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熱帯魚水槽の油膜理由と防止策
はじめまして! どうぞ今後末長く宜しくお願いいたします。 熱帯魚を10年近く観賞、飼育していますが1昨年頃から油膜が発生しています。半年前にフィルター、砂、水草を新規にしたのですが、 又同様な状態が生じて困惑しています。 90cm水槽に小型魚が50匹前後、そして大和沼エビも2、30匹いましたが段々姿を消しているようです(えび) フィルター掃除は年末にもやりましたが日を追う毎に油膜の程度が増しているようです。 この状態の原因、そして対策をご存知の方はお教え頂けませんか。 どうぞ宜しくお願いいたします。
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- x530
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No.1です。 ニッソー30W×2(鑑賞魚用)とこれより少し長めが一本です(多分同性能(32W)で水草用と思います。 30W型がビオルックスHGだと仮定して全光束1240(lm)×2=2480(lm) 32W型がパルック3波長形だと仮定して全光束2400(lm) 合計4880(lm)鉄芯型(インバータ型ならば更に20~30%程明るい。) 90センチ水槽で書かれている水草ならば、育成に支障なし。 > 以前に販売店で照明灯の点灯時間を指摘されましたがこの時間はどの位だ宜しいのでしょうか? ・お店では、コケの発生などを考慮して、教科書どおりの8時間程度が基準ということだと思いますが、水草が日焼けするほどの強い光量でもありませんから、12時間でも水槽の維持は出来ると思います。 なお、最低照明時間は、5時間程度になります。 > 最近また石巻貝の子供が繁殖しています。 ・恐らく、石巻貝ではありません。 石巻貝の繁殖には汽水や海水が必要で、淡水では繁殖できない貝のため、水槽内で爆繁殖する心配のない、コケ取り部隊です。 →水草などに付いて、カワニナか何か(一括りでスネールと呼びます。)が繁殖していると思われます。 > そして水草が部分的に黒ずんできている点が何か関係あるでしょうか? ・スネールは、種類によりますが、水草を食害することが多々あります。 謎のスネールは、見つけ次第水槽から取り出すことをオススメします。 > エビの死骸はあまり見えませんが見えたら色がオレンジカラーになっています。 ・エビは死んだら(弱ったら)、水槽内の他の生物の大好きな餌。 死んで時間が経過すると赤くなりますが、ウチの場合、赤くなる前に他の生き物に食べられてしまいます。 ++++++++ 1・油膜の発生 2・エビの減少 3・スネールの繁殖 1,2,3の全てが、飼育水の富栄養化(飼育水の汚れ)のサインです。 回答No.1の防止策に加えて、 汚れた飼育水には、水草に必要な窒素とリンは多量に含まれています。 ところが、カリウムだけは換水の際の水道水から、ごく微量が水槽へ入っているだけで、それ以外に水槽へ入り込む術はありません。 少しだけ、カリウムを主体とした肥料を底砂に添加し、水草の成長を促すことで飼育水の富栄養化を解消を目指すのもオススメの方法です。 エビの死亡について。 エビは、飼育水の汚れに敏感な生き物で、最初にエビに被害が出ます。 ですが、それ以外にも、エビの長期飼育には、飼育水中に微量のカルシウムやカリウム、キトサンが必要です。 ・水槽内のカリウムが不足すると、水草とエビが調子を崩します。 エビは、カルシウムやカリウム、キトサンが不足すると脱皮不全に陥ります。 極少量のキトサンを投入すると、エビの突然死が回避できる可能性もあります。 http://item.rakuten.co.jp/chanet/13681/ なお、カルシウムやキトサンの水槽への使用量は微量で十分です。 カルシウムやキトサンは飼育水をアルカリ性の硬水に変えてしまいます。 大量に使用すると、魚も水草も活きられない飼育水になってしまいます。
- masa88masa
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まずご質問の文章を読んだ瞬間に、「バランス悪そう」と感じました。 基本的に#1さんの意見に賛成です。中でも濾過能力、バクテリア関係は要チェックかなと。 pH/NH3/NH4+は測定されましたか? 継続的に数値がよろしくないようでしたら、濾過の強化がお勧めだと思います。 #バクテリアを減らしすぎてはダメですよ 個人的には、12時間点灯なら30wx1、32wx1で充分な気がします。
お礼
早速のアドバイスありがとうございました。 簡単明瞭なご指摘がズバリの気がしております。 取敢えず濾過の強化と照明灯の問題で対策を考慮したいと思います。 ありがとうございました。
- x530
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No.1です。 > 水温と外気温度差は今でしたらどの位でしょうか? ・拙宅の場合、この時期リビングの室温は朝方10℃程度ですから、水槽水面との温度差は15℃になります。 コロイド剤などを使用すると飼育水の粘度が上昇するため、水面が止水状態になり易く温度差により油膜が発生しやすい一つの原因になります。 > テトラフローラプライド ・コレは、コロイド剤とは無関係です。 > テトラパーフェクトウォーター ・「ビンゴ!」ですね。 まさに、コロイド剤です。 油膜が解消するまでは、使用を控えるか、量を減らした方が良いでしょう。 元来、魚が元気で飼育できていれば、魚の体表面にはヌルヌルした粘度質で覆われるので、コロイド剤は不要です。 > 以前に販売店で照明灯の点灯時間を指摘されましたがこの時間はどの位だ宜しいのでしょうか? ・私の分かる範囲でお答えするにあたり、恐れ入りますが、いくつか教えてください。 1・現在の90cm水槽に取り付けている照明の種類とW数を教えてください。(またはメーカー機種名) 例:メタハラ150W水面の上部30センチとか、蛍光灯20Wが4本を水槽上面に直設置など。 2・主に育成している水草を教えてください。 3・CO2の添加はされていますか? 以上、お願いします。
補足
いつもご丁寧、詳細なるご回答ありがとうございます。 全てに問題がありそうな我が家の水槽の環境です。 ご質問順にお答え致しますので改めて宜しくお願い致します。 (1) ニッソー30W×2(鑑賞魚用)とこれより少し長めが一本です( 多分同性能(32W)で水草用と思います。 (2) 水草は何種類もありますが前景草が主でジャイアントアンブリア、ガバンボ各色で水槽の半分は水草がありそうです。 (3) 以前現状に近い時使用したことはありましたが昨今では使用していません。 以上がご質問事項への回答です。舌足らずで申し訳ありませんが宜しくお願い致します。 最初に申し忘れていましたが、最近また石巻貝の子供が繁殖しています。そして水草が部分的に黒ずんできている点が何か関係あるでしょうか? エビの死骸はあまり見えませんが見えたら色がオレンジカラーになっています。以上の点を踏まえて良きアドバイスをお願い致します。
- x530
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> 熱帯魚水槽の油膜理由 ・水面に広がる油膜は、たんぱく質です。 実際は「細菌類やバクテリアの死骸を餌とする別種のバクテリアの生成するたんぱく質」が主成分です。 原因1 水槽内の細菌類やバクテリアが死滅すると油膜が発生します。 ・夏季と冬季の水槽水温と外気の温度差が大きい時期に発生しやすい。 →水面が、もっとも温度差が大きくなるため、水面部分の細菌類やバクテリアが死亡しやすい。 →冬場は、濾過能力が低下するため、富栄養化しやすい。 細菌類やバクテリアが爆繁殖しなければ、油膜は発生しにくくなります。 細菌類やバクテリアの繁殖原因は、飼育水の富栄養化=飼育水の汚れ。 原因2 水槽水の粘度が高まると油膜が発生します。 →魚のエラや体表を守るコロイド剤を使用した添加物が原因。 防止策 富栄養化している飼育水を清水化する。 ・エアリング(ブクブク)を強化(場合により2本など)し、水面を意識的に攪拌する。(効果大) ・餌の量の減少、餌の種類の見直し。 ・定期的な換水頻度を増加。 ・底砂の掃除。 ・濾過能力の強化。 →濾過器の清掃、強化。 ・コロイド剤を使用した添加物の添加量の減少、廃止。 今般、ヤマトヌマエビが減少しているとのお話から想像するに、飼育水の汚れ=富栄養化が疑われます。 油膜を発生させるバクテリアは、濾過バクテリアとは異なり、もの凄い繁殖力があります。 一度発生を許すと、短時間で、瞬く間に水槽水面全体に広がる性質のバクテリアです。 最後に、以上の防止策のうち可能のものを実行し、油膜の除去は2ヶ月くらいの時間をかけて、ユックリ対策を行う方法が一般的です。
補足
早速のご回答ありがとうございました。 早速ご指摘の面で可能なことから防止策を講じたいと思いますがもう少し幼稚な質問をさせてください。 水温と外気温度差は今でしたらどの位でしょうか? 又使用薬品は水換え時に「テトラフローラプライド」(水草成長促進)とカルキ抜き用の「テトラパーフェクトウォーター」のみを使用中です。又餌は朝8時頃に一度与えています。 以前に販売店で照明灯の点灯時間を指摘されましたがこの時間はどの位だ宜しいのでしょうか? 現在は12時間前後点灯しております。 どうぞ初心者の幼稚な質問ですが良き再アドバイスをお願いいたします。
お礼
再三の微に入り細に入りのアドバイス本当にありがとうございました。 先生の言われます全てが今回の「原因」「症状」に見えて来ました。 ご指摘の内容を改めて再チェックして改善を目指したいと思います。 今後又行き詰まった時はこのコーナーでご相談したいと思います。 その節はどうぞ宜しくお願い致します。