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↓エンタイトルツーベースの質問に関して
どうも正しいルールに関して質問者様が誤解したまま終わってしまった ようなので、同内容の質問を起こさせていただきます。 ・9回裏(最終回)同点で二死ランナー二塁の場面。 ・打者がエンタイトルツーベース(ワンバウンドで外野フェンスを越え る打球)を打つ。 ・二塁走者は本塁まで到達。 ・打者走者は一塁に到達するが、二塁に到達する前に走塁放棄の状態に なった。 この場合、二塁に到達していない打者走者がアウトになるのは守備側の アピールが必要になる(フォースプレイではない)。 アピールプレイでアウトになったとしても打者走者は一塁までは到達し ているのでシングルヒットは成立する。 よってアピール前に本塁に到達している二塁走者の得点はアピールの有 無に関係なく認められる。 以上が自分の考えていたルールの解釈です。 詳しい方に回答をいただければと思います。
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ルールは、一度迷い込むと疑問が疑問を呼んで、更に深まってしまいます。 しかし、ルールにはそれなりの理由が有りますので、それを考えると 意外と簡単にその迷いから抜け出す事も有りますね。 今回のケースに関して色々と調べた所 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%85%A8%E9%80%B2%E5%A1%81%E6%A8%A9 が見つかりました。 ほぼ中間に「サヨナラゲームの場合」の例2が今回の例と殆ど同じで 今まで書いた事を要約していました。 (もっと早く見くければ良かった・・・) 常識だけでは間違う事も有りますが、今回の場合、公認野球規則 4・11(c),10・07(f)などを見る限り、2塁ベースを踏む必要は無いと 判断出来ます。 ただ、作越え本塁打に限って何故ベースを一周する必要が有るのかが分かりませんが この様なのが「常識だけでは間違える」代表的な物かもしれません。 (但し、ルールブックを読めば「ベースを回れ」と書いてあります。) 余談ですが、公認野球規則には「伝家の宝刀」とも言える9・01(c)が有ります。 そこに書かれているのは 審判員は、本規則に明確に規定されていない事項に関しては、 自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。 です。 勿論これを頻繁に使ってはいけないと思いますが、どうしても判断が付かない場合は 審判の裁定で決まる事も有るんですよね。 当たり前の事ですがルールは、盲点が無い様に作られています。 しかし、野球には色々なプレーが有るのでどうしても後から「盲点」が出てきて それを補う為に新しいルールを作る繰り返しで、複雑になったのかもしれません。
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- cobamax
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この件は意見が分かれましたが、私の解釈は 二塁走者がエンタイトル2ベース「以降エ2」により「安全進塁権」が二つあたえられますが、この権利によりただちに本塁生還となるのではなく、この「安全進塁権利」は「エ2」が成立した場合にのみ派生する権利です 野球規則7-2注1に「エ2」の成立要因がかかれています それによると 「ボールインプレー中におきた行為(ホームラン エ2 等)の結果 安全進塁権がみとめられても走者は進塁にあたっては各塁を正規 に触れなければ成らない」 ここで重要なのは「各塁を正規に触れなければならない」 と規定されています、つまり1塁と2塁を正規に踏むことによって のみ「エ2」の走者 打者走者の安全進塁権が派生するのであり 1塁のみの触塁では「エ2」そのものの権利が消滅してしまうので 2塁走者の生還は認められないのです これはアピールプレーですので相手は不正規な触塁が行われた 塁に送球しアピールすれば打者走者はアウトになります これは注1にあるように、さよならホームランにも適用され、ホーム ランと同時に 4つの「安全進塁権」が派生しますが、打者走者が「4つの塁 を正規に触塁し」始めてホームランが成立し、塁の空通 過、走塁放棄など 正規の触塁がなされなかった場合、相手の「アピ ール」によ り この安全進塁権は取り消され打者はアウトになりホームラン自体も 取り消しとなるのと同じ「ケース」と解釈しました
お礼
回答ありがとうございます。 >1塁のみの触塁では「エ2」そのものの権利が消滅してしまうので >これはアピールプレーですので相手は不正規な触塁が行われた >塁に送球しアピールすれば打者走者はアウトになります たしかに「ツーベース」の権利は消滅しますし、打者がアウトになる要 件になります。 ただしアピールプレイである以上、打者走者以外の走者はアピール以前 の進塁は認められるのではないかと考えたのですが・・・。 それだと二死満塁でサヨナラホームランの場合、一二塁間で打者走者が 一塁走者を追い越したとき、二塁走者がすでに本塁に到達していた場合 得点が認められるか、という問題も出てきますね。 cobamaxさんの解釈の場合、この場合の得点は1点ということでしょう か。
そうですね、エンタイトルの宣言を受けた段階で2塁走者には「安全進塁権」が2つ分与えられますから、打者走者の所業に関係なく本塁に帰ってこられますのでサヨナラは確定です。 また、宣言受けた段階でサヨナラになるってことはその後いくら守備側がアピールしても「既に試合が終わってしまっている」ので打者走者をアウトにはできません。 ただし打者走者は現実として2塁に達してませんから「記録は単打扱い」になります。 結論、「記録上」エンタイトルシングルヒットでサヨナラ
お礼
回答ありがとうございます。 自分もまったく同じ解釈をしておりました。
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お礼
ありがとうございます。 確かに仰るとおり「なぜ?」が重なって深みにはまり込んでしまいますね。 まさに我々のやりとりを要約した形になっていますね。 そして、あらためて公認野球規則4・11(c)を見ると付記二の 「二死の場合で、走者が前位の走者に先んじたときに勝ち越し点にあた る走者が本塁に達していなければ、試合は終了せず、追い越すまでの得 点だけが認められる。」 とありました。 これはホームランの場合のことが書かれていますが、ボールデッド時の 安全進塁権について各走者は付随せず個別に扱われていることが表され ていることになります。 追い越しのあった位置ではなく、追い越しをした時点での得点を意味し ていますからね。 前のご回答のお礼に書かせていただいた「根拠」が見えたと思います。 >当たり前の事ですがルールは、盲点が無い様に作られています。 >しかし、野球には色々なプレーが有るのでどうしても後から「盲点」 >が出てきてそれを補う為に新しいルールを作る繰り返しで、複雑にな>ったのかもしれません。 野球は他の球技とはあきらかに違いますからね。 ほぼ全ての球技は「ボール」によって得点が決まるのに野球だけは「人 間」が得点になります。それだけでもかなり特異なスポーツと言えま す。 まだまだルールにとどまらない色々なプレーが出てくる可能性はあるか もしれませんね。