現実にあるのでしょうか?  銀行免許くらいしか有望な資産はないですね。  経営権を握るくらいの出資をする場合には、何らかの  チェックがあるのかもしれないのでこれも簡単ではないですね。

razuz
質問者

お礼

なるほど。では経営状態が好転する見込みがない限りは、さらなる都民負担を防ぐために、新銀行東京の清算を主張するのは、妥当ということですね。 よくわかりました。ありがとうございました。

  • denden321
  • ベストアンサー率27% (88/322)
回答No.1

清算というと「倒産」を意味しますが、口で「清算」させるというのは 簡単ですが実際に行なうとなるとちょっと難しいですね。 一般の銀行を潰すとなると 預金の6割以上は貸付に回っていますから 預金者への預金の返還がスムーズに行なわれないし、 融資先企業の資金調達、決済などで多大な影響を及ぼします。 新銀行東京の場合だと、貸付金額が1575億円。大都会東京で この数字だとあまり大きな金額とは言えないと思う。 それでも「清算」するなら都として何らかの緊急融資体制は 用意しておくべきだが… 新銀行東京の預金者へ預金の返還は 新銀行が保有する有価証券とコールローンで大体カバーできるから それほど難しい問題にはならないと思う。 (まったく影響がないということではないですが…) ただ、「清算」手続きに入ってからも債権回収にはそれなりに費用が かかる訳で、それならどこかの他の銀行に株を売って 経営を引き継いでもらった方が得というのが普通の考えです。

razuz
質問者

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。 ちなみに、頂戴したご回答を基に新たな疑問が浮かんだのですが 東京都は、株を売却して新銀行東京の経営を引き継いでもらわない限り 清算して(倒産させて)預金者に預金を変換する場合も、建て直しに失敗して 追加で融資を必要とする場合も、どちらにしてもさらに都税をつぎ込む リスクをはらんでいるという認識でよろしいでしょうか? また他の銀行にとって、今のような状態の新銀行東京を、株式会社を買い取ってまで引き継ぐメリットは現実にあるのでしょうか? もしよろしければご教授ください。