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白洲次郎の生き方の魅力

ここ何年、白洲次郎と言う方がメディアに登場し、とてもカッコいい男と言う趣旨の キャッチフレーズがついているのを見かけます。 特に、30代(青・壮年期)~50代(熟年期)の幅広い世代に人気とのこと。 そこで白洲さんの登場する雑誌をかいつまんで読んでみた所、 ・政財界に縁故のある資産家の家に生まれ少年時代は不良 ・青年期は海外留学と海外勤務を経験 ・壮年期は田舎に疎開隠遁し農業を体験 ・壮年期~熟年期は政治家の右腕として活躍 ・商社や大会社の経営陣に縁故(?)就任 ・車好きで少年時代から外車を乗り回すのが趣味 などなど・・・とあります。 平成の今でも資産と人脈に恵まれた財界人の師弟、人脈に優れた政界の姻戚関係者なら 似たような履歴・経歴の方は確実に存在するはずですが、かれらがカッコいいと いわているとは思えません。 彼の生き方といっても、風のように気ままと言う記載が数多く見受けられますが、 それに対してプリンシプルが何とかといっても、彼の何に一貫性があるのか わかりません。 また、私のような凡人にはカウントリー・ジェントルマンと言うと、 白洲次郎ではなく、水戸の黄門様をイメージすることしかできません。 現代の世の人々の白洲次郎さんの人柄、生き方に感じる魅力ってなんなんでしょうか? 読解力の無い一庶民の私では在りますが、よろしくお願いします。

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noname#107814
noname#107814
回答No.3

おしゃれで育ちがよく、英語ペラペラでグローバルな視野をもっていながら、日本の片田舎で家庭菜園など作ってロハスに生きる…というそのライフスタイルが、現代、最先端でクールとされているライフスタイル(エコ、ロハス、グローバルでおしゃれ)と絶妙にマッチし、突如人気爆発したのでしょう。 (例えばバブルの80年代だったら、当時理想とされたライフスタイルが違うので、話題にならなかったと思います。) それに、「あの時代」に「こういう人がいた」、というところが魅力なのではないでしょうか? ああいう人が現代にいても、なんら面白みはありません。 でも、あんな現代人チックな時代を先取りした人が、「昭和初期」にいた…という事実がおもしろいのだと思います。 私も、あの時代の人なんて、国民全員一丸となって「ほしがりません勝つまでは」状態だと思っていたので新鮮でした。 あれだけ不毛で日本全体が貧乏だった時代に生きながら、それをまったく感じさせない華やかな経歴とライフスタイル…というだけでも興味をそそります。 奥様もそうですが、古い伝統的な日本的精神と西洋の文化がひとりの人間の中で融合しているところも、見ていておもしろいです。自分のルーツについて考えさせられます。 まあ、でも、人気の主な源は「エコ、ロハス、グローバルでおしゃれ」だと思います。

Ivane
質問者

お礼

こんばんは。 >「エコ、ロハス、グローバルでおしゃれ」 顔もなかなか整っていて小奇麗なおじ様ですね。確かに花があります。私は貧乏ながらスーツに気を配るほうですが、戦中戦後の彼の写真をみると、着ているブレザーやスーツは相当な高級品だと思うんですよ。古典的でベーシックなデザインだけど作りがしっかりしているので現代でも通用すると思います。仮に当時の彼が、ふと現代の軽井沢銀座に現れたとしても違和感がないと思います。 クールな彼が田舎の農村を歩いくなんて、当て継ぎだれけの木綿の作業着しかない農民からすれば、相当奇異だったでしょう。 確かに当時の世相からしても農村環境からしても、かなり浮いた存在なはずですが、私達のような凡人真似できないからこそ脚光をあびているんですね。私もロハスな生活に憧れますが、教養と資金の両面に過分な問題があるので諦めております・・・。 ご回答有難うございました。

Ivane
質問者

補足

ご回答有難うございました。ここを借りて皆さんに再度お礼いたします。白洲次郎については、世代や人生観の違いによって受ける印象が違うのかもしれません。皆さんのご回答でおおよそなぜ彼が時代に受け入れられているのかわかってきました。もう少し彼についての著作を読んでみたいと思います。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#113957
noname#113957
回答No.2

色んな魅力はあるでしょうが、コネを使っての徴兵逃れで色あせます。 共産党員は主義で懲役拒否して投獄。 伯父達は外地で戦い、一人はレイテ島で戦死。 父も志願兵として戦った。 白州がコネで配置の優遇ならまだましでしたが。

Ivane
質問者

お礼

こんばんは。 一応白洲次郎さんの本を買ってみたのはいいのですが、まだザッと目を通したくらいですが、ゲ!!、コネ使って徴兵逃れしてたんですか!?プリンシプルを座右の銘にして活きておられたと言うかたがイヤハヤ・・・。 当時に限らず、今の政界や財界では、縁故や姻戚関係で人事が決まってしまうという不条理が蔓延しています。そういう現実を踏まえて彼を見詰めると、それほどの人じゃなかったんじゃない?って思ってしまいます。どちらかと言うと、ブローカー的な臭いが・・・。 私も戦死された方々の幾多の苦渋苦労に思いをはせ、安らかな眠りを祈るばかりです。ご回答ありがとうございました。

noname#83348
noname#83348
回答No.1

>現代の世の人々の白洲次郎さんの人柄、生き方に感じる魅力ってなんなんでしょうか? 田舎者の凡人の貧乏人では無い部分が素敵ですね。 兵庫県の芦屋の裕福な家庭で生まれ育って旧制中学からそのままイギリスへ留学です。それも私費です。 当時の生活レベルから考えると想像もできほどのお坊ちゃまです。 貧乏人では逆立ちしてもそんな部分は理解できないでしょうね。

Ivane
質問者

お礼

こんばんは。最近は白洲次郎さんにかんした書籍が本当に多いのでビックリします。 私もどんな御仁かと思いその中の一冊を買って写真を見たところ、なかなかおしゃれなおじ様ではないですか!白洲さんは芦屋生まれだったんですか・・・その時点でセレブの最低条件を満たしています。田舎生まれの私からすれば、逆立ちしようが清水の舞台から飛び降りようが、所詮雲の上の人。庶民からすれば雲の上の人だからこそ魅力的なんですね。セレブ的アイドルってとこでしょうか。ご回答有難うございました。

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