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電波とアンテナの良い関係
その昔、中波の放送をゲルマ検波の鉱石ラジオで聴いたことがあります。室内アンテナでも放送局が遠くなかった(約3Km)ので、良い音で、イヤーホンを外しても聴こえました。これってエネルギー不滅の法則からいってものすごい事だと今にして思います。 さて36000Km彼方の放送衛星からの超微弱な電波が、たかだか30Cmくらいのパラボラアンテナで鮮明にハイヴィジョン番組が見れます。衛星の出力は120Wくらいだと聞きましたが、それを日本近辺に満遍なく輻射しているわけで、それをいわば針の穴のようなアンテナで受けているのですが、信じられないほど効率の悪いシステムでよくやっていると思います。 パラボラアンテナの場合も首記のような自己共振性というか、そのような現象があるのでしょうか。パラボラの設置時にレベルメータが振れるようなエネルギーを既に発生しているように思えます。これは何ワット相当なのでしょうか? それとも、電磁波(の授受)というのはいわゆるエネルギーの次元とは異なった考え方をせねばならないのでしょうか?
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noname#76137
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- 植松 一三(@jf2kgu)
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お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。電波は周波数によって減衰性が異なるということですね。では私が昔聞いた中波放送は例外的に近距離だったので増幅せずに実用的に聞けたということですね。とりあえずそれはおいといて、BSは殆ど減衰しないほど周波数が高いということなのでしょう。パラボラアンテナも効率の良い利器だということは分かりましたが、それでもたかだかアンテナの面積の範囲で受けた分での出来事であり、衛星からのエネルギーの殆どが無駄に山野や海へ投げ捨てられているように思います。全国のパラボラで受けたエネルギー(私の試算では0.001%以下)をアンテナの数で割ったまことに微小なエネルギーが果たして(実際に現象として起きている)レベルメーターを動かすほどのものなのかが疑問でした(私の試算では1兆分の1以下)。アマチュア無線がたかだか10Wくらいの出力(この場合周波数はメガヘルツ級)で世界中と交信できることも気になります。こういった電波の世界が単なるエネルギーの計算でカヴァーできるのかどうかが私の年来の疑問なのです。