銀行への預金は投資ではないの?
最近、経済誌で株や不動産への投資の記事をときどき目にします。
(アベノミクスの影響かと思います。)
しかし、よくよく考えると、銀行への預金は投資ではないのでしょうか。
銀行に預金したって、銀行はおそらくどこかに貸し付けて、それが成長産業である場合もあるのですから、銀行預金も一種の投資なのでは?とも思えます。
金利が低すぎて投資先としては有利なところではないと思いますが、一応安全なのかな?ともおもいますし、最大の疑問は政府の態度です。
政府は個人の投資を優遇させたいように思えます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E9%A1%8D%E6%8A%95%E8%B3%87%E9%9D%9E%E8%AA%B2%E7%A8%8E%E5%88%B6%E5%BA%A6
政府が個々のサラリーマンの投資の運用実績に興味を持つとは思えませんし(損をすればその人の責任ですよね?)、個人の少額の投資を勧めるより、銀行や信用組合にもっと預金させて、銀行や信用組合の融資担当者に成長産業に融資させるようにしたほうが、国としては合理的な気がするのですが、どうなのでしょうか?
銀行や信用組合の融資担当者の方が、個人よりも大きい金額を動かせて、資源開発などのリターンの大きい投資ができるような気がするし(それに僕らよりプロだし)、ある程度長期的な投資でないと、産業は育たないような気がします。
僕ら(サラリーマン)に株等の投資を勧めても、不景気になると短期でお金を引き上げられて産業としてそだたないのでは?と思うのですが、どうして政府は個人の投資を優遇するように思える政策をとるのでしょうか。