- ベストアンサー
ニッケル水素バッテリーの放電について
ニッケル水素バッテリーは、中途半端に全部使い切らないで継ぎ足し充電をしていくと、寿命が減ったりするらしいので、それ専用の放電器を買おうと思いました。しかし、それがなくても何か負荷としてモーターをつないで普通に放電させて、モーターが弱くなったら次の追加充電をするというのではだめなのでしょうか。つまり、専用の放電器などを使わずにも工夫して対処できるやり方とかありませんかね。何か知っている人がいたらお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
いわゆる「メモリー効果」ってヤツですね。 ニッカドとニッケル水素の電池にだけある、厄介な現象です。 しかし「放電器」も単体で買うと高いですよねェ。(まぁ、今では充電器に放電の機能が付いたものが多く出回っていますが・・・) 私も同じこと考えて、いろいろあれこれやった経験があるので、お役に立つかどうかわかりませんがアドバイスさせていただきます。 バッテリーには流すことができる「電流」と言うのがあり、これを超えて流すのはバッテリーを傷めてしまったり、思わぬトラブルが発生する危険性があります。 定格通りの負荷があれば良いのですが、なかなかそういうのは見つからず、とりあえず私もモーターでやってみました。 容量の小さなモーターだったのか、何日も回りっぱなしと言う結果だったので諦めました。 それにモーターは、電圧が下がって回るか回らないかの境になったとき、何かのはずみで止まってしまうと、通常より大きな電流が流れてしまうので良くないと思います。 豆電球式の懐中電灯だと、確実に放電できますがこれも時間がかかりました。 たまたま手元にその充電池で使える「ストロボ」があり、これでやってみるとメチャクチャ早かった経験があります。 ストロボは電池の電圧が降下しても、その動作に影響を与える電子回路や部品がないために、最後の最後まで放電できます。 もちろんチャージ時間は長くなってきますが、ストロボは、点灯させるために大きなエネルギーを必要とします。なので、電池から割合に効率良く電気を吸い込んでストロボ内部に蓄えます。そのエネルギーを一瞬で放電させて点灯させるので、充電池の残りの電気を吸い取る早さは、専用の放電器と同等レベルではないでしょうか。 まぁたまたまストロボがあったので良かったのですが、放電器がなくてどうしようもない場合は、時間は少しかかりますが、フィラメントタイプの豆電球が手頃だと思います。定格の電流を超えないように複数個繋げます。 モーターは止まったときが不安なのでお勧めできませんが、専門の方に言わせれば「問題ないよ」と言われるかも知れません。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (5)
もうすでに回答されていますがこちらも参考に。 http://www.sanyo.co.jp/energy/faq/faq1.html 要は過放電はかえって電池の寿命を縮めるから不必要にモーターなどをつないで放電させてはいけないということです。 過充電もいけないので充電の終わった電池を一旦はずしてしばらくしてまた充電するような充電器をだますような操作は避けるべきです。 一定電圧以下になると作動しなくなる機械の場合メモリー効果が発生してもどうせ実用範囲から外れているので問題は起こりません。 デジカメのようになるべく出先での撮影途中でバッテリー交換を避けたいがために同じような減り方の所で継ぎ足し充電をいつもしている場合にはリフレッシュ操作の効用があります。 メモリー効果が問題になる機器ではそれようの充電器が用意されてる場合が多いです。 要するに充電せよと言うサインが出るようになっている器具はそれを守る。専用充電器が用意されている場合はそれを使う、そのうえでリフレッシュ操作が推奨されている器具では説明書に従うというのがいちばん神経を使わなくていいようです。 なおメモリー効果と言われている問題が起こるのは今の所ニッカドとニッケル水素電池のみです。
- say-onara
- ベストアンサー率47% (27/57)
こんばんわ。 なぜに、中途半端な状態からの理想の充電を考えるのでしょう? 意味の無い放電はエネルギーの無駄遣いではないでしょうか? 私は、理想の充放電状態を導くため、2個のバッテリーを携帯電話で使用しています。 リチウムイオンとて…同じ宿命を持ちます。 充電が必要な状態まで使いきり予備の電池に交換し、夜中、空になった電池を装着・充電といった形をとっています。 携帯は、カメラが壊れ、初春に買い換えましたが、前の携帯は使用の2年間半全くクタビレタ様子はありませんでした。
- soramist
- ベストアンサー率58% (163/278)
メーカーは、ニッケル水素やニッカドの放電終止電圧を0.9~1.1V(注1)とすることを推奨しています。 これより低い電圧まで放電すると電池は急速に劣化します。 それで、市販の放電器には、この電圧まで下がると自動的に放電を停止させる機能が付いています。 注 0.9Vは重負荷の場合(単3でいえば、1~2A程度) 1.1Vは軽負荷の場合(単3でいえば、10mAくらい) 動力機(電動ドリルドライバ、歯ブラシ、動力おもちゃ等)であれば、「回転力が弱くなる」のを目安にしても良いと思います。 下記URL 図8を見てください。 http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf/ACG4000/ACG4000PJ2.pdf ニッケル水素やニッカドは、初期電圧こそアルカリ乾電池に比べて低いですが、1.2V前後の放電期間が大変長くて”徐々に”電圧降下し、1.1Vくらいから”急激に”低下する(注2)、という特徴を持っています。 注2 負荷によって放電カーブは異なる。 [補足] 図中、[0.2lt]とは、例えば定格2Ahの電池なら、 2Ahx0.2=0.4A で放電させることを意味しています。 [1lt]は、2A で放電させることです。 ですから、「力が弱くなった」と感じたら直ぐに充電に入る、という処置は間違っていないと思います。 このことは、充電式ドリルドライバーなどの取扱説明書にもそのように記載してあります。 しかし、電球を放電器に採用した場合、終止の目安がないので大変危険です。 うっかりすると0Vまで放電し切ってしまう可能性があります。 電圧を観測する場合は”放電状態のままで”行う必要があります。 負荷が無い状態では、どんな電池でも1.2V程度を示します。 参考ですが、放電器の自作例を紹介しておきます。 2種類の負荷で終止電圧を使い分けており、なかなか良く出来た放電器だと思います。 http://ww6.tiki.ne.jp/~funabashi/charger.html
- anachrockt
- ベストアンサー率53% (229/426)
ここに自作例が載ってます. http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/dimage/bat_hoden.htm モーターが弱くなったら次の追加充電をするというのでもエエと思いますが,放電終止電圧をテスター等で確認してからにしたほうが望ましいでしょう. つまり,1~0.8Vくらいでモーターがどの程度回るかですね.
- fusem23
- ベストアンサー率18% (72/383)
ニッケル水素バッテリーの場合、放電させ過ぎたり、放電したまま長く放っておいてもダメだったような気がします。 ただ、程度問題なので、モーターが弱くなったら充電するという使い方でも大丈夫だと思います。 #専門家でないので、鉛電池の知識と混じってたらごめんなさい。