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スイッチングレギュレータとは何の役割をする?
スイッチングレギュレータとは,どんな所に 使われるものなのでしょうか? 参考サイトを紹介願います. 整流器なのでしょうか?
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電気系の話としては、通常は電源装置の一種で、対極にはシリーズレギュレータというものがあります。 スイッチング:要するにON/OFF レギュレータ:調節器 ということで、電源を高速にON/OFF切り替えることで、出力電圧を調節する仕組みの電源装置です。 たとえば電球をつけるときに100%の時間、スイッチをONにしておくと、最大の明るさになりますが、これを高速でON/OFFして、1/100秒ONにしたあと9/100秒オフするという動作を繰り返すと、平均すると全体の10%しか電力が供給されないことになり、100%ONのときよりかなり暗くなります。 このON/OFFの比率を制御して目的の明るさ(電源であれば電圧)を得るものがスイッチングレギュレータです。 利点(特にシリーズレギュレータと呼ばれている物に対して)は、制御にOFFという状態があるので、たとえば電圧を下げる際に無駄な電力を消費しないということが挙げられます。 詳細は割愛しますが、シリーズレギュレータと呼ばれる装置では電圧を下げるためにはその分を熱エネルギーとして捨てる必要があります。(効率が悪い) > どんな所に使われるもの 効率を重視する物、特に大きな電力を扱う場合は重要です。 機器を小さくしたい場合も有効です。 欠点はノイズ(不要な電磁波や、微細な電圧変動)が原理的に出やすい事です。そのため、高価なオーディオ機器には使われないことが多い(多かった?)です。