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直腸癌などで血液型が変わると…?
直腸癌などで細菌感染によって血液型がO型からB型に、A型からAB型に変わってしまうことがあるようですが、こうなった人が手術時に輸血が必要になった場合、やはりB型、AB型の血液を使うのでしょうか? これは癌が治ると元に戻ってしまうというので尚更気になります。 御回答お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
後天性B(獲得性B)(Acquired B)は血液型が変化するのではなく、変わったように見えるだけです。O型やA型なのに抗B血清と反応する、という検査上の問題です。必ずしも直腸ガン患者に起こるわけでもなく、健康人例えば献血者にも稀に見られます。 原理はA型を表すN-アセチルガラクトサミンのアセチル基が外れてガラクトサミンとなり、B型を表すガラクトースと化学構造式が類似してるため,血液型判定用抗B血清が交差反応を起こし、抗B血清にも反応するからです。一部文献やHPに疾病の回復にともない消失する、と有りますがこれは誤りです。可逆反応なので元に戻ることは有りますが、病気の進行とは関係がありません。以上述べたように検査上の問題ですので、何型の血液を輸血するかはその時の専門の担当者が判断します。
その他の回答 (3)
- kurif
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No3です、血液型専門の検査技師なら見分けはつきます。
お礼
良く分かりました。御回答ありがとうございます。 何度も質問をしてしまって申し訳ありませんが、この後天性Bという現象が発見されたのはいつ頃のことでしょうか?また、胃炎、胃潰瘍、胃癌で起こることはあるのでしょうか? お手数をおかけしますが、御回答をお願いします。
補足
すいません。お礼のところに出した疑問は新たに質問として出させていただきます。
- USB99
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もちろん、元の血液型を輸血します。
お礼
変わっても本来の血液型を使うのですか!御回答ありがとうございます。尚、まだしばらくは質問受付中にしておきますのでご了承ください。
直腸癌などで細菌感染により血液型が変わるといったことは、聞いたことがありません。また、癌が治ると元に戻るのも初耳です。どこで聞かれた情報でしょうか。 白血病治療での骨髄移植をすれば血液型が変わるという話は聞いたことがあります。骨髄で血液を作るので、提供者ともらう人の血液型が異なれば、移植後は提供者の血液が作られますので、血液型も変わります。
お礼
御回答ありがとうございます。血液型の例外事項について色々と調べていたらこういうことも起こることがあると知ったので。 後天性(獲得性)Bというそうです。
お礼
とても詳しい御回答をありがとうございます。健康な人にも稀に見られるということは初めて知りました。 あと一つ気になるのですが、これは普通のB型と見分けられるものなのでしょうか?