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小型日時計の用途とは?Tamaya製No.301について
- 小型日時計の用途や機能について、具体的な説明がありませんが、Tamaya製No.301という製品は船舶関係で実用的に用いられた可能性があります。
- この日時計は細い縦のスリットに針金が渡され、背面の半円部分で受けるようになっています。10時から3時までの日中の時刻に対応していると推定されます。また、右側には0~90の角度目盛が振られています。
- Tamaya製No.301は押入の中から見つかった小型日時計で、具体的な用途や機能については分かりませんが、船舶関係で使われていた可能性があります。細い縦のスリットに針金が渡され、背面の半円部分で受ける仕組みになっており、日中の時刻に対応していると推測されます。また、角度目盛も備えています。
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A No.6です。お礼拝見致しました。 あれからもう少し調べてみました。 機器の名称は 四分儀もしくは象限儀(quadrant)ではないかと思います。 (A No.3さんの「六分儀」のご先祖様的位置づけのようです) あるいは 航海用アストロラーブ(航海用アストロラーベ) mariner's astrolabe sea atsrolabe かもしれません。 以下は「緯度経度測定器」という推定が当たっていたらの話です。 磁石に反応しなかったとのこと。であれば、前提2.の後段や使用方法の「規制・縛り」は緩やかになりますね。(ごく近く(極端な場合この機器の直下)にある羅針盤の南北に台座の刻みをあわせればよく、船は観測時に任意の方角に舳先を向けて停止していればよいことになると思います) それから、「astrolabe」や「quadrant」で画像検索しましたが(A No.6で示した)影を利用した方式の物は見つかりませんでした。また、『針金上の小部品』では針金の影と大差ない結果になってしまうかもしれません。加えてこの方式では強力な光源である太陽以外(月や星)は観測対象にできないことになるのが欠点かなぁと、ちょっと考え込んでしまいました。 影を利用する方式だと思ったのは、質問者さんの記述もさることながら「裸眼で太陽を直視するのはイヤ!」だったからです。 しかし、以下のURL http://en.wikipedia.org/wiki/Quadrant_(instrument) で「Solar ovservation」の項目をご覧下さい。 ここを見ると光源→遮光板→針金→観測者(英語を読み違っている可能性あり。確認頂けると有り難いです)という並びで観測できる事になります。 そこで、質問です。 Q1添付画像では円形部品下側が手前に出ているが、この部品の上部を持って画像奥側に180°回転できるか?(円形部品は今の角度と同じで、半円部品が画像手前側に出る状態) Q2半円部品に刻んであるローマ数字は添付画像の状態で正立しているか?あるいは倒立しているか? もし、Q1の答えが"yes"、 Q2の答えが”画像の状態では文字は倒立している” であれば観測者は画像奥側に位置して半円部品越しに観測対象をのぞき込んでいた可能性があります。これなら月や星も(星は若干辛い気もしますが)観測可能なように思います。 今回記述した方式の問題点 1.この台座形状では、もし水平の台に置いたとしたら高角度の観測対象の計測は困難(極端な話、春分(秋分)の日の正午に赤道直下での計測はできない)→半円部品の方向に台座を傾ければ対応可能か 2.針金が張ってある部分(スリット)が不必要に縦に長い様な気がする→あくまで「気がする」です。 以上が追加コメントです。長文御容赦の程。 ここまで書いてこのようなことを言うのは申し訳ないのですが、この機器の名称・機能を知るのに最も有効手段はタマヤ計測システム株式会社 (参考URL)に情報(写真等)を送ることかもしれません。(E-Mailは参考URL最下段に掲載) もし何か分りましたらご教示頂けると幸いです。 最後に他既回答者さん宛 皆さんの言ったこと、言わんとしていたことを纏めて書いてしまったのかもしれません。ごめんなさい。
その他の回答 (6)
「自分たちが今いる場所の緯度・経度を調べるための機器」ではないでしょうか?これならば時刻(と思われる部分)の刻みが大まかでも何とかなるように思います。但し、以下のことが前提です。 1.船上の時刻(出発地で合わせるなどした正確なもの)、方角、年月日が既知である 2.船には水平な盤がありそこに今回の機器が置かれる。また、台座の刻みは船の首尾線と一致し、機器は非鉄金属、もしくはコンパスから十分離れたところに有る 3.針金には実はかつて小部品が付いており、その部品と半円状部品の「XII」を結ぶ線は円形部品の作る面と垂直に交わる。 4.円形部品が水平のとき角度目盛り0°で垂直90°である 使用法:船を南北に向かせて影が半円部品に重なる様に垂直目盛りを調整→垂直目盛りの数値を読みとる→年月日の修正を加えると緯度が判明する。経度は船上時刻と影の作った毎正時(10時から15時)とのずれで判明 以下は上記の回答に至った思考過程を文にしたものです。ご指摘頂けると有り難いです。 質問者さんから提示された確定的事項 水平方向=固定 垂直方向=可動(0~90 1°刻み) 半円状の部品に10,11,12,1,2,3(本来はローマ数字)の刻み文字 台座に刻み有り 質問者さんから提示された推測的事項 船舶用のもの 太陽からの光を浴びせ、影と半円状の部品の刻みを合わせて使用する。 疑問 1.材質?(鉄製ならば磁石に影響を及ぼす) 2.角度の目盛りの振り方(円形部品が水平の時0°?垂直の時0°?) 3.台座右下の穴?ネジが切られているのか?(しっかりした台座の上に固定していたのか?可搬式なのか?) 4.10から3の数字の振り方(時計と一緒?逆?なぜ10から3までなのか?特になぜ「9」はないのか?) 5.針金に部品が付いていた形跡はないのか?写真からは部品は見えない (部品と半円状の部品が円形部品水平の時に垂線を成すようなもの) 6.針金の「影」を読みとれるのか?(あまりに細くて影を視認することが出来ないのでは?そも、針金は「影を作らない工夫」では?)
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりの目的で使われたものと納得できる品です。 ご指摘の点で、「磁気」に関しては、強力な磁石を作用させてみましたが全く反応なく、「鉄」ではないことを確認しました。 また、確かに針金は大変細く、その影はあまりくっきりと見えません。 船上の正確な時刻の点ですが、実はこれを見いだしたときに同時に船舶用の精密時計(常に水平に保たれ精度が確保される構造)も発見しました。 そちらについても素性を現在調べているところですが、少なくとも1900年以前のオランダ製で、試しにネジを巻いたところ、その後数週間ずっと、かなり正確に時を刻み続けてして感動しています。 それらの品がセットで船上で使われていたもののようです。 いずれにせよ、ようやく少しずつ分かって参りましたこと、お礼申し上げます。
- FMnew7
- ベストアンサー率36% (74/201)
日時計ではないでしょうか。 縦の線に方位磁石などを当てて南北を決めるのだと思います。 ひょっとすると最初は方位磁石がくっついていたのかもしれません。 太陽の高度は緯度によって変わってくるので、右側のネジのようなものをゆるめて傾きを調節するのだと思います。 実物を見ていないのでこれぐらいしか思いつきません。
補足
ご示唆ありがとうございます。 ただ、方位ということだと、水平面での回転が重要となるはずですが、写真では分かりにくいものの、半円型部分に刻まれているX、XI、XII、I、II、IIIの目盛は途中に細かな刻みがなく、大変アバウトであることと矛盾します。 それに対し横軸で回転する(上下方向に振れる)角度目盛(写真の右)は1度刻みの正確さで仰角が重視されているもののようです。
- debukuro
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多分子午環 天体の子午線正中を観測する器具 方位環なら方位を変えることが出るけれどこれの方位は固定のようです
- TinyPine
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たびたびすみません。 先程は写真がついていなかったので。 この写真だと、六文儀かな? もっとも、六分儀は太陽高度計に方角等を付け加えたものだけど。 http://sextant.to-thesea.com/
補足
ありがとうございます。 今ふと思ったのですが、台座に縦に一本の線が刻まれていますが、それを針金の影と合わせるのでしょうか。 測定上重要な意味を持つような気がしますが、私自身は地学の基礎知識がありませんので・・・。
- TinyPine
- ベストアンサー率30% (719/2386)
こっちの方がより貴方のものに近いかな? http://takuto-net.ocnk.net/product/470
補足
添付画像サイズが大きすぎてそれを縮小してアップするまでのわずかな時間にご回答頂き、驚いています。 確かに時間目盛らしいものは大雑把で「時計」ではありませんね。。。 なお、貼付した写真はちょっと上下に寸詰まりで、実際は輪の部分は真円形です。 なお、製造されたのは今から90~100年くらい前(大正期かそれ以前)だと思われます。
- TinyPine
- ベストアンサー率30% (719/2386)
補足
大変丁寧なご考察、心から御礼申し上げます。 とりあえずご質問に対し分かる範囲でお答え致します。 Q1添付画像では円形部品下側が手前に出ているが、この部品の上部を持って画像奥側に180°回転できるか?(円形部品は今の角度と同じで、半円部品が画像手前側に出る状態) A1 回転はほぼ自由です。ただ、あまり回転させると、写真右側に見える90度まである目盛から指針が外れてしまうので意味をなさなくなります。 なお、写真を写すときうっかりしたのですが、写真の状態は針が目盛り部分から外れています。つまり円形の部分が手前から見て「水平より向こう側」向きが測定時の定位置ということのようです。 なお、最近気付いたのですが、写真の右上の丸いネジを締めると角度指針が固定されるようになっています。 また、台座の向かって右側にだけねじ穴が2カ所あり、また左側には台座から出っ張るように同様のねじ穴が1つあります。何かの台上に固定して用いたのかもしれませんが、なぜ左右でねじ穴の位置に違いがあるのかは不明ですが・・・。 Q2半円部品に刻んであるローマ数字は添付画像の状態で正立しているか?あるいは倒立しているか? A2 円型部分を水平位置として真上からのぞき込むと、観察者が手前に位置したときローマ数字は正しく読めます。 もし、Q1の答えが"yes"、 Q2の答えが”画像の状態では文字は倒立している” であれば観測者は画像奥側に位置して半円部品越しに観測対象をのぞき込んでいた可能性があります。これなら月や星も(星は若干辛い気もしますが)観測可能なように思います。 今回記述した方式の問題点 1.この台座形状では、もし水平の台に置いたとしたら高角度の観測対象の計測は困難(極端な話、春分(秋分)の日の正午に赤道直下での計測はできない)→半円部品の方向に台座を傾ければ対応可能か 2.針金が張ってある部分(スリット)が不必要に縦に長い様な気がする→あくまで「気がする」です。 * 確かにご指摘のような問題があるかもしれませんね。 なお、ご示唆頂いたメーカーへの問い合わせの件ですが、実は年末にメールにて問い合わせは行ってみたのですが、残念ながら現在までの所まだご返答を頂いていないことを申し添えます。再度の問い合わせがよいものかどうか・・・。