なぜ日本国はお金の又貸しをできるの？

質問

日本は累積の借金が膨大なのに、なぜアメリカの国債を買っているのですか？
子供たちには「本の又貸しはいけないよ」と教えているのに、なぜ国はお金を「又貸し」するのでしょうか、その理由が知りたいです。

回答No.2

gurappu · ベストアンサー

No,1の者です
IMFに米国債を貸し出す、ということですね。IMFは米国債を担保に資金の調達を行うわけです。日本が米国債を現金化をしようとしてもアメリカ側は渋るでしょう。ドル安に拍車がかかります。外貨準備金として保有しているので予算とも関係ありません。そのため日本としては米国債を手元に置いておくぐらいしか方法がないわけです。しかし、今回のようにIMFに貸してしまえば、アメリカ側もNOとは言えないですし、IMFはお金に対しては厳しい機関ですので、貸し付けた国に対してはしっかり取り立てもします。手元に置くより利息もつきますしね。それでいくつかの国家が救えるのですから、良い案です。そして後で返してもらえば良いのです。

日本の借金については、円建ての借金ですので、お金を刷れば減らすことは可能です。インフレの確立も日本は少ないですしね。

回答No.5

DDRSDRAM

まず、日本がアメリカに対して貿易黒字というのが一点、円高防止の為替介入の名残が一点で、大量の外貨を保有しています。あまった外貨でアメリカ国債を買っているというのが現実です。
　各国が貿易をする際に輸入するためには相手国の通貨が基本的に必要です。このため政府(中央銀行)は一定量の外貨を保有しています。
世界的には、ドルが決済通貨として使われることが多いので、ドルを輸入に必要な分だけ保有するのが普通です。ところが、日本の場合は貿易黒字が常態化してるので、輸入と輸出を清算するとドルがどんどん増えてゆきます。普通は、一定以上の外貨は売り払えばいいのですがそれをすると円高になってしまいます。更に、円高防止の為替介入で政府が保有するドルは増えることがあっても減ることはありません。このドルは円高防止のために使いたくても使えないドルになっています。現金で持っていても利息がつかないのでアメリカ国債を買っているだけです。最近は派手な為替介入をしてないので、国債保有量は若干減っています。
　ちなみに、中国も貿易黒字で外貨を大量に保有していますがリスクの多い株式や金融債券も大量に保有し大損しています。日本のような慎重さはありません。

回答No.4

ryuken_dec

外貨を持ってリスク分散効果があります。
また、あまり戦争が無く安定している世界が良いように、為替相場についてもある程度の安定はいいことです。(固定性まで行くと弊害が大きい)

＞子供たちには「本の又貸しはいけないよ」と教えているのに、
＞なぜ国はお金を「又貸し」するのでしょうか

また貸しではありませんよね。また貸しとはその人の持ち物を他人に貸すことです。ある本を借りて、それと同じ本を他人に貸すのはまた貸しではありません。借りた本は手元にあるのです。

それとも、銀行に預金を持ってクレジットカードで買い物をするのはお金のまた貸しですか？

○クレジットカードで買い物 = クレジットカード会社が立て替えバライなので、クレジットカード会社に借金している債務者になります。
○銀行に預金 = 銀行に金を貸している債権者になります。

つまり、債務者かつ債権者です。これをまた貸しとしていけないこととするなら、銀行に預金を持っている人は、クレジットカードを使ったり、人にお金を借りていけない理屈になります。

回答No.3

edoduki

＞ 日本は累積の借金が膨大なのに、なぜアメリカの国債を買ってい
＞ るのですか？
日米双方にメリットがあるとされているからです。

＞ 子供たちには「本の又貸しはいけないよ」と教えているのに
＞ 、なぜ国はお金を「又貸し」するのでしょうか、その理由が
＞ 知りたいです。

又貸しはしていないですね。

あるいはお金はそれ自体には何の価値もなく、保障によって流れてはじめて存在の意味をなすので、本などの実物とは本質的に異質な存在であるという事ですね。

回答No.1

gurappu

ドルが基軸通貨ですから相場安定のために米国債を準備金として保有しています。ドルが崩壊すれば日本どころの騒ぎではないです。世界が破滅します。ひと、もの、かねが自由に行き来する現在ではしょうがないことです。
今回、中川大臣がG7でIMFに1000億ドルの融資を米国債でする約束をしたので、破綻に落ちかかってる中小国を救うことができ、実際に役にたっています。

補足

ありがとうございます！　米国債でIMFに融資とのことですが、米国債でするということは、米国債をIMFに渡すということですか？？？