- ベストアンサー
がん遺伝子&がん原遺伝子
がん遺伝子とがん原遺伝子についてよくわからず、ネットでいろいろ調べているのですが、あまり理解できないので質問させていただきます。 がん遺伝子:ある正常な遺伝子が修飾を受けて発現・構造・機能に異常をきたし、その結果、正常細胞のがん化を引き起こすようなもののことをいう。 がん原遺伝子:修飾を受ける前の遺伝子をがん原遺伝子と呼ぶ と書いてありましたが、 つまり、どの遺伝子もがん原遺伝子の可能性があると考えていいのでしょうか? また、ウイルスのがん遺伝子と私たちの正常細胞の遺伝子との関連も教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、ガン細胞の主な特徴というか、正常細胞とガン細胞を分ける大きな違いは、分裂能力の違いです。 ガン細胞は、猛烈に分裂するという特徴があります。 よって、ガン遺伝子のほとんどは、もともと正常な細胞が持つ 細胞分裂を促進する、または抑制する遺伝子です。 詳しく書くと長くなるので、他人の文章ですが参考ください。 http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/10/post_ba3e.html 分からないことがあったら、追加質問していただければ答えることができるかもしれません。 ウイルスが持つガン遺伝子というのは、 例えば、ウイルスが生物の細胞内で作られるときに、その生物から 細胞分裂を促進する遺伝子の一部を(活性を抑制できない形で) 取りこんで作られたウイルスであったりします。 そのウイルスが細胞に感染すると、感染した細胞は猛烈に分裂するようになってしまい、ガン化します。