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この文での"down there"にはどういった役割があるのでしょうか?
こんにちは。 今回もHarry potter and the philosopher's stoneに関してです。 UK版のp.74の真ん中あたりの会話文です。 Harryと同じコンパートメントで座っている弟のRonに双子の兄貴一人が、車両の真ん中あたりにいる友達のLeeが大きなタランチュラを持っているから見に行ってくると言っている場面です。 "Listen, we're going down the middle of the train - Lee Jordan's got a giant tarantula down there." この文での"down there"はどういう役割があるのでしょうか?ただの"there"だけの場合とどう意味がちがうのでしょうか? また、"we're going down the middle of the train"の"go down"は"go to"を使った場合とどのような意味の違いがあるのでしょうか? 教えてください。 よろしくお願いします。
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通りかかりの者ものです。 Ageeさんのおっしゃるとおり、ネイティブは”down” “up”の使い方に関しては非常にうるさいです。ただ無意味に使うようなことは決してありません。 ビルなら上の階から階下をいみしますし、地図の上なら緯度の高低を意味します。 "Listen, we're going down the middle of the train - Lee Jordan's got a giant tarantula down there." この文での"down there"はどういう役割があるのでしょうか?ただの"there"だけの場合とどう意味がちがうのでしょうか?>>> しかし、走っている汽車にかんしては機関車に近い前部が “up”で “down”は列車の後部を意味すると思います。ですから"down there"となります。 従ってこの場合は、そのHarryのいるコンパートメントがLeeの場所より列車の前部に近いことを意味してます。 ただthere"だけの場合は両者の席の位置の関係が不明になります。 また、"we're going down the middle of the train"の"go down"は"go to"を使った場合とどのような意味の違いがあるのでしょうか?>> "go down"になると列車の通路の前部に近い方から後部に向かうという意味です。 "go to"の場合だと列車の中で動いているだけで、方向が示されません。 特に、旅客機など機種によって通路がスロープしていてパイロット室から後部が下がっていることがあります。この場合は前部が “up”で後部が“down”になります。 以上の私の意見に関して、ネイティブに確認を取ったところ、次のような返事がきました。 As far as I know、 yes you have it correct. To go down the aisle is a more common phrase, but I assume that is what it is referring to. すなわち列車のなかの通路を前部のから後部に向かうことを意味します。 以上ご参考まで
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- Agee
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英米の人々は方角にうるさいと思います。私がアメリカへ来る以前にも、なぜオーストラリアを"down under"と形容するのか不思議でしたが、彼らは方向感覚に鋭敏で非常に神経質に表現します。 New Orleansはアメリカ北部から見ると「南」ですので、ほとんどの場合"down there"という表現が付けられます。ミシシッピ川下流だからでもあるでしょうが、別に船の話題でなく、車や汽車旅行の話題でも"down there"が使われます。"Down in New Orleans"という映画や歌の題名もありますし、"Way Down Yonder In New Orleans"という歌もあります。 御質問の場面の列車の進行方向が不明ですが、もしスコットランド側からロンドンに向っている列車と仮定すると、タランチュラを持っているLeeはRonたちよりも南である「前方の車両」にいたのではないでしょうか?もし、逆にロンドンからスコットランドに向っている列車であれば、タランチュラを持っているLeeはRonたちよりも南である「後方の車両」にいたと思われます。 "down there"、"up there"、"down here"、"up here"、"over here"、"over there"などはしょっちゅう使われることばですが、これらは訳すと妙な日本語になるので無視して構いません。 ある一定区域(例えば野球場、フットボール競技場、ゴルフ・コースなど)について場外から語る場合、"out there"が使われます。これも訳せないし、訳す必要はありません。
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回答いただきありがとうございます。 なるほど、方角によって"up""down"を使い分けるわけですね。 なかなか慣れないと難しいですね。
- jayoosan
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1つ補足 ポッターの小説ではたぶんこれではないと書いたのは、文の後半のタランチュラを見つけた場面での話を想定してましたが、どうも会話では別の場所にもどってきているようです。 その場合、列車移動そのものについては、この車両移動をアップ/ダウンで表現できます。 魔法を使っていない移動とすると、(友人らがいるところを起点に見て)ある離れた場所へ行き(→down)、そこでの話をしに戻ってきた(←up)状況も見えます。 この場合は、みつけた場面そのものだけではなく、友人らと会話をしている場所を起点にみた、up←→downの行き来を表現しているようにも読めます。 歩いて列車中腹へ移動していき、また歩いてもどってきたなら、この意味が強いです。
お礼
ありがとうございます。 "up""down"をとっても、なかなか難しいですね。 自力でこうゆう会話ができるようになるまでは、まだまだ勉強が必要ですね。
- jayoosan
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"go down"と"go to"を並べて考えているようですが、もし比べるならここでは go there go to ~ を比較すべきです。downは別の修飾の仕方をしていますので、ちょっと異なります。 go there 「そこに行く」は、日本語でも「そこ行ってくるよ」みたいなときに、特別な場所や建物が特定されてない場合でも使えます。 go to は、教会や学校へ通うなど、行き場所が分かっていたりいます。(訳の裏に、お祈りや通学などのリピート性の意味があることは、ここでは忘れていていいです) we're going down the middle of the train 電車の真ん中とは、何両目とかどの場所とはっきりとは彼らは事前にわかっていたわけではありませんが、とりあえずそこあたりに行ってみたわけです。 もしここでgo toを使いたい場合、どのように書きますか? 何両目なのでしょうか? 私にはこの会話だけでは、わかりません。タランチュラを見つけた場所を、たとえば3号車(car No.3)とか3番目の車両(the 3rd car of the train)と言い切っているなら、 go to the~ といえますが、この会話はそうではなさそうです。 とりあえずそこに行っただけなので、ここでは go there です。 downは文字通り「下」です。 ここでは車両の下という意味ではありません。列車が動いているなら、そんな危険な場所をさがしていたわけでもありません。 ただ、なにかより下にあったのです。 つまり、彼らの目線より下にタランチュラはいたのだと思います。 あるいは2階建ての上から降りていったら、そこにいた。 または魔法使いなので、上の位置から列車へ入ってみたら、下のほうにそれがいた。 などだと思います。 車両の1両目を上とみて、中位の列車へ移動して行きそこさして down thereという場合も文脈によってはあり得ますが、ポッターの小説ではたぶんこれではないと思います。 いずれにしても、なにか下のほうを見ている。あるいは目的物が下のほうにあった。 それらを表すときに、よく使われる表現です。 もちろんgoとだけではなく、他の動詞でも使われます。 I'm coming down. 今降りていきます
お礼
回答いただきありがとうございます。 電車の何両目とかどの場所とはっきりとはわかっていたわけではないから"go to"と使わなかったのですね。
あくまでも推測で、私見です。 例えば、 go/run down on the street は坂道に下って行くこと示唆するのでgo down は参照URLの辞書にあるように 1: move downward and lower, but not necessarily all the way; であるべきと考えます。 ハリーのコンパートメントが列車の2階であれば二階から降りて真ん中の車両に行く意味合いを持つはずです。または、ハリーのコンパートメントが列車の先頭にあれば、その車両から真ん中への車両は下る(go down)であり、最後尾の車両からであれば(go up)とする考えが作者にあるのではないかと思います。
お礼
回答いただきありがとうございます。 英語って動詞の後に方向を加えることがよくありますよね。 downでは下(後ろ)のほうに行くイメージですね。
こんにちは 私も以前海外に住んでいた時に良く 「I'm coming up (down) to your place now. という言葉を聞き、ひょっとして方角に関係あるのか?なんて思って聞いた事がありました。 関係ないし、あまり特別の意味はないそうです。 何の説明もしてくれなかったところを見ると何となく調子で言っていたような気がします。 いつも、家の位置が変わっても、対象の場所が同じでも、up になったり down になったりしていましたから。 日本語でもありますよね?いつも付け加えるけれど意味のない言葉って。 そのような感じの言葉のようです。
お礼
回答いただきありがとうございます。 確かに日本語にもありますね、なんとなくリズム的にいいから付け加えてしまう言葉。
>we're going down the middle of the train"の"go down"は"go to"を使った場合とどのような意味の違いがあるのでしょうか? 意味の違いはまずないでしょう。 http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=23504 >この文での"down there"はどういう役割があるのでしょうか? ハリーのコンパートメントから真ん中の車両まで距離があることを示唆できると思います。 http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=23499&dict=CALD
お礼
早々に回答いただきありがとうございます。 参考にさせていただきます。
お礼
ネイティブにまで確認していただきありがとうございます。 "up""down"は中学生の最初に習う単語ですが、なかなか奥が深いですね。 もっと多読して慣れなくてはいけません。