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【数学】予備校選びに困ってます・・・
以前予備校選びで質問させてもらった、現在高2、東大か一橋の法学部志望の者です。 以前回答で、「基礎は予備校に行っても身につかない、自分でやるべき」というお言葉をいただき、自分でもそれなりに参考書、教科書片手に頑張ってみたのですが・・・。 特に確率、数列、微分・積分の辺りの根本が理解できず、さっぱり概念化できませんでした。 体験を受けたところ、東進のDVDで数列が面白いように理解できたのですが、東進はとても高い上に、体験の段階でカリキュラムを組まれ、勧誘がしつこく、その無理やり感に苛立ちを隠せません。 いくら講師のレベルが高いからと言って、予備校でそんなに家計に負担をかけたくありません。 その他、駿台、河合、Z会の教室を検討しているのですが、 1、大学生などではなく、授業を行っている先生に直接質問できるか。 2、根本から丁寧に教えてくれるか。 (公式の証明も丁寧で、過程をきちんと示してくれ、まとめなどがあるか。どの公式をどうして使えるのか、など。) 3、講師の質 その他、数学の授業に関しての情報、教えていただけませんか?経験がなくても結構です。 また、オリコンの顧客満足度ランキング1位が早稲田塾なのですが、どうなのでしょう?高い上に通っている友達が学校の授業中も塾の宿題、文化祭当日も休み、部活もやめてしまったのですが・・・。
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某国立法学部のものです。ついでに塾講師をしています。 文系数学なら河合、駿台とも無難な選択肢とは思います。 大学生と、授業を行っている先生という偏見はあまり持たないほうは良いかもしれません。 質問だけなら、時間を多くとり、根本から丁寧に教えてくれ、かつ、気軽に聞ける大学生のほうが良いときもありますよ。私が予備校にいたときは大学生のほうが気軽に根本から聞けて、良かったですね。 あと、私の通っていた予備校では、講師への質問が多く、酷いと質問まで1時間待ちなんていう講師もいました。すぐに質問できる人のほうが少なかったような?その講師も、勤務時間が過ぎれば、帰ってしまいますしね。ただ、これは各予備校によって違いはありますので、何とも言えません。 余談になりますが、弊社も学生講師と正社員講師がいますが、学生講師のほうが人気があることが、多々あります。 駿台、Z会ならそれなりのレベルの学生もいるでしょう。 あと駿台は50分授業、Z会は90分授業(変わっていなければ)です。50分のほうが今の学校の授業と変わらないので集中力は続きやすいのではないでしょうか? 今の状況をお聞きする限り、プライドを捨て、実際のテキストを見せてもらい本当に今、分かるかわからないか微妙っていうくらいのレベルの講座を受講されることを勧めます。そのレベルだと周りはマーチレベルの受験生だらけかもしれませんが、高3でご自身のポテンシャルを生かし、思いっきり追い抜けば良いことです。変な話ではありますが、周りが自分より、できないという状況のほうが、自信が付き勉強に身に入る方が多いようです。 一橋、東大っていう名前だけで受講すると意味不明で問題だけ分かった気になり結果的に損をするかもしれないですよ。 詰め込み教育の予備校も考えものです。予備校のため、学校行事を休むのは、正直人間性を疑います。自分の利害を優先して行動する。自ら視野を狭くする。そんな方に将来法律その他を扱ってほしいと思えません。 厳しいことも書きましたが、参考にしていただければ幸いです。
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- tekcycle
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10周しても、「あれ?」「どうだっけ?」が頻発するようではダメです。 その代わり、基礎から簡単な応用までの限定ですが。 センターレベルの英単語で「あれ?」と言っていたら何もできないのと同じです。 でも、2周目3周目になると、ふつうは、「あ、これ解ける」というのも増えてくると思うんですが。 で、「どうだっけ」も「証明は」も良いんですが、大事なのはどの部分が思いつかなかったのか、を明確にしておくことです。 それがたぶん問題を解くときの道具ですから。 基礎的な解法やそういう道具を、一通り揃え、いつでも引き出せるようにしておくことです。 でないと、センターは誤魔化せても二次が誤魔化せないだろうと思います。 例えば、こういう事ができませんでした。 まず判らない値をx、yと置いてしまえ。置いてしまって式を立てろ。 確実に二周目まではつっかえてましたよ。 そうか、だから手が止まるんだな、よくチェックしておこう、 というようなことをいくつも積み重ねて、ようやくちょっと問題が解けるようになりました。 項と項の間の数、も一つの視点ですよね。 そういう物の見方考え方を一つ一つ大事にしていってください。 あとは、公式の細かいところは簡単な状況に当てはめて確認する。 それもこれも、数学は失敗しながら身につける。失敗で立ち止まらない。松坂からいきなりホームランが打てるわけではないのと同じ。 でしょうか。
お礼
そうか、なんとなく掴めた気がします。 大事なのは基本的な解法だけでなく、着眼点やどこが思い付かなかったのか、なのですね。 それがわからないで繰り返すのに意味はない、と。 今までそれ以前の細かいことにこだわって足踏み状態で先に進もうとしていませんでした。 公式もただ暗記せずに不安になったら簡単な状況に当てはめて確認するクセをつけようと思います。 具体的に説明していただきありがとうございました。 しかし、学校の副教材の問題集に取り組んでいると、しばしば解説が省かれすぎて、どこが分からないのかさえわからないときがあります。 tekcycleさんはどんな教材を使われていたのでしょう? 合う合わないはあるのでしょうが、私と出発点が似たような状況ということで、お薦めのものがあれば教えていただけると幸いです。 本当に何度もご助力いただき、ありがとうございます。
- tekcycle
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> (n-1)は項と項の間の数だ これは良い説明ですね。 ただ、じゃぁどうして項と項の間の数なのかというのはきちんと身に付いているのか、本当に本番まで覚えているのか、と。 あれ?どっちがどうだっけ?となったときにどうしますか? 手を動かしてみれば判るんです。 たとえば、1、2、3、と数列を作ったときにどうなのか、3、4、5、ならどうか、なんてことで実際にやってみれば、どうだっけ?程度の記憶でもその場でどうにかなるのです。 幸い「公式」ですから、公式の適用範囲内なら簡単な物でも公式が成り立つんです。 そういうことをしながら、導き方もチェックし、忘れ、またチェックし、としていくのです。 やっぱり取り組み方に問題があると思います。 > 「なんでこうなるんだっけ?」「なんの公式だっけ?」 最初はそれでいいんです。 そういう問題集の一周目か二周目くらいの状態で、それでできると思っているのが間違いです。 大事なのは、二周目三周目で、そのどうだっけや、どうしてこれが出てこないのか、ということをきっちり潰しておくことです。 そうすると一通りのことが身に付くんです。 > 教科書の図などは分かるような分からないような、しっくりこなくて・ これはしょうがないですね。 だから、そういう疑問点を持って書店に行くんです。 色々な教材がありますから、立ち読みしていって、しっくり来る説明を捜すのです。 毎度毎度腑に落ちる説明をしてくれる教材は当たりかも知れませんので買ってくればよいです。 で、なんのかんので基礎が一通り身に付いていないというのが良く判りますので、お話と偏差値はほぼ合致しているような気がします。 基礎から簡単な応用までで良いし、それらの教材の全ての問題でなくて良いですから(何問か飛ばしで良い)、まずはやった問題を全部解き直してください。 一通り終わったら、最初の方は忘れていると思いますので(案外覚えていることもありますが)、また最初からやり直してください。 そのときに、あれ?どうだっけ?とか、ここからどうするんだっけとか、とっかかりはどうするんだっけとか、前もここができなかったとか、そういうことをチェックしてください。 そこがたぶん成績が悪い原因ですから。 何度も繰り返し、やった問題なら完璧に解ける、という状態になって、さぁ成績がどうか、ということでしょう。 偏差値自体はちょっと上がったくらいかも知れませんが、物の見え方がまるで変わると思います。 英語で例えるなら、教科書レベルの英単語や英文法が身に付いていないのに成績が上がらないと悩んでいるわけです。 そりゃそうだろうという話でしょう。 勿論、最初から一切理解抜きで解き方だけ覚えてしまえとまでは言いません。 うーん、そうなのか?整合性は取れているが??、程度には理解してから解き方等を身につける必要はあります。 私は理系の難関大学に受かってますが、仰る状態の頃はたぶんセンターも満足に解けなかったと思います。 その段階でできないのはある意味当然ですから、そこは気にせず、次の段階に進むことを考えてください。 > 「公式はこれ使ってね」 数列や微積でこれをやられると死にますね。 微積なんて最初は説明聞いたってさっぱり解らないのだけれど、でもやっぱり説明は必要で。 そりゃ授業が悪いです。それは高校の授業ではなく予備校の講義っぽいですね。 その糞授業には予習が必要なはずです。 公式がどうなのかから簡単な使い方まで把握してから授業を聴かないと何やってるんだか解らないと思いますよ。 しかし、その辺が判らない講師(KYとも言う)が予備校に行けば、たぶんクビが飛びます。 とはいえ、予備校の東大や一橋のクラスなら、公式の解説まではしないような気がします。 勿論、河合ならフェロー辺りを捕まえればなんとでも解説してくれるでしょうが。
お礼
うーむ、なるほど。 疑問点が浮かぶたびに一つの参考書に頼らず書店で立ち読みしてみるのもいいかもしれませんね。 どうやら一般的な文字に置き換わっている教科書の証明タイプ、あと、当時すごく悩んだのが累乗の和の証明ですね。特に導き方が重要ではなかったので幸いでしたが。 この方程式を利用する、といきなり出てきても、「なんで?」とそれに戸惑ってしまい、理解できないと「あ゛~もう!」放り出したくなってしまうのです。 勿論それでいいわけはありませんし、証明である程度理解していることは重要ですが、いつまでもそこに拘っては前に進めないのも事実ですよね。 今まで「最低2周」を合言葉にやっていましたが、2周ではダメですか; 幸い予備校は来春から考えていますので、基礎問題だけでも全部解きなおして、苦手な分野は3回以上繰り替えせる時間を作ろうと思います。 また、学校の教師は質問に行けば詳しく解説してくれ、学者肌で優秀なのですが、カリキュラムの消化に気をとられて基礎が疎かになっているように思います。 正直自分で苦手分野の予習ができるほど理解能力がないような状態ですので、分からない箇所は授業後に質問に行き、その都度解決するようにします。 フェローはそんなに重要なポジションを占めていたのですか。 となるとフェローがしっかりと整っている方が私にとっては有益ですよね。 毎回貴重なご意見、ありがとうございます。 私もtekcycleさんのように、数学を巻き返せるように頑張ろうと思います。
- tekcycle
- ベストアンサー率34% (1839/5289)
数学の根本の所は簡単には身に付きませんよ。 内容を理解してからやり方を身につけるんではダメで、やり方を身につけてから内容が理解できる物だと思います。 誰の説明を聞くんでも、一通りの手の動かし方が身に付いているのとそうでないのとでは違うと思いますし。 数列は理解とかどうとかと言うよりは、テクニックの集合体のような気がしますが。 数が並んでいれば数列で、そこには法則があるかも知れないしないかも知れません。 法則がある物について法則を見つけましょうという話でしょう。 そのときに、こんな見方をするとこう解けますよ、なんて話が集まっているはずです。 DVD的な教材ならヤフオクやamazonで中古を捜すというのはどうでしょう。 安くはないと思いますが、終わったらまた売れば良いとも言えます。 > 1、大学生などではなく、授業を行っている先生に直接質問できるか。 代ゼミ、河合、駿台、共に問題ありませんが、次の講義が入っていたり移動の予定があったり等すると話は変わってくるでしょう。 河合にはフェローというシステムがあると思いますが、若手の講師や大学生大学院生などが勉強を教えてくれるシステムです。 人にも依りますが、その辺の学生バイトがひょいとできるようなレベルではありません。(田舎なら質が落ちるかも知れませんが) > 2、根本から丁寧に教えてくれるか。 (公式の証明も丁寧で、過程をきちんと示してくれ、まとめなどがあるか。どの公式をどうして使えるのか、など。) 講義ですよね。個々に合わせては居られませんが。 その辺りは授業のレベルや講師次第なんで何とも言えないでしょう。 しかし、問題はこれ、答えはこれ、なんて講義なら普通はクビが飛んでいるはずです。(かつて私の居たクラスも一人クビを飛ばしました) なお、質問に行くのであれば、その前に、じゃぁあなたの高校の先生はどうなんですかって事にもなります。 > 3、講師の質 講義のレベルにも依りますね。 そりゃぁ力のある講師を国立医学部や理系東大の講義に回すのが順当でしょう。 そもそもあなたの力に依りますよ。 いくら講師が良くてもあなたが準備不足なら大して身に付きませんし。 丁寧とくどくてテンポが悪いは紙一重かも知れませんし。聞き手の能力によりますし。 相性もあるんで難しいですよ。 で、あなたの学力レベルはどんな感じなんでしょうか? 偏差値とその模試名を。 それと、どういう教材をどのようにやっていてどういう感触なのかも。 予備校の講義で公式の証明までやるかどうかは疑問です。レベルにも依るでしょう。 教科書参考書の公式の証明を読んで、どういう風に感じているのか。 上記の通り、そういうことは先に悩むことではなく、後で考え直すことだと思いますが。 お話を聞いた感じでは、勉強方法が間違っている様な気がしますが。
お礼
根本というか概念的なものがつかめないのです。 根本が簡単に身につけば誰でも教師になれそうですものね^^; 例えば等差数列の一般項はa+(n-1)dですが、今までなぜ(n-1)になるのかよく理解できなかったのです。 計算すればそうなのだ、と言われればそうなのですが、私はどうも理屈が分からないと公式が定着しないようで、基礎の問題演習を繰り返しても、しばらくすると「なんでこうなるんだっけ?」「なんの公式だっけ?」となってしまいます。 (n-1)は項と項の間の数だと聞かされ、ようやく納得できました。教科書の図などは分かるような分からないような、しっくりこなくて・・・。 この公式を使ったことによってどんな支障が解決されるのか。微積などはそれで転びました。 何もすべての公式の証明が知りたいのではありません。 導き方も分かっておかなければならない公式(数列の和の公式など)が理解できないと、疑問を残したまま公式を使うことにとても抵抗があるのです。 割り切るしかないのでしょうか。 偏差値は河合の模試で50未満です。 国語、英語は60台、70台なのに対し、45~48くらいをうろついている危機的状況で; 教科書と、1Aは「理解しやすい数1A」2BはZ会のハンドブック、「基本の数学」を参考に、学校の副教材の「クリアー(数研出版)」を解いています。 1年の時の学校の先生は大変分かりやすかったのですが、2年の先生は計算の過程は詳しいけれど「公式はこれ使ってね」だけで、微積は先生を質問攻めにしてやっと公式の意味が分かりました。 どう分からないのか説明するというのも大変ですね; 正確に伝わらないような説明で申し訳ありません。 丁寧とテンポが悪いは紙一重という言葉がずしりときました。 確かにそうですよね。ある程度のテンポも大切です。 参考にさせていただきます。ありがとうございます。
- JASDF
- ベストアンサー率58% (55/94)
東大のものです。 東進は確かに高いですね。ちなみに、東進の高い東大合格者数は、(すくなくとも2・3年前までは)半分以上が東進東大特進コースによるものです。DVDに出てくる講師陣の講義をすべて生で受けることができ、更に東大模試で良い判定を出すと、それに準じて講義料がタダになるという特典が付いています。実際私も教材費以外全く支出しませんでした。当該制度が一般の東進生にはあまり知られていないという話も聞いており、予備校経営も含め色々考えさせられる仕組みだとは思いますが。 駿台・河合・Z会でも、実際に直に講師が講義をしている以上、積極的な態様を取れる方であれば講義前後に質問等することは可能ですし、熱心で優秀な学生であれば、講師側も喜んで対応してくれます。ただ、どんな生徒でも大概名前を覚えてもらえるようなface to faceの親身な修学環境を望まれるのであれば、少人数制の塾の方がいいでしょうね。中高一貫に通われているのであれば、例えば東大進学塾エミール(駿台系列)、MEPLO(河合塾系列)、などが、講師の質、東大合格率双方ともきわめて高くお勧めです。他方で基礎からじっくりやりたいというのであれば、コース制の多様な大手予備校の方が、ニーズに合った修学を期待できるのではないでしょうか。尚、講師の質ですが、大手予備校(ならびにその系列)であればだいたい「カリスマ講師」の類はいますし、後は個人的に合う合わないの問題ではないでしょうか。ちなみに、駿台の講師陣は学者肌の方々が多く、個人的にはお勧めしたいところです。
お礼
迅速かつ丁寧な回答、ありがとうございます。 東大の方から回答が頂けるとは・・・なるほど、東進と言っても普通の講座ではなかったのですか。 それにそんなシステムが!内部事情が聞けてよかったです。 残念ながら中高一貫ではないので、すでに範囲が終わっているわけではないのですが・・・コースが多様であれば対応してもらえそうですね。 ただ、下のクラスは大人数ですし詰め状態の授業だと聞いたので、いい講師を回してもらえるのか不安が残ってしまって・・・。相性が合わなければどうにもなりませんが; 駿台に見学に行ったところ、講師の方は大変優秀でしたので、比較的安心しています。
お礼
大学生の方が良い場合もあるのですか。 以前友人に誘われ、全国展開しているものの大手とは言えない予備校に見学に行ったのですが、2/3が大学生のバイト講師でした。 東工大レベルの学生でしたが、教材の質問をすれば一緒になって悩みだしたり、英語に至っては私の方が模範解答に近かったりしたため、大学生=頼りない、という偏見を持ってしまったのです。 が、そうではないのですね。知ることができてよかったです。 なるほど、授業時間に着目するのもいいですね。 早稲田塾はやはりやめておきます。 昔は「今やめたら後悔する」と言って行事でも幹部を務める子だったので、その豹変ぶりにショックでした。 そんな状況を見ているのに安心して通えませんし・・・。 大変参考になりました。ありがとうございます。