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話の意図を速く理解する方法
- 話の意図を理解するのに時間がかかり困っています。理解を速くするトレーニング方法など、いい方法を教えてください。
- 対面や電話で話をしていると、相手の求める情報を返すことができずコミュニケーションに時間がかかってしまいます。相手の意図が理解できないのではなく、理解のスピードが遅いと考えています。
- スピーディに話の意図を理解する方法を知りたいです。新聞の社説を読み、何を言いたいのか考えるという方法も考えています。
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回答がないようなので僭越ながら、ご参考程度に。 コツはあると思います。早めに相手から結論を引き出すことです。親しい間柄なら、相手の話を中断させて単刀直入に「結論はなに?」と問う。遠慮のある間柄なら、「これこれこういうことですね?」と結論を作ってみて、相手の反応を探る。 実際、組織の総合窓口などに電話をして、つい、ごちゃごちゃと要領を得ないことを言ってしまうと、「ノート型パソコンについてのお問い合わせということでよろしいですね? 担当者におつなぎします」とか「つまり、パソコンは起動するけれど、インターネットにつながらない、というお悩みですね?」などと言われます。それに対して私は「そうです」とか「いいえ、インターネットにつながらないことよりも、文字を打てないので困っています」などと返すわけですが、そうやって早いとこ、相手の要点をこちらでまとめてしまうと、スピーディな相互理解につながります。 また、仕事の場合は、慣れも大いにあります。例えば、特定な電話番号に掛かってくる問い合わせやクレームというものは、だいたいパターンが決まっています。したがって、何度も何度も電話を受けていると、そのうち、「ああ、この人、よくあるこういうお客さんだな」と察しがつくようになります。ただ、これもまた危険で、勝手にこちらで先入観で判断したものの、その判断が間違って話がややこしくなる場合もあるのですが。まあ、それで、「結論はこうですね?」と確認するわけです。 逆に、初歩的なことではありますが、自分で、店頭や電話で、口頭による問い合わせをたくさんしてみるのもいいと思います。そうすると、問い合わせをする側の立場の気持ちがよくわかってきます。そういう意味では、ある程度、人生経験を積んだほうが、相手を理解しやすくなる場合もあります。 一方で、メールならうまく回答できるとのことですが、書き言葉と話し言葉とでは全然違います。私はよく、会話の音声を書き起こすような仕事をしているのですが、素人のしゃべりというものは実に要領を得ません。むしろ、論理よりもノリや表情に頼ってコミュニケイションをとっているといっても過言ではありません。そういう意味では、言葉にとらわれずに、心を無にして第六感といいますか、心の声に耳を傾けてみると、見えなかったものが見えてくる場合があります。もしも、あなたの問題がここにあるとすれば、社説という書き言葉を読んでも、さほど意味はないと思います。それよりは、テレビで素人がしゃべっているドキュメンタリーや討論番組を、音声だけで聞く訓練をしたりするとか、飲み屋に行って、酔っぱらい相手に話を聞いてやるといいのかもしれません。 ただ、やる気をくじくつもりはないのですが、メールで上手に回答できているというのは、ひょっとしたら勝手な思い込みかもしれませんよね。例えば、メールはメールの利点があるので、私もたまにメールで問い合わせをするのですが、回答に納得がいかなかった場合、私は必ずしも反論のメールを再度送ったりはしません。丁重に礼だけ書いておいて、あとは電話や対面で問い合わせをし直したり、別の方法で調べたりします。一方で、電話の場合は、相手の説明にいちいち反応しながら「それで思い出したんですが…」とか「じゃあ、もうひとつ教えてください」などと、納得がいくまで話せるわけで、逆に、納得がいかないと、納得がいかないふうな声のトーンを出してしまうわけです。 でも、勘の良い悪い、要領の良い悪い、引きずる引きずらない、はありますよね。私なんて、何十年も前に受けた電話を思い出しては、「あのとき、ああ言ってあげればよかった」と思いますよ。それで今は、あまりしゃべらずに済み、じっくりと時間を掛けられる仕事をしています(笑)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 明日からでも実践できそうな方法をいくつもあげて頂き、大変助かります。 心の声に耳を傾けてみるということができていないところに問題点があるのかもしれないというご指摘は、そのとおりなのかもしれません。 会話でトレーニングした方がよさそうですね。