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重松清好きの母におススメの小説
- 重松清の家族や子供のいじめなどが書かれている本を中心におススメします。
- 家族や子供について書かれている本が好きな方には以下の作品がおすすめです。渡辺淳一や山崎豊子の作品も好まれる可能性があります。
- エッセイや障害者の自伝系の本は好きではないようですので、それ以外のジャンルの作品を選んでみてください。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。私も重松さんの本が大好きなので、良かったら参考にして下さい。 重松さんはすっごく多作で、今年に入ってからだけでも10冊近くは出版されているのに、全部読破されたっていうのはすごいですね。必ずピッタリ当てはまるかどうか分かりませんが、同じ重松好きとして選んでみました。 ●椎名誠さん「白い手」「犬の系譜」「岳物語」 椎名さんは冒険モノやルポ関係が多いのですが、小説は割と子どもの頃の生き生きしたような少年時代を書いています。それも小学生の目線というか、小学生らしい感じでキラキラしている感じです。「犬の系譜」は家族の問題にも少し触れています。岳物語は私小説なんですが、息子の岳とお父さんとの触れあいが微笑ましく、岳君が段々大人になっていくさまが分かります。続編などがありますので、定本が良いのですが(まとまっているので)、文庫版がないので、正続2冊になります。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18692458 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/09366642 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/06328393 ●渡辺一枝さん「時計のない保育園」 最近はチベットへ何度も行き、チベット問題に力を注がれていますが、元々無認可保育園から出発して子どものための保育を長年されてこられた方です(そのためかチベットでも子どもの問題を色々活動されているようです)。優しい視点と美しい文章が楽しめます。「自転車いっぱい花かごにして」も花がメインですが、家族や子どもの事にも触れられています。ちなみに椎名誠さんの奥様です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18836115 ●石田衣良さん「4TEEN」 東京の月島で暮す少年達の物語です。難病、貧困、いじめ、性、友情、不登校、過食症など、クラスで起こる様々な出来事を少年達の力で解決していく連作短篇集です。ちなみに直木賞受賞作です。 「5年3組リョウタ組」という新米先生が頑張る小説もなかなか面白いのですが、まだ文庫化されていませんので、文庫化の際には読んでみて下さい。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31609402 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32008159 ●大平光代さん「だから、あなたも生きぬいて」 もう既にお読みになっているかもしれませんが、いじめから非行に走っていた少女がある人に出会った事をきっかけに立ち直り弁護士を目指したノンフィクションです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31116174 ●朱川湊人さん「花まんま」 朱川さんの直木賞受賞作品です。生まれ変わりを主張する妹を守る小さなお兄さんの一途な姿にホロリときます。ノスタルジックホラーというジャンルが多いんですが、これは怖くありません。また「いっぺんさん」もお勧めですがまだ文庫化されていませんので、文庫化の際には是非どうぞ。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32037824 ●三浦綾子さん「銃口」 戦前の話なんですが、無実の罪で思想犯に仕立て上げられた新米教師の話です。ですがちゃんとハッピーエンドで終わりますので大丈夫です。三浦さんは小学校の先生をされていた経験があり、「ちいろば先生」などの著作もあります(私は未読ですが)。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/28349506 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19325721 ●灰谷健次郎さん「兎の眼」 教育問題といえば灰谷さんなんですが、私は兎の眼しか読んだ事がありません。それもどんな話だったか忘れてしまったのですが(^_^;)、教育問題を扱った話だったと思います。沢山著作を出されていて殆ど文庫化されていますので、良かったら他のも読んでみて下さい。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/28381384 ご参考までにm(__)m。
お礼
たくさんの本を紹介してくださってありがとうございます! 文庫化されていて、読みやすそうなのから母に渡してみようと思います。