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オバマ大統領の比喩
とあるサイトで、「オバマ大統領は、オレオだから…」という書込みを見かけました。 前後の文脈から、外身(人種)は黒人だが中身(考え方)は白人のそれなのをオレオクッキーになぞらえたもので、うまい比喩だなと思いつつも、侮蔑なニュアンスも感じました。 実際のところ、欧米でもこんな例えをするのでしょうか? また、面と向かって言ったとして、苦笑いで返される程度なのか、その場で殴られても文句が言えない程の表現なのでしょうか?
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アメリカからの回答です。 「オレオ」っていうのは、決して新しい表現ではありません。 昔からアメリカでは使われていた比喩です。 「黒人でありながら白人のような振る舞い」をする人への 侮辱の言葉。これは白人からみれば「黒人のくせに白人のように 振る舞う卑しい黒人」という意味であり、黒人からみれば 「白人のケツを舐める黒人の風上にも置けない卑しい奴」という 意味です。 さて、オバマは「オレオ」でしょうか? 私はそう思いません。 彼は黒人と白人とのハーフとして生まれ長い間、彼自身の アイデンティティを確立する事に苦しんできた人です。 彼を「オレオ」と呼ぶのは時代錯誤。 彼は「新しいアメリカ人の象徴」だと私は考えています。 人種じゃなくて「私達はアメリカ人なのだよ」。 「オレオ」なんて古臭い、死語を使って彼を誹謗・中傷する 人間を決して信じてはいけません。 ちなみに私は民主党ではなく共和党員です。 でも、そういった馬鹿馬鹿しい誹謗・中傷をする人間を軽蔑します。 少しでもお役に立てたら幸いです。
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- IXTYS
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私はオバマ氏が登場してくる前、ヤンキースのデレク・ジーター選手に注目していました。 彼もお父さんは黒人で、お母さんは白人。 少し肌の色は褐色がかっていますが、大変なハンサムガイ。 《ニューヨークの王子様》と呼ばれ、カリスマ的存在です。 ヤンキースには、日本のどっかの球団みたいにやたらと無駄口をたたく有名なオーナーがいます。 この暴君には、監督すら手を焼いて、萎縮しちゃうのですが、ジーターだけがいつも敢然と反論し、口を封じてしまうのです。 彼を《オレオ》なんて呼んだら野球ファンから《袋叩き》に逢うこと必定。 彼の野球人としての実績と球界全体を思う視野の広さがそんな中傷を許さないからです。 オバマ氏も実績を積み上げて、そんなつまらない中傷を封じてくれるでしょう。 人を外見だけで評価すべきではありません。 実績で評価し、判断を下すべきです。
お礼
ありがとうございます。
- ryuken_dec
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まあ、侮蔑的な表現です。 オレオの黄色人種板でバナナなんて言い方もあります。外が黄色で中身が白い。日本人の帰国子女などが言われます。
お礼
ありがとうございます。
- issaku
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「まさにそのとおり。自分は(オレオと同じように)アメリカ生まれの生粋のアメリカ人なのです」 「~系」ではなく「アメリカ人」という趣旨の演説をした彼なら、それくらいの切り返しはできるでしょうね。
お礼
ありがとうございます。
- eroero1919
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イギリス人の手にかかるともっと強烈ですよ。 女性議員に「飲酒していますね!?」と詰め寄られたチャーチル首相、少しも騒がずに「ああ、酒を飲んでいるよ。それにしてもあんたはブスだね」と返しました。その真意は「私は明日になれば酔いが醒めるが、あんたは明日になってもブスだ」ということです。 ただ、日本以外の国では例え強烈でもジョークにされたらその場で怒り出すのはヤボなことだというのが基本的な考えです(もちろん、度を越したりふさわしくない内容は別)。ジョークにはジョークで返すのが礼儀です。これまたチャーチル卿のエピソードから。 皮肉屋で知られる(記者に「あなたの人生において最も影響を受けた本は?」と聞かれて「貯金通帳」と答えた)劇作家のバーナード・ショウからチャーチル卿に芝居のチケットが届きました。「親愛なるチャーチル卿。私の芝居の初日のチケットを2枚贈りますので友人とぜひお越しください。もし、あなたに友人がいるなら」すると、チケットが返送されてきました。添えられた手紙には「親愛なるショー殿。初日は行けませんので2日目のチケットを贈られたい。もし、あなたの芝居が2日目も続くならば」
お礼
ありがとうございます。
オバマ大統領は、お父様が黒人でお母様が白人だからかもしれません。 僕もどちらかと言うと侮蔑的なニュアンスを感じますね。「白人の血が混じってると言ったって、目に付くところは黒い」みたいな。 でもNo.1さんの考えを拝見して、結構いい意味かもしれないとも思います。 結局は文脈次第? ただ、彼は移民や混血のるつぼであるハワイとかニューヨークで過ごしてきて、差別もたくさん(自身に向けられるものも含めて)目の当たりにしてるでしょうから、混血に関する意見は、良いのであれ悪いのであれ、 「だから何?今更なに言ってるの?」 と意に介さないのではないかと思います。
お礼
ありがとうございます。
さあどうなのでしょう。本人に聞かなければ分からないような気もしますが、外交にはジョークは付き物です。オバマの外見が黒人なのは事実ですが、中身が白人であるのかは知りません。本人は中身はアメリカ人だとおもっているのでは、と勝手に推測します。ただ的を外しているわけでもなく、しかも食べて美味しい(コンビネーション抜群)といことから良い意味として捉えられると思います。彼がオレオが嫌いだったらしょうがないですが。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、昔からある比喩でしたか。 双方から蔑まれるというのは、言われた側にはきつい表現ですね。 いろいろ勉強になりました。 他の回答を下さった方も、この場を借りてお礼を申し上げます。