Pomona_gcさん
s'accorderは一般的には、~に同意する、(互いに)合意する、などの意味ですが、これが音楽では「調弦する」という意味になります。
専門用語といえるかもしれませんね。
これと同じようなことで、私たちは「練習する」を
”travailler”と言いますが、
これは一般的には「働く」という意味であり、フランス人相手でもその人が音楽家でなければ「練習する」という意味では通じません。
なので、音楽家の間では「ちょっと今から練習しなきゃ」と言えば「あ、そう。頑張ってね」と返ってくるのが、一般のフランス人に言うと「今から仕事に行ってくる」と取られ、「へー、どこに働きに行くの?」という答えが返ってきます(笑)
それから参考のために、ピアノの調律の場合は、(s'accorderではなく)”accorder un piano”(ピアノを調律する)となります。
ちなみに、、日本語で「調律」という言葉はピアノやチェンバロなどに使いますが、弦楽器には使えませんよね。
弦楽器の場合は「調弦」であり、逆にこれはピアノには使えません。
ところで、tuningという言葉はフランス語では使わないと思います。
下に載せてくださっているチューニングの検索結果ですが、1ページ目だけざっと見ましたが全て、英語の文章の中に現れる、又は曲名です。
(Tuning-upなどは、作曲家が自分の曲に付けた題名です)
Wikipediaですが・・・
色々な言語の説明を見ることができて便利ではありますが、言語間でのニュアンスの違いや、今回のように全く違った意味で出てくることもあり(こういうことは私も今までにも何度かありました)、個人的にはあまり信用できないなと感じています。
言語の問題を省いて見ても、説明の内容が、誰でも書き加えられたりできるだけに(?)間違いが多々あるので注意した方がいい、と人から言われたことがあります。
実際はどうなのかよくわからず、私もちょっとしたことを調べるのによく利用するんですけど、どうなんでしょうね~・・・。