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日米安保と国防について
日本は現在日米安全保障条約があり、日本全国に米軍の基地があります。第三国からの日本に対する侵略に対して米軍がこれを阻止するとなっているとなっていますが、にもかかわらず世界何位かの軍隊を保有しています。これっておかしくありません。安保で日本の安全を米軍に任せてることですね、でも何兆の予算を使って自衛隊を保持する。色々な意味で日本はアメリカの影響下と言うより監督化にあるとの感覚があります。だったらすべて米軍にお任せして自衛隊を解散し、文化とか知的なことに深くかかわることに力を注いだほうがよいのでは? 今の世界、アメリカの一人勝ちですが、軍備だけが北朝鮮のような野蛮な国に対する国防の支えでなく「文化」も強力な抑止力となるような気がするのですが。どう思いますか。
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- makocyan
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>アメリカの戦争に対する言い訳に感じられます。 >それこそ大国の思うがままではないかと思うのですが。 質問者様のそもそもの提案である「すべて米軍にお任せ」にしたら、アメリカの戦争に追随せざるをえない場合がでてきますよ。それこそ大国の思うがままですね。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
>すべて米軍にお任せして自衛隊を解散し、 アメリカが必ず日本を守ってくれるという保証がありませんので、そうでない場合の保険は必要です。また安全保障を他国に任せきりにしているような危なっかしい国家に、外国は投資してくれません。 >文化とか知的なことに深くかかわることに力を注いだほうがよいのでは? 文化の発展を保証するのも国家の基盤がしっかりしていてこそです。侵略を受けてその国の文化が根絶やしにされてしまった国や民族は古代から多々あります。チベットやウイグルの文化がどうなったかご存知無いわけではないですよね。現在進行中ですよ。 >「文化」も強力な抑止力となるような気がするのですが。 なったらいいですね。でも国民の生命と財産を賭けてまで実験をするわけにはいきませんよね。
お礼
納得出来る論理ですが、既定の言い尽くされたことで問題の解決に寄与するとは思えません。アメリカの戦争に対する言い訳に感じられます。何か新しい発想が無いと人類がその科学技術ゆえに崩壊する懸念があります。核兵器を持ったなら、経済認識も、国防も、外交も、新しい認識に置き換える努力をしないと、それこそ大国の思うがままではないかと思うのですが。 ご回答ありがとうございます。
- eroero1919
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よく「ペンは剣よりも強し」なんて物書きの人はいいますが、あれは「願望」であって「事実」ではありません。 戦争が始まると、多くの文化人、ジャーナリストや思想家、芸術家などが「戦争反対」を叫びますが、それで戦争が終わるかっていうと、ぜーんぜん終わりません。ベトナム戦争くらいです。 一方、軍隊が役に立つこともしばしばです。悲しいことですが。中国はかつて天安門に集まった平和的な若者を戦車でひき潰しましたし、チベットはその方法で今も中国政府の支配下です。イラクのフセイン大統領は軍事力で反体制派を弾圧し、それでイラクそのものの治安は保たれていました。そして、そのフセイン政権はもっと強力なアメリカ軍によって倒されました。アメリカ軍がアフガンを占領しフセイン政権を打倒したのを見て反アメリカの急先鋒だったリビアのカダフィ大佐は目立って反アメリカの立場を取らなくなりました。カダフィ大佐は以前にもアメリカ軍の空爆を受けてトーンダウンしたことがあります。北朝鮮のキム王朝を支えているのは文化ではなく軍事力(恐怖政治)です。 なお念のために申し上げれば、現在の日本の国防費の半分以上は「自衛官への給料」として使われています。そして残りの多くも「今まで買った戦車や戦闘機や軍艦のツケ代金」となっています。日本軍・・・いや自衛隊は昭和の時代からローンで武器を買ってきました。そのローン代金が今となって負担になっているのです。 ですから、仮に自衛隊を解散したとしてもローンは残ります。まあ戦車や軍艦を売却すれば多少はローンの返済にあてられますが、世界同時不況のこの時期じゃあ買い手もなかなかつきません。北朝鮮に売るわけにもいかないし。 そしてもっと現実的なことをいえば、自衛官が失業するとそれでなくても失業問題が深刻なこのご時勢に、さらに深刻なダメージを与えます。特に不況から脱出できない北海道経済に対する打撃は深刻です。 一時期、北朝鮮からの脅威に対するため多くの自衛隊部隊が展開する北海道から本州へ一部の部隊を配置変換しようということが検討されました。これは北海道ではかなり大きなニュースとして扱われました。北海道に住む自衛官はそれが税金からとはいえ当然給料を貰い、それには住民税がかかります。また自衛官とその家族が生活のためあるいはレジャーのためにスーパーなどで買い物をします。 自衛官がいなくなれば各市町村で直接住民税の金額が減るという直接損害だけでなく、住民が減ることで地域の消費がなくなりさらに経済が冷え込むという悪循環に陥るのです。 蛇足・実は自衛隊は有事には使えないという話があります。それは、正面装備(戦車や戦闘機のこと)にお金をかけたので弾薬がほとんどないからです。実際どの程度自衛隊が弾薬を持っているのかは国家機密ですが、専門家の間では「一回ドンパチやったら終わり」程度だといわれています。つまり二回はドンパチできないらしいです。
お礼
やはり、世界に紛争は尽きず究極的には世界大戦がまた始まってしまうのでしょうか。「文化」の抑止力は夢物語でしょうか? 現在の自衛隊は、湾岸警備隊や災害救助隊としての役割には素晴らしく頭が下がる思いです。ただ、国家防衛の観点からは中途半端なものなんですね。 ご回答ありがとうございました。
- argue
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>「文化」が軍備に変われないのか 互いの文化を理解する努力は大切だし、共通の価値観(自由民主主義など)を共有している国同士で協力ができるということなら理解できますけど、文化や宗教での対立が絡むとむしろ争いが激化することは歴史上多々ありましたね。 まあ、現在進行形の暴力を止められるのは暴力だけという現実がある限り、各国が用心すること(他国やテロなどの仮想敵の想定)は変わらないでしょう。 >戦略的な戦力を比較してみれば、日本の自衛隊の戦力はGW一隻より劣ると思います えーと、つまり貴方の言う「戦略的な戦力」というのは「海外へ戦力を投射する能力」ということですか?米軍の空母が自衛隊に勝るのってその程度ですが。 「戦略」というのはある目的(この場合は抑止力)に対する枠組や方向性なわけですけど、実際は離島も含めた国土防衛を日本(というかアメリカを含めた各国)は最重視していますので、戦力が劣るというのは明確に間違っています。
お礼
暴力をとめられるのは暴力だけ!悲しい言い切り方と思います。どんな切実な理由があっても、イスラエルの暴力は許しがたいですが、それを暴力で阻止することは完全な解決とはならないと思います。すみません。脱線しました。 私の言う「文化」とは、一国だけでないもっと広がりのある芸術、思想も含め、その他人類として共有できるものを考えています。それが今の国連に変わることが出来たなら、暴力の連鎖を断ち切れるのではと思います。 ご回答ありがとうございました。
- harisu2
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現在の体制維持の必要性ですが 米国政府は日本の軍事的独立を望んでない あんまり強くなったら困る 日本政府も自国の軍事的独立を望んでない 米国の核の傘に守られていることを 心地よく思ってる 双方の合意として ほどほどの軍事力で 手下として働くぐらいはやりたい・やらせたい まぁーそれが 現体制の維持ですね
お礼
ご回答ありがとうございます。 その通りと思いますが、それ以降がどうなるか心配です。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
日米安全保障条約で、米国が日本を守ってくれるなんて言うのは全くの思い違いです。 唯一、日本が米国の核の傘の下に入っているという幻想が、他国の我が国への侵略を防ぐ抑止力になっている可能性はあります。 大体、在日米軍は、他国に攻め込むための軍隊である海兵隊が主力で、その装備からしても、他国が日本に攻め込んだ際に応戦できるようなものではありません。 万一どこかの国が日本に攻めてきて在日米軍に攻撃を仕掛ければ、自衛隊が在日米軍を守ることになります。 日本は日米安全保障条約によって、米国が世界で覇権を維持するための軍事費の一部を、単に負担させられているだけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりと思います。
- argue
- ベストアンサー率24% (63/260)
>安保で日本の安全を米軍に任せてることですね 任せてません。あくまでアメリカが日本に対して行うのは「協力」であり、指揮系統も自衛隊と米軍はそれぞれ独立しています。 情報交換や共同訓練は頻繁に行っているし、米軍から学ぶことが非常に多いのは事実ですが、監督下にいるわけではありません。 そもそも在日米軍は現在自衛隊が行っている、もしくは想定している仕事をすべて受け持つための戦力を持っていません。在日米軍の兵員や保有している航空機、車両は自衛隊よりもずっと少ないです。 海空から自国に向かってきたり上陸してきたりする相手に対応するのは結局のところ自衛隊になります。なので、 >だったらすべて米軍にお任せして自衛隊を解散し これは要するに、アメリカの負担がそのまま4兆8千億円(自衛隊予算と同額)ほど増えるということですね。今でさえ米軍は「日本の負担するものが少ない」と洩らしているのでそんなことはできません。 というか、安全保障を他国に完全に依存するというのは大抵の場合、外交も全てお任せするということですけど(例;リヒテンシュタイン、モナコ)、それがお望みですか? あ、でも自衛隊がそのまんま米軍に編入されれば北朝鮮に対する本格的な侵攻が始まるかもしれません。まあ、これからのオバマ氏の方針だとアフガニスタンとかに投入されるのがオチでしょうけど。 >軍備だけが北朝鮮のような野蛮な国に対する国防の支えでなく「文化」も強力な抑止力となるような気がする 効果があるのは情報の制限が少ない、民意が多かれ少なかれ政治に反映されるような国だと思いますけど。 そういったものに対する抑止力としてはどのように機能しているのか、どのような効果が出るか、そういうことが誰からも全く示されてないので特にアテにしません。 とういか、主権が国民に無く、海外からの情報もおっそろしく制限されているいまの北朝鮮に大しては効果が全くといっていいほどに無いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 戦略的な戦力を比較してみれば、日本の自衛隊の戦力はGW一隻より劣ると思います。他国からの侵略に対して、という言葉が私の中でいつも引っかかっています。先の大戦の結果の経験から、国防も、外交も仮想敵国家を想定し軍備の増強を図る、と言う点に問題があったのでは?軍備中心の抑止力となったため、少しの均衡が崩れれば戦争を回避できなかった、と解釈しています。 現在はアメリカが突出していますが、ロシア、中国の軍備拡大には危険なものがあります。さすがのアメリカも衰退する時期が必ず起こると思います。そうなると、また覇権をめぐって戦争の勃発、こんなことは絶対に避けたいものです。でも今のままの国家間のやり方では同じことの繰り返しになるのでは? 私自身の中でも稚劣できちんとした論理になっておりませんが「文化」が軍備に変われないのかとの質問でした。 細部について参考にさせていただきました。
- harisu2
- ベストアンサー率31% (103/331)
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 第五条(共同防衛) 1 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。 ----------------------- 自国の憲法上の規定に従って行動することを宣言してるだけのことで 第三国からの日本に対する侵略阻止に参戦するかどうかは 米国の勝手ということになります 仮に核保有国が攻めて来たら 米国は自国民の平和を犠牲にしてまで 日本を守ることなしないでしょう
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >仮に核保有国が攻めて来たら 米国は自国民の平和を犠牲にしてまで 日本を守ることなしないでしょう 私もそう思います。でもそうなると、ますます現在の体制維持の必要性がないのでは。
お礼
質問の言葉が足らず申し訳ありません。 私の質問の趣旨は、敵が攻めてくるぞ、という声にだから軍備を持たねば、という過去から繰り返された論理からの脱却にあります。その方策を模索することが人類の生きれる道と思うのですが。 ご回答ありがとうございます。