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パンデミック
最近、 テレビや映画などで盛んに取り上げられている「パンデミック」。 何故、 近い将来新型インフルエンザが発生すると断言できるのでしょうか?? 確立論なのでしょうか? それとも具体的な明確な理由があるのでしょうか?? 解説サイトなどあれば教えて下さい^^
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>近い将来新型インフルエンザが発生すると断言できるのでしょうか?? >確立論なのでしょうか? 確率論と(理由は不明だが)法則からですね。 記録的に確実に追える19世紀末からだと、30年から40年周期で世界的流行が起こっています。 20世紀に入ってからの3回は、全て「それまで存在していなかった新種のウィルス」だったそうです。 そして、最後に流行った香港風邪から数えて40年位立っています。 なので、そろそろ新しいパンデミックが起こるだろうと予想されています。 なぜ鳥インフルエンザが注目されているかというと、スペイン風邪で亡くなった患者の遺体から、インフルエンザ・ウィルスを取り出して遺伝子を解析した結果、鳥インフルエンザから変異した新種だったことが判明したそうです。 なので、通常は人に無害なウィルスが人にも危害を加えるように変異したと考えられるようになりました。 そして、ウィルスのような微細な生物は、分裂して増殖すればするほど、変異する確率が高くなっていきます。 それが一代限りの変異であれば、たいしたことはありませんが、二代三代なっていくと、それはもう「新種のウィルス」ということになります。 鳥インフルエンザは、世界のどこかで必ず感染・増殖していますので、時間が経てば立つほどパンデミックが起こる確率も増えることになります。 家畜から感染したと考えられる「SARS」が中国で猛威をふるったのは記憶に新しいと思います。 「SARS」は新種のコロナウィルスです。 中国で発生して以来、世界各地でも発見されています。 これは、おそらく中国にビジネスや旅行で行って感染して帰ってきたのではないかと推測されています。 コロナウィルスは、インフルエンザに比べて飛沫感染などによる伝染は低いと考えられています。 逆に言えば、コロナウィルスで世界各地に患者が発見されたのだから、感染率の高いインフルエンザだと世界規模での流行すると考えられるわけです。 特に、最近はグローバル化で海外交流が盛んですから、スペイン風邪に匹敵するかそれよりも多い人が被害に遭うと考えられています。 なので、今のうちになるべく多くのワクチンを備蓄しておこうという機運が高まっています。 まぁ、備えあれば憂いなしって事ですね。 つまり、地震なんかと一緒です。 地震も明日か明後日か、数十年後かは分からないけど、確実にいつか来るということだけは言えるわけです。 なので、耐震補強したり非常食を蓄えたりして備えるんです。 これと一緒で、新型インフルエンザが発生するのは、ほぼ確実に言えるわけです。 でもそれが明日なのか明後日なのか、それとも数十年後なのかは分かりません。 でも確実に分かっているのだから、(起こったときに)被害を少しでも抑えるために備えておこうってことですね。 以下は、参考のページです。 多分、授業か講演で使ったスライドのPDF(千葉科学大学) http://www.cis.ac.jp/~sympo/ICMS2008_%5BL11%5D_Okabe.pdf 九州大学 健康科学センター http://www.ihs.kyushu-u.ac.jp/PandemicFlu/PandemicfluTop.html
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日本など問題にならないくらい劣悪な新型インフルエンザ発生環境の国ですら、大したことにならないのに、医療が整備されたわが国でなぜ心配するのか不思議。 いわゆる特効薬の国家備蓄にからんだ怪しげな情報とも考えられます
- sergeant_k
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全くの私見ですが、現代の日本の食糧事情と医療技術から考えてインフルエンザでパンデミックが起きることは有り得ないと思います。いたずらに社会不安を煽っているようにしか感じられません。(外国のことはわかりません)
解説サイトです。 http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QAindex.html 上記Q&Aから抜粋 人類の歴史上、これまで数十年(30~40年)周期でパンデミックが発生していると考えられています。1847年と1889年のパンデミックの記録までさかのぼると、それぞれのパンデミックの間は、42年(1847~1889年)、29年(~1918年)、39年(~1957年)、11年(~1968 年)でありました。1968年の香港インフルエンザ以来38年間パンデミックは起こっていませんが、インフルエンザに関する科学的知見が蓄積されるにつれ、再びパンデミックがおこることが10年前から懸念されていました。 (中略) しかしながら、これまでヒトにおいてパンデミックを起こしたのは、低病原性であるH1N1、H2N2、 H3N2のみであり、鳥の高病原性ウイルスがヒト世界に侵入してパンデミックを起こしたという経験がないこと、また歴史上、16種類ものHA亜型のうち、ヒト世界にはH1、H2、H3亜型しか侵入した形跡はない(Kilbourne ED, 2006.)ため、現在のH5N1亜型からパンデミックが発生することはないのではないかという意見もあります。 どの程度可能性があるか、それがいつくるかは、誰にもわからないというのが事実です。しかしながら、インフルエンザ専門家の間では、「いつ来るかはわからないが、いつかは必ず来る」というのが定説になっており、もし来た場合には大きな被害が予想されるにもかかわらず、準備がなければ社会は混乱するのみであるということです。 (後略)
- qaz_qwerty_me
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> 近い将来新型インフルエンザが発生すると断言できるのでしょうか?? > 確立論なのでしょうか? > それとも具体的な明確な理由があるのでしょうか?? 中途半端に情報を読んでいる一番危険なパターンですね >< 「パンデミック」は、噂や確立論などではなく、近い将来に発生すると想定されている現実です。 根拠は「新型インフルエンザ」だからです。 世界中で免疫を持っている人がゼロなので、流行=パンデミックが発生したら有効なワクチンが製造されて投薬するまでは、人々が自分自身の免疫力で対抗してインフルエンザ・ウィルスに勝つ以外に手段がないからです。 最近 どんなインフルエンザ・ウィルスにも有効なワクチンが開発されつつあるとという報道がありましたが、このように「新型インフルエンザ」に対抗できるワクチンが十分 備蓄されるまでは「パンデミック」の脅威から逃れることはできないです。