どうしたら景気が良くなるか。まずは中学校の公民の教科書でも読んでみて下さい
景気の悪化が見られたとき、最初に当局側が試みるのは金融政策です。つまりは政策金利を下げること。末端の金融機関の貸出金利が下がると企業がお金を借りやすくなります。そうすると、投資が促進されて景気が良くなる。。。。という筋書きです。
しかし、最近のカスみたいな金利でも企業はお金を借りません。それはなぜでしょうか。お金を借りてまで投資して、商品やサービスの供給に努めても、それを買ってくれる人がいないからです。つまり、世の中に需要が少なくなっているのです。
ならば、どうするか。次なる方法も中学校の公民の教科書にちゃんと書いてあります。それは財政政策です。政府がお金を出して、世の中に需要を作るのです。
具体的には「公共投資」と「減税」です。今の日本に必要なのはこういう政策です。
しかし、今の政権が画策しているような「2兆円バラマキ政策」では効果は薄いです。十分な額が必要なのです。
現在の日本には「まとまった額(数十兆円単位)の財政政策」こそが急務です。それを実行すれば景気は回復します。逆に言えば、それをやらなければ永遠に不景気のままです。
なお「財政赤字額がすごいので、財政政策は無理だ」という意見もありますが、そういうのは無視して結構です。なぜなら、日本はヨソの国から借金しているわけではないからです。使える金は捻出できます。たとえば、外貨準備高だけでも100兆円もあると言われているのです。
補足
数年後に上昇する読みがあるならもうそれを 三年後辺りに景気が上昇するって総理やマスコミが言えばいいのに 何故言わないんですか? マスコミって暗いことしかいいませんよね