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外壁のゆず肌仕上げについて
二年前に中古の家を全面リフォームしました。 外壁もゆず肌仕上げの塗装で塗り直しました。 塗り直して半年後、梅雨時期に北側の1階外壁部分が空気が入ったように膨らんで塗装膜?がたるんだようになっていました。 すぐ工務店の方に来てもらい、やり直してもらったのですが、原因も余り説明が無く、ちょうど旅行中で留守にしていたため、やり直しの現場も見ておりません。 その後は異常は見られなかったのですが、昨日、また同じような状態になっていました。前回とは違う場所です。それと二カ所、外壁を手で押すと柔らかく感じる場所がありました。 これは何が原因なのでしょうか?工務店に聞けばいいんでしょうが、前回同様にはぐらがされそうな気がします。教えてください
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- keitan916
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塗装会社の者です。 まず、壁下地がモルタルであると仮定した場合、外壁クラック(ひび割れ)やサッシ廻り、庇廻り等から浸水している可能性があります。その場合、室内に雨染み等が露骨に出れば判断が付くのですがそうでない場合、モルタル内に染みた雨水は蒸気として排出されようとする為、外壁塗膜の密着の弱い場所から塗膜を浮かせていきます。塗膜の膨れをカットすると水が出てくる場合もありますので届く位置であればハサミやカッターで膨れの下側をカットしてみて下さい。 対処方法としては浸水元を特定し止水する事が第一となりますが、木造の場合容易に特定出来るとは限りません。塗装材も通常の物以外で透湿性の極端に高い材料もありますので、水蒸気による膨れを防止するにはお勧めです。 また別の要因として建物をご購入の際に増改築等をなさった場合、下地の左官工事完了後の塗装工事に移行する養生期間が短かかった。冬季工事で5度以下での施工であった等、塗膜を密着させない要因の中で工事を行ってしまった場合、後日こういった膨れの事例が発生します。この場合は今後も同条件下で施工された塗膜があちこちで膨れていきますので、事前に手を打つにはある程度の大規模補修が必要です。瑕疵工事とも言えるのですが、これを工事業者が認めるかは何とも言えませんので実費となる可能性もあります。 サイディング下地の場合は下地調整不足でチョーキング(劣化した塗料の顔料が粉化し、指などで外壁を擦ると白く粉の様な物が付く状態)を洗浄していない、コケ等を落としていない上にシーラー(接着材の様なもの)を塗布しない工法、微弾性フィーラーというシーラー兼用の下塗り材を直接吹付けした場合は異物の上に塗装する訳ですから膨れが発生したりします。これも瑕疵工事ですが、認めるかは分かりません。 現物を見ていないので何とも言えませんが、一つ言える事は工務店さんでは分からないかも知れません。木工事等はスペシャリストかもしれませんが、その他については広く浅くです。場合によっては塗装専門会社に見て頂いたほうが良いかも知れませんね。