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大学受験失敗の子供への対処
高3の男子の母です。受験したすべての大学に落ち、現在後期試験の結果待ちです。(受かっても行くつもりはないそうです)一般大と美大かけもち受験でどっちつかずになってしまったのが失敗の原因かとも思います。今は嘆いて恨み言を言うだけで寝てすごしています。子供はまじめで非社交的、思い込みの強い、何事にもネガティブな見方をするタイプです。私の過保護(何でも先回りする)も一因なのかと思います。 今後の進路も決めなくてはと思うのですが、自分から言い出すまで何もいわず放っておいた方がよいのか、それとも何かアドバイスをしたほうがよいのか分からずにいます。 どうかお答え、よろしくお願いします。
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私の高3のときと非常によく似ています。 私も、行きたかった国立大学に前期後期とも不合格となり、いちおうは滑り止めの大学に合格したのでなんとなく入学手続きをしました。が、それから入学式までその大学に行く気持ちになれず、そのまま中退手続きして自宅浪人し大学へ入学しました。 私のケースをできる限り記させていただきますが・・ ●失敗の原因 ・目的(志望大学)が不明瞭 前期と後期で異なる学部を志望するなど、「どっちつかず」でした。 が、これは親の責任ではなく私の責任です。 ・親が非協力的 実は前期受験の大学は地元の大学でなかったのですが、親はそれにきつく反対していました。何とか受験までこぎつけたものの、親は納得がいっておらず、その雰囲気は受験まで続き、当時精神的に未熟だった私はなかなか勉強に集中できず少し辛かったです。 自分が今、親の立場で思うのですが、家族の気持ちは周囲に伝播するものだと。自分が親だったらもっと一緒になって解決策考案の支援をしていたと思います。もちろん解決策を考えるのは真の当事者である子供自身なので、そのフィールドには入らないようにケアします。(つまりこれは自分が子供のときそうしてもらいたかったとも言えます) ・学力不足 もちろんこれは当てはまりますが、上記の2つの理由で勉強に集中できなかったのは事実です。 ●不合格後 特に反省もせずふてくされてました。それこそ、毎日昼過ぎまで寝て、なんとなくご飯だけ食べていたような、そんな生活でした。親はそんな私に厳しかったです。それは当然のこととしても、親も滑り止めの大学に「行った方がいい」と言ったり「このレベルしか行けないのは恥ずかしい」と言ったり、かなりパニックでした。今思えば、親にしても未曾有の事態で、どうしていいかわからなかったのかもしれません。その意味では親も未熟だったと思います。 さすがにずっとふてくされているのも疲れてきたので、冷静に「そろそろ勉強しないと」「次の志望はどうするか」「予備校に行きたいな」とか考えだしました。不合格通知からここまで約10日です。次の志望について親に言いましたが、地元外の大学であり反対を受け、予備校もその地元以外の大学を目指すコースに行くと言うと、これも反対。結局未熟だった私は「それならもういい」と自宅浪人しました。(今思えば、もっとしたたかにやればよかったのですが。)で、それからは毎日図書館に行って独学+ラジオ講座で勉強してました。 ~~ ⇒つまりは ふてくされてまだ数日なら、いいのかと思います。これが10日以上、ずーっと続くなら、問題ですが、今はおそらく「現実を受け入れられず逃避の毎日」なのかと。不合格のときにたぶん世界が揺れた感覚に陥ってしまい、まだ揺れているのと。でも、揺れはいつかは安定します。今はそれを待つほかないのかと思います。変に「過保護」にフィールドを越えようとすると、違う方向に行く恐れがあります。 親としては「今後のことだが、まぁ何か相談とかしたくなったら来なさい」くらいでいいのではないでしょうか。変に親がオドオドしたり反省したりすると、極論、本人の学歴設計にまで影響するかもです。ここは「過保護」でなく、成長するいいチャンスなので、自分で考えさせるしかない。 ただ気になるのは「どっちつかず」の件です。子どもはまだ自分の将来を選択する勇気がないのかもしれません。自分の可能性を信じたい。もともと特別なオンリーワンでいたい・・確かに、18くらいで美術で行くのかサラリーマンになるのか、という選択は難しいかもしれません。将来の職業のイメージがしっかりあればいいのですが、やはりそんなの無くて普通だと思います。 普通の学部の選択(例えば法と経済、工学と理学 等)なら、どちらであっても職業に大きな差が出るとは思えないですし、受験にも負担にならないでしょう。ただ、芸術系など、専門性の高いとこを目指すのなら、純粋に「受験に不利」としか言いようがありません。デッサンしながら英語や数学も!ピアノのトレーニングしながら国語も!なんて、それこそ「二兎を負うもの~」ですね。(もちろん普通教科の試験もあるでしょうから一概にはいえませんが。)ここをよく考えるようにやんわりいった方がいいかもです。芸術学部建築系と理工学部建築系など、類似性があればいいのですが、ふつうはそうではないでしょう。 こういったことを踏まえてきちんとアドバイスしてくれる人(先生など)がいればいいのでしょうが、実際、塾や学校の先生が人生経験豊富ということは多くないので、 「学部選択である程度は選択をしないとならないが、それをはねのけて自分の人生をデザインする人だって多い」 「まずは現実的に大学・学部は絞らなければならない。でも、人間は二つのことを同時には絶対できないので、ある程度の方向性が合っていれば、いくらでも変えることは可能」 「現実的に、自分の実力と限られた時間でできること・すべきことを考えて行動することが大事」 という意識を、何らかのかたちで諭す必要があります。将来の職業については、転職サイトなどの転職体験記などを見ればヒントが得られるかもしれません。また、芸術系志望なら、その道の会社(例えばデザイン事務所、音楽関連事務所など)のサイトを見て、どういう経歴の人がいるのかを見るのもヒントかもしれません。 つまりは「どっちつかず」にならないように、戦略を練って、手を広げすぎないことが大事です。そこは上手にやんわりと諭してあげてください。 以上ご参考まで。
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- 7515
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20歳息子、2浪の結果、難関の芸術学部に入りました。小さい頃から塾や予備校に行った事が無いです。(経済的に無理)高3の時に難関大学を1つ受け落ち、1年半ほとんど勉強せず、色々な事をしたり、将来の事を考えたりで勉強をする気になれなかった様です。去年の9月頃から今年の1月まで難関大学を目指し勉強をしていました。1ヶ月ぐらい一般大と美大かけもちでどっちつかずになっていましたがやはり親の為に大学に行くのではなく、自分のやりたい事が出来る学校に行きたいと進路変更をしました。子供から聞かれればアドバイスをしていましたが、親は見守るだけでした。良く頑張ってるね、身体に気をつけてねなど声をかけ、食事に気をつけるぐらいしか親に出来ることはありません。何もいわず放っておくのではなく、暖かく見守るのです。親も苦しいとは思いますが、本人の為の試練です。乗り越えれば強くなります。頑張って下さい。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。おかげさまでだいぶ元気になり、自分で美術関係の専門学校を探すなど、いろいろ考え始めたようです。暖かく見守る、という言葉を常に心に留め置きたいと思います。ありがとうございました。
- joqr
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>一般大と美大かけもち受験でどっちつかずになってしまったのが失敗の原因かとも思います そ言う自分への慰めを親が持っちゃいけませんよ 現実を見ていない親が一番問題です >私の過保護(何でも先回りする 所詮子供です 親が、根回しするのは悪いことではありません しかし、それが子供にばればれであったり、恩着せがましくしたら最悪でしょう 「お母さんに任せておいて。お母さんがちゃんとしてあげるから」これは、もう最悪の母親でしょう こんな母親から、自立心のある子供が育つわけないと思います >まじめで非社交的、 そんな性格っているんですか? 臆病で、怖がり、自分が一番大事なんだと思います >今は嘆いて恨み言を言うだけで寝てすごしています 小学生みたいですね 多分そのくらいの精神レベルなんだと思います >自分から言い出すまで何もいわず放っておいた方がよいのか すべての結果が出るまでは、待ちも仕方ないでしょう >それとも何かアドバイスをしたほうがよいのか 毎朝きちんと起きて、ご飯を食べることだけは殴ってもさせましょう 女の腐ったのみたいに女々しくビィビィしてたって 何も変わりませんから どこかに受かったら、そこへ行くべきでしょう 1年頑張って、編入しても良いわけですから 第1志望が絞れなかった時点で、すでにその大学へ行く意味も 気持ちもなかったのだと判断された方が気持ちを切り替えやすいです まじめに受験していれば、合格不合格はおよそわかるものです ダメもとで受ける受験なんて、その程度のものです 落ちるのは当然と思っても、間違いではありません 過保護を自称する割には、結局余計な手だしになったことを もう一度振り返った方が良いかもしれません 私は、講師や、塾の学長などと、個人的なところで色々と情報を得ながら子供の勉強の進め方を相談して、常に安全圏をキープするような体制を取り続けました 塾でのことを聞きながら、家での学習や生活態度も意見を交換しながら合格までのレールの引き方を工夫しましたよ 結局は本人の努力以外に合格の道は無いのですから、周りはそのために必要な環境を整えることに精いっぱい頑張ればいいと思います だから、家で勉強してるかしてないかは、全然言いませんでした 必要なことは、講師が直接説得力ある言葉で伝えてくれますので(伝えるだけじゃなくて、具体的な行動もサポートしてくれる)定期的な報告を受けるだけで子供の状態は常に把握していました 来年もう一度チャンスを与えるのなら、 ・金銭的な面のでのサポートは心配しなくていい!!! ・去年のことは忘れましょう!!! ・去年やったことは無駄ではないのだから、今年はさらなる高みを目指 し志望校を絞ること!!! ・夜型にはならないこと!!! ・毎日お風呂に入ること!!! ・毎朝7時に起きて、ゴミ捨ての当番を欠かさないこと!!! (こんな習慣づけって、結構大事ですよ。難しいことでなくていいから、毎日続けられる習慣がすべての基礎になります) ・親は、去年のことは一切口にしない。文句を言ったら、1回罰金3000円 頑張ってください
お礼
耳の痛いことばかりです。具体的なアドバイスありがとうございます。できるところからやってみます。
>一般大と美大かけもち受験でどっちつかずになってしまったのが失敗の原因かとも思います。 お母さんにしてみれば、美大か一般大かだけでも決めて、目標設定をして、1年がむしゃらに頑張って、結果がどうあろうとも、受かった大学に決めてほしい。早くそのスタートを切ってほしい。というあたりが本音でしょうか? 至極まっとうな考え方だと思います。ただ、それを本人が決心しないといけないわけでして。本来なら不貞腐れてないで、そろそろ決心する時期なのですが、 >私の過保護(何でも先回りする)も一因なのかと思います。 >今は嘆いて恨み言を言うだけで寝てすごしています。 これですよね。 まずは、気分転換。卒業式が済んでいるなら、2-3日旅にでも出したらいかがですか?それと部屋の片付け。掃除をすると心も掃除が出来ますよ。 親としては、いいたい事はたくさんあります。でも、もう子どもには充分分かっているのではないですか、親の考えは。あとは、本人に選ばせるだけです。 親としては、衣食住+学費、子どもに保障できる年数と金額だけ明らかにして、何年か後には、親の援助なしで暮らしていかなければならないことだけ言っておけば良いのではないですか?勿論、相談にはいつでも乗るよと。 余談ですが、私が子育てをしていたとき、理想として、 18歳、高校卒業時点で、1000万なり2000万なり、独立資金を持たせて、大学に行こうが、世界放浪にでようが、会社を興そうが、自分の好きなように生きていきなさい、と言えるだけの社会性や自立心を持った子どもに育てたかったです。(これは折にふれて子ども本人にも話してました) 現実は、部活や勉強に明け暮れて、とても社会で一本立ちできるところまで行けません。ご飯一つまともに作れないですし、親以外にアパート一つ借りる保証人を見つける力もありません。 結局、親掛かりで大学生活をするという平凡な子育てになってしまいました。子どもの出来が悪いのか、親の出来が悪いのか。子どもに言わせると、親がそうさせてくれなかったといいますし、現実それだけのまとまったお金を用意できそうになかったのも事実です。 ただ、一つ良かったことは、そういう考えがあったので、子どもの進路について親が必要以上に口を挟まなかったこと、子どもは自分で考えるのが当たり前だと思っていたことです。 親離れ、子離れは、いつかはしないといけないのですよ。遅くなればなるほど、子どもは成長できません。親はセイフティーネットしか出来ないのですよ。
お礼
考えてみたら現実的な進路について考えたことはあっても、理想は持っていませんでした。「平凡な子育て」とありますが、平凡ってすばらしいことだと思います。いまさら遅いかもしれませんが少し突き放してみます。ありがとうございました。
- z_574625
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3月中ならまだ間に合う進路もあると思いますし、 予備校に行くにしても今月中には手続きをしないといけませんので、 なるべく早く、今後のことを話し合うべきでしょう。 今後はどうするのか? 何かやりたいことがあるなら、できる限り支えるから、 何かやりたいなら言ってみろ。 という形で、決定権は本人に持たせつつ、 親は、何があってもそれを全力で支えるという姿勢を見せてやればいいと思います。 裕福でなければ、家庭の経済事情などを話して、 決して楽ではないけど、それでも全力で支えると、 親の苦労をさりげなく見せるのもいいかもしれません。 でも、今まで過保護であったなら、 このまま放置しておいて、 予備校にさえ入れない状況になってみるのも、 それはそれでいいクスリかもしれませんよ。
お礼
今どうしたいのか、よく考えるように話しました。学校について少しづつ調べ始めたようです。見守ってみます。ありがとうございました。
お礼
大変参考になりました。親の気持ちが伝播・・とありましたがこちらに投稿したことで、落ち込んでいた気持ちがだいぶ軽くなりました。先ほど帰宅したら、私の留守中に専門学校のパンフを眺めて願書を書いていたようで「ふてくされ」から少し変化してきたようです。まだご指摘の「揺れ」(言動をみているとまさにその状態です)は続くのかもしれませんが、どっしり構えて本人の決断を待ってみます。deck_hiromiさんの実体験に基づくアドバイスには本当に救われた思いで、何度も読みました。ありがとうございました。