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十字架上のイエスの背景は実写か
ルネサンス時代のイエスの登場する場面の背景のエルサレムは、画家が実際に現場を見て背景を描いたのかどうかをご教示下さい。どんな本を見たらそれが解るのかもお教え下さい。
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西暦28年頃と言われるイエスの磔刑の現場に、 14~16世紀のルネサンス期の画家が居合わせるのは、 千年以上もの年代の開きがあり無理ですね。 タイムマシンでもあれば別ですが(^_^;) また、ルネサンスの同時代にエルサレムまで 実際にスケッチに行ったかどうかという意味でしたら、 それも無理っぽいです。 地勢的にエルサレムはイスラム教徒の勢力圏であった時期が長く、 一時的にキリスト教圏で奪還しても長続きはしませんでした。 ルネサンス期にもやはりイスラム教圏であったと思います。
お礼
ご回答有難うございました。その後いろいろ調べたら、1475年にルークス・ブランディスという画家がエルサレムを訪問し実景を版画にして出版したのが最初らしいです。それらに基づいて多くの画家は想像で背景を描いたことが解りました。実際に行ってないという点でご回答はズバリでした。有難うございました。