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溶液濃度と酸化還元電位の定性的な関係について教えて下さい。

溶液濃度によってCVの波形が変わるということは知られていますが、 一般的には溶液の濃度が高いほどCVの波形はどう変化するのでしょうか? 溶液の濃度が高いと反応が進行しやすくなると考えて良いのでしょうか? 文献などを見ていていつもなぜこの濃度を選んだのだろうと不思議に思うのですが、濃度は低すぎると反応が進みにくくなると思いますが、高すぎるとどういう弊害があるのでしょうか? 何卒よろしくお願い致します。

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noname#160321
noname#160321
回答No.2

>CVのピーク面積は変わらない 変わります、これもほぼ濃度に比例します。 なぜなら、 >反応活物質である電極の面積 これが成り立つのは「修飾電極」の時だけで、通常のCVでは電極表面積が表面に接する化学種の量に対して「充分広い」からです。 >濃度は濃い方が効率的に反応が進む 濃度が高すぎて、上記の「表面積が充分広い」という条件を満たさなくなると、波形が歪み、可逆反応も不可逆になってしまいます。

Taruuuto
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「修飾電極」の時は溶液の濃度がどれだけ濃くても薄くてもCVの波形は全く変わらないと考えて良いのでしょうか? このへんのことについて書籍に書かれていないので教えて下さい。 お願いいたします。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

超簡単に説明しますと、CVのピーク高さ(電流値)は当該物質の濃度に「比例」します。 ピーク頂点位置(酸化還元電位)も多少変化しますが、それほど大きくはありません。 なお、回転電極を使用すると、濃度の時間変化を測定することができます。

Taruuuto
質問者

お礼

ありがとうございます。 しかしよく分からないのですが、 反応活物質である電極の面積が同じであれば溶液の濃度をいくら変えても、CVのピーク面積は変わらないと思うのですが、 もしかしてCVのピーク高さだけ大きくなってピークの半値幅は小さくなるとかそういうことなのでしょうか? それとピークの位置が変わらないというのであれば溶液の濃度は濃い方が効率的に反応が進むように思うのですが、あえて薄い溶液を選んだりするのはなぜなのでしょうか? 何卒よろしくお願い致します。