鋼材の応力歪曲線と降伏点について
お恥ずかしいですが、教えて下さい。
現在 鋼材の特性を調べる為、引張り試験を実施しようと考えてますが、
その前に勉強していると疑問が出てきました。 詳しい方ご教授お願いします。JISハンドブックをみていると、同じ材料で降伏点が厚み毎に規定されてます。(自動車構造用熱間圧延鋼板 SAPH等) JISの引張り試験材をみると厚み規定は「元の厚みのまま」とされており明確な基準はない様です。
そこで疑問ですが、同じ材質で降伏点(N/mm2) つまり応力が厚みによって異なる基準になっているのはどう言うことでしょうか? 厚みによって応力が異なるって事は 同じ材質でも試験材の厚みによりSSカーブが異なるってことになると思います。 応力は単位面積当たりの評価である為、厚みが変わるからって降伏点が変わっては 材質の評価にならないと思いますが。。。どうしてJISハンドブックの降伏点(N/mm2)の基準は厚み毎に変わることになっているのでしょうか?
鋼材を使った構造物の弾塑性解析(FEM解析)をする場合、材料特性を参照しますが、厳密に解析しようとする場合、JISのハンドブックを適用すると同じ材質であっても使用板厚(部位)によって材料特性を変える必要が出てくると思います。 そんなことあるのでしょうか?
宜しくお願い致します。
お礼
回答ありがとうございます。 では、アルミニウムにはっきりとした降伏点が表れないのはどうしてかわかりますか?