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スギ板の鎧張り 釘の打ち方

家の外壁をスギ板の鎧張りにしました。ある本によると「釘は上下二か所に打ってしまうと材木の収縮にともなって割れる恐れがあるので、下の板との重なり部分のすぐ上に一か所で打ちとめる」とありましたが、大工さんは、重なり部分と真ん中の二か所にくぎ打ちしております。(一枚当たり上下三か所にくぎ打ちとなっている)使用したスギ板は、製材したばかりの生の板でした。(1)板が割れるでしょうか。(2)ベストの釘打ちの位置はどこが良かったのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nikilauda
  • ベストアンサー率52% (76/146)
回答No.3

職人により様々なようですが質問者さんがご指摘の通り、南京下見板は羽重ねのすぐ上付近に一ヶ所とめる場合が多いですね。 中間の一番しなる部分はもちろん割れやすいですし、板の幅にもよりますが、あまり上の方ですと下部のバタつきを抑えることが出来ません。重ねる部分をやや多めに取り、羽重ねの直ぐ上の部分に釘を打つと位置的にもよいですし、この位置は釘が結構利く場所なんです。 (あまり強く打ち込んではいけませんし、そのような玄翁の使い方をすると割れてしまいます) No.2さんがおっしゃる場所に打つ方もいます。 質問者さん宅の仕事をした大工さんのやりかたは、つまり真ん中と羽重ねの部分二ヶ所を打ち付けたため、結果的に一枚の杉板に対し三ヵ所打ってしまった事になるということなのでしょうが、他の工務店・職人さんあるいは通りがかりに偶々目に付いた現場などで、そのような釘の打ち方をしている現場は以外かも知れませんが結構目にしますね。 知り合いの工務店からも苦情の話を耳にしたことは偶々かも知れませんが無いのですが、どうなんでしょうね・・・。 ただ乾燥していない生木というのが事実ならばそれはまずいですし、割れる可能性も大きいです。 元請が工務店か大工さん直なのか文面からは分かりませんが、やはり元請に対し一筆書いて貰ったほうが無難ではあるでしょう。 南京下見板(鎧張り・イギリス下見板)でも箱目地下見板(ドイツ下見板)でも、ごく一般的な家では板目の板も普通に使われています。柾目は高いで予算の関係からしても・・・。 ささら子押縁の下見板張りなどに柾目の上等な板(ヒバなど)を使う家もあります。 板目の場合、例えば屋内で使うフローリングなどは木表を見える部分・使う部分つまり上側に木表を持ってきますが、外壁に使う板は木裏を見える部分、表の方に持って来たりもします。 それと板の張り方だけでなく、下地材などの二次防水に関しても気を付けて下さい。 無垢材は収縮や変形などで水の浸入を招きやすいので、シートの重ね代や特に出隅・入り隅は水の浸入を招きやすいですし、角なのでシートも破き易いですので、捨て板金の水切りの処理など雨仕舞い養生は厳重にしなければなりません。(及びサッシ廻りなどの開口部廻りも) 杉板自体も源平ではなく、赤身の材がやはり好ましいです。 元請の方とよく相談して、雨仕舞いを含め納得の行くまで話し合ってください。

genjii
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。作業を途中で止めておりましたので、ご意見を参考にさせていただいて、今後の打ち合わせをさせていただきます。

その他の回答 (2)

回答No.2

 こんにちは。 <スギ板の鎧張り 釘の打ち方>  私は板の張り方の名前は判りませんが、多分縦に小割が無い洋風の仕上がりになる板の張り方だと思います。「しぶき」であれば縦に小割を打ち付けますので。  「しぶき」であれば縦残があるので、常に板の一番上、次の板で隠れてしまう部分に1本釘を打ちますが、これだと桟が無い場合板が暴れてしまいます(この場合、板の上から2分位の部分なので割れる可能性があるので、錐で下穴を開けておく場合もあります)。  ご質問者さんのケースの場合、板を予定の場所に置いて指で押して裏の間柱に板の裏面が当るぎりぎりの中央寄りの部分が妥当な場所と思います。  5~6寸の板だと上の板の重なりの下から1寸位の場所になると考えられますが、板の厚さにも拠るので一概には言えません(板が撓(しな)るかという事です)。  釘は一箇所1本です。上は上の板が重なってくるので、乾燥が済んでいなければ打たないほうが良いと思います。 <板が割れるでしょうか>  生の板であれば確実に割れるでしょう。保証します。  参考までに、板は尺5寸で、乾燥させると5~6分縮みます。  蛇足ですが、建物の外部に板を張る場合の材質は、柾目の板を使います。杢目の板は割れない場合もありますが、かなり高い確率で年数とともに割れます。  私は「しぶき」に杢目の板は使った事はありません。乾燥させた柾目の板でなければ、縦残(小割り)を留めるためのビス(最終的には埋木しますが)の部分の板が割れるからです。  外部のしぶき板に乾燥が済んでいない板や杢目の板は使いません。割れるばかりではなく、場合に拠っては板の重なりが無くなってしまうからです。  釘や木ねじの下穴は当然あけますが、経年変化でかなり高い確率で割れるのです(杢目の板は)。  ご質問者さんの御宅は既に施工が済んでしまったみたいですが、釘を抜けば良いと思いますが、板にくぎ抜きの傷と釘穴が残ります。  施工者とお話し合い下さい。

genjii
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。実は、作業を途中で止めております。ご意見を参考にさせていただいて今後の作業を進めることといたします。

  • 777oichan
  • ベストアンサー率28% (1059/3688)
回答No.1

その大工さんのレベルを疑います。普通は感想養生した板を、反りや木目などを吟味し、将来バタつきが出ない様に施工すると思います。3本目の釘は乾燥した時の暴れ止めの為に打ち付けたと思われます。大丈夫なのかと聞いてください、不具合が出た時の対応(修復の費用など)について、一筆貰って置くと安心です。

genjii
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 釘を打つ位置はどこが良いのでしょうか。ご存知であれば教えてください。

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