質問者は瞑想に対してどんなイメージ・期待を持っているのかがわかりませんが、
とりあえず基本的なこと。
初心者はまずヴッパサナ(座禅)から始めたほうがいいでしょう。
まず、あぐらをかいて座ります。
一方の足首を他方の足の腿の付け根の上に置きます。
左右どちらでもかまいません。
背筋を伸ばします。
両手は結んで真ん中に置いても、両膝の上に置いてもどちらでもかまいません。両膝の上に置いた場合手のひらは上向きにします。
目を閉じて、あごを引き、呼吸に意識します。時間は40分。
全身をリラックスさせます。お香を炊くのも効果的です。
瞑想のボイントは、自分の内で起きていることにとらわれずに、ただそれを観ることです。
静かに座り続けていれば当然雑念や妄想が沸いてきます。それに抵抗してはいけません。雑念などを止めようとせず、ただそれが起きているのを意識的に観察することです。
意識は常に呼吸に持っていきます。普通に鼻で呼吸します。
瞑想がうまくいっているかとか、何か超常的なことが起こるだろうかという、判断・期待を一切捨てます。
自分から何かを起こさせようとかいうことを止めます。
100%受身になることです。何かがおこればそれも良し、何も起こらなくても良し。
長期間瞑想を続ければ、尾骨のあたりから上方向に突き上げるようなエネルギーを感じたり、第三の目あたりにジンジンと刺激を感じたり、深い充足感・幸福を感じたりします。
ロウソクの炎を見つめる瞑想もいいです。
自分の意識の変化に合わせてロウソクの炎も変化するのがおもしろいです。
強烈な瞑想としては、「鏡の凝視」というテクニックがあります。
鏡に映った自分の顔を40分ひたすら見続けます。ただしまばたきをしてはいけません。
自分の顔の或る一点に集中して見続けます。
40分間全くまばたきをせずにいると、当然目が痛くなったり涙が出てきたりします。傍らにハンカチかティッシュを置いておくといいでしょう。
姿勢は楽に座ります。最低3週間は続けます。
これをやり続けていくと、途中鏡に映った自分の顔が変化していきます。別人の顔になったりします。また、抑圧されていたいろんな感情が噴出してきます。ここでも要点は同じで、これにとらわれないことが大切です。自分の内面を掘り下げるにはとても強力な瞑想です。
よかったら試してみてください。