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国の経済成長率と投資リターンは、ほぼ等しい?
27日の日経に2007年度の実質経済見通しが書かれていました。 米GSやモルガンなど有名銀行8社とIMFの予想でみると日、米、ユーローが2%前後ですが世界は4%台、中国は9%から10%となっています。単純に世界(先進国から新興国まで)と中国を中心とする投資信託に来年度はポートフォリオの比率を上げても良いものでしょうか。 ご教授お願いします。
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株式(投資信託)のリターンについてご質問かと思います。 経済成長率と投資リターンは必ずしも一致しませんが、長期では関係があります。 株価は企業の現在価値と将来の利益(予測)によって決まります。たいていの場合、国の経済成長による企業利益の増加は、現在の株価に反映されています。 小型株や新興国の株式は先進国の大型株よりもリスクが高いので、その分割安となっていますから、リターンも大きくなる傾向があります。 中国市場を例にとると、中国のGDP成長率はこの間年平均10%前後でコンスタントですが、中国株(例えばH株指数)は急騰する年もあれば、下落する年もあります。2003年、2005年後半および2006年後半に急騰していますがその他の時期は泣かず飛ばずです。私も丁度今のような中国株への期待と興奮があった2004年始めに追加投資したのですが、昨年末まで苦しい思いをしました。「経済成長率と株価は全然連動しないじゃないか!」と思ったものです。 現在の中国株は、人民元高観測などから、銀行、保険、通信の内需関連銘柄に大量の投機資金が流れ込み、やや加熱気味です。また不動産取引に対する規制が強化されたことから、不動産市場から株式市場への資金の流入もあります。しかし、インド株に比べれば、ずいぶん高くなったとはいえまだ割安な銘柄も多いと思います。 中国株は、中国当局の何らかの加熱規制によって、来年いったん調整する可能性が高いと思いますが、その時期や規模は不明です。中国企業のスキャンダルの公表がその契機になる可能性もあります。 長期的には、ミニバブルと調整を返しながら成長していくと考えています。したがって、中国株式は、国際分散投資の投資先としては、重要な対象であると思いますが、過信は禁物です。ある程度の投資比率の上限を決めて、それを超えない範囲での投資をお勧めします。また、投資する際には、今のように急騰している時期に全額を投入せず、何度かに分けて投資されたほうが良いかと思います。
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- katsumi_tochan
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こんにちは アナリストに訊いてみないと、系のご質問です。 経済系のレポート群を読みあさってみると何かしらの回答が得られるのではと思います。 三菱UFJのレポートが分かりやすい言葉でまとまっていると思いました。 http://www.sc.mufg.jp/inv_info/ii_report/fj_report/pdf/fj20061225.pdf で、これが正解かと言われても、どうなんでしょう?
お礼
正解もひとことで表現するのがむつかしいようですね。 つまり流れ的には指標とすればいいということで完全には信頼できないというか・・・。
- michuo
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インデックスファンドならそのまんまだからOKでは? アクティブはただのギャンブルです。 カモられないように気をつけましょう。
お礼
アクティブがギャンブルというのは大きく利益が取れるときもあるということですね。(もちろん失うときもあるという反動もあり) 余裕度の大きい資産ならアクティブでもよいということでしょうか。
お礼
中国株も一本調子で上がったのではないのですね。 また、少しのスキャンダルで大幅に下がる要因となるのであれば砂の器のような気もします。 しかし、いろんな角度から見ても実態のともなっている経済発展とイベント目標があるので賭け続けようとも思います。