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タウンゼント理論の第一係数,第二係数について
タウンゼントのDC放電の理論を勉強しています.その中に出てくる第一係数(α作用を表していて,教科書では大抵αと表記)と第二係数(γ作用を表していて,教科書では大抵γと表記)の具体的な値を知りたいのですが,なかなか見つかりません.ご存知の方,教えていただけますでしょうか.文献でも結構です.
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- agthree
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回答No.1
αについては例えば下記に載っています。 http://www.power.ee.shibaura-it.ac.jp/home/lectures/HV/text.pdf γは陰極の材質や形状に依存するので、αのような一般的なグラフというのは見当たりません。電極の材質に注目した研究では数値例やグラフが載っているようです。 http://www.pasj.jp/web_publish/lam28/proceedings/FB-1.pdf http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/TeX/PDF/h18_03ks016_slide.pdf ご参考までに
お礼
ご回答ありがとうございます.参考になりました. αについてはURLのグラフを参考にさせていただきますが,電界や圧力といった場の量の関数で与えられているのが意外でした.電子1個の立場で衝突電離を考えてみると,αはきっと電子温度や電子の平均自由行程,ガスの電離エネルギーの関数として表せるのだろうと想像していたからです.(それらを場の量で記述しようとすると電界や圧力と繋がってはくるのだと思うのですが)ただ,そのような一般式がなく,単にグラフが与えられているというのが不思議に思われました. γについても同様で,陰極に衝突するイオンの平均エネルギーと,陰極材料の仕事関数とかで記述できるのだろうと想像していて,そのような一般式が見当たらないというのが意外に感じられました.