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白州次郎
逸話を教えて下さい。 また、GHQと戦えた唯一の人だったって本当ですか?
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- Rose-quartz
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NHKの「その時歴史が動いた」を見て 「白州次郎 占領を背負った男」北 康利 を読みました。 GHQに言いたい事をいえたのは、イギリス留学経験が大きかったようです。 イギリスから見るとアメリカは、歴史に浅い目下の国扱い そこで過ごし、ブリティッシュイングリッシュを話す白州 敗戦した途端に、媚びへつらう日本人達の中に居て 白州次郎は異色の存在だったようです。 ノブレス・オブリジ(社会的責任を持つ者は、それゆえの責任を有する)はイギリス留学で学んだ考え方で 次郎の口癖は「人間は地位が上がれば上がるほど“役得”を捨てて“役損”を考えろ」 上の役職に付いて何が得をしようなどともってのほかだと言うそうです。 本にあった、次郎の言動は次のような感じです 次郎とダレスは会談で大喧嘩 次郎「戦争は悪だ!戦力を放棄して軍隊を持つなと日本を教育したのは米国だ いまさら軍備増強しろとはよく言えますね」 ダレス「そこをなんとかするのが君たちの役目。このまま占領したままで好いのか?」 次郎「今度政府が国民の信頼を失ったら、赤化しますよ。それでもいいんですか!」 敗戦国の分際でつべこべ言うなと言ってきたダレスに、日本が赤化してもいいのか?と脅す A・フィアリーと次郎の会談 「沖縄と小笠原両島をアメリカが領有するなどというのはとんだ過ちだ! 講和条約を結んだってそんなことをしたら何にもならない。 将来に渡って日本はアメリカに対して恨みを持ち続けるだろう。それでもいいのか!」 「繰り返すようだが、もしこれらの領土が帰ってこなかったら 私自身や高等教育を受けた人だけではない、 日本人は一丸となって米国を敵対視する事になる。これだけは覚えておいてくれ」 吉田や次郎は占領状態の回復を最優先に考えたのであって、 アメリカに安全保障してもらいたいがためにこの条約を結んだわけではなかった。 【講和条約受諾演説】 演説の二日前、「演説草案に目を通してくれたか?」と吉田から次郎へ電話。 「晴れ舞台ではないですが、お好きにやられたら良いじゃないですか」 「そう言わずに見てくれ」外務省の自由にさせてやろうと思っていたが見ることになる。 一目見るなり、英文に渋面、GHQに媚びた内容に激怒!「何だこれは書き直しだ!」 草案を持ってこさせ「Give it to me!(渡せ!)」頭に血が上ると英語になる チャイナタウンで急ぎ和紙を購入、毛筆で書く。 後半部分を中心に書き直しをさせ、挑発的な文章を入れている。 <奄美大島、琉球諸島、小笠原諸島の返還にてついて言及させた> 「GHQを刺激するから触れるなだと。バカヤロー!冗談を言うな」と一喝 (小笠原諸島や沖縄の人々の気持ちになってみろ!)
- k-josui
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お礼
>吉田や次郎は占領状態の回復を最優先に考えたのであって、 >アメリカに安全保障してもらいたいがためにこの条約を結んだわけで>はなかった。 >「GHQを刺激するから触れるなだと。バカヤロー!冗談を言うな」>と一喝 >(小笠原諸島や沖縄の人々の気持ちになってみろ!) 気持ち良いですね。
補足
>敗戦国の分際でつべこべ言うなと言ってきたダレスに、日本が赤化し>てもいいのか?と脅す 2009.2月に白州次郎のドラマするためか、福岡と東京のNHKに実弾が送られた。 赤報隊。 その為だろう。