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ディーゼルの展望
耐久性や熱効率の良さから魅力あるディーゼル エンジンですが昨今はラインナップから消えつつあり ます。05年に控えている世界一厳しい新長期規制 に備えて開発中なんでしょうか。規制をクリアしてる メーカーもあるみたいなので何年かすれば実用化 されるとは思いますが。やはり重いミニバンや SUVはディーゼルが一番合うと思いますし、 ヴィッツやマーチに小さな高効率ディーゼルを 積んで3リッターカーなんてのもすごく魅力的だと 思うんですが。 http://www.cosmo-shopping.com/car/eco/tokudaiji/back_no/11/index.html http://www.sankei.co.jp/wm/html/202/10/1023_03.html
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- R360
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日本は、大気汚染の問題を注視しています。つまり、ディーゼル車の黒鉛やNoxを嫌っており、規制を厳して、ディーゼルはNO!となります。個人的には、過去の日本で起きた大気汚染によるぜん息などの公害が尾を引いているのではないかと思います。 規制が厳しくなり、車検が通らなくなるなどの憶測がたてば、ユーザーもディーゼル車を敬遠し、結果的にラインナップから消されたのだと思います。 ヨーロッパでは、Co2削減を中心に考えていますので、燃費の良いディーゼルを開発に力を入れています。日本のメーカーは、ヨーロッパ現地生産車にヨーロッパのカーメーカーが作ったディーゼルエンジンを載せて対応したり、ホンダの場合はシビックに、いすゞ製のディーゼルエンジンを載せています。ただし、これは近々自社製になるらしいです。 もうひとつの問題は、日本の軽油はヨーロッパより硫黄分が多く含まれている、つまり脱硫が充分ではないことです。これが、日本のディーゼルはNoxが多い原因となっています。トヨタがいうには、あとはヨーロッパ並のきれいな軽油が日本で売られればなぁということだそうです。
全世界的に見ますと、ディーゼルエンジンの市場は拡大しています。特に今後EUでの自動車セールスを考えた時、ディーゼルエンジンは無くてはならない『持ちゴマ』と言えるでしょう。 しかし、ディーゼルの排ガス対策には、大変な研究・開発コストがかかります。元々ディーゼルエンジンのシェアを持っていない自動車メーカは開発費の償却予測が立てられず、思い切ってディーゼルエンジン開発に投資してシェアを拡大するか、或いはディーゼル開発を断念するか、難しい選択を迫られている様です。 >05年に控えている世界一厳しい新長期規制 >に備えて開発中なんでしょうか。 ディーゼルエンジンの排ガス規制プログラムが発表されて以来モーレツな勢いで開発競争を繰り広げていますが、最近では2極化の傾向を示しだしました。 新たなビジネスチャンスとして、或いは社運を賭けたプロジェクトとして、クリーンな新世代ディーゼルの開発を全開で推進しているところと、自社開発を断念しエンジンの調達に奔走しているところに分かれたワケです。 前者はいすゞさん、三菱さん、日野さんなどの『ディーゼル御三家』と日野さんのディーゼル技術をフンダンに利用出来るトヨタさんで、後者はその他のメーカ、となります。 ホンダさんは昨年、乗用車用ディーゼルの開発延期と、今後EUで販売するクルマのディーゼルエンジンを、いすゞさんのポーランド工場『ISPOL』から調達する旨発表しました。いかなホンダさんでも、ディーゼルエンジンはF1のエンジンの様にカンタンには作れなかった様です。(このイスポール工場は、他にGMグループの盟友・オペルやサーブ、それにルノー、フィアット等へのディーゼル供給も行っており、その中にはオペル・ヴィータやフィアット・ウーノ用の小型ディーゼルも含まれています。日本国内では全く元気がないいすゞさんですが、乗用車部門からの撤退時の宣言『ディーゼル分野での世界征服』は着々と進行している様にも見えます。株価は最低なのに不思議な会社ですね。) ルノーがいすゞさんから乗用車用ディーゼルの供給を受ける事によって、ニッサンさんはディーゼル開発を断念したか、或いは開発プログラムが大幅に遅れていることが判ります。(それ以前に、ニッサンさんの小型トラック『アトラス』シリーズは、今ではいすゞ・エルフのバッジを換えただけ、です。今のニッサンさんには、少なくともRV~SUVクラスのちょっと大きめのディーゼルを開発する力は無いのかもしれません。) マツダさんには小型トラックのタイタンがありますが、コイツもエンジンだけはいすゞ製です。マツダさんも、次世代ディーゼルを開発する余力は無い様です。 さすがに排気量の制約が大きい軽自動車ではディーゼル化の動きはありませんが(バイク並みの排気量のディーゼルでは、効率云々以前にクルマとして実用に耐える出力が得られないでしょう)、スバルさんにもディーゼル開発の動きが見られません。もっとも、一昨年GMグループとなったスバルさんは、急にディーゼルが必要になってもいすゞさんから調達出来るので、あまり緊迫感は無いのかもしれません。 尚、今やニッサンさんとは何の関係も無い日産ディーゼルさんはどぅするのか?情報が無く判りません。ニッサンさんが倒れる以前に、既に『長々期排ガス規制をパスするディーゼルの開発力は残っていない』『早晩、いすゞにエンジンを買いに行く』とウワサされていましたが、今のところ具体的な動きも無い様です。 とゆぅワケで、 1.オペル・ヴィータクラスのディーゼル小型車が現時点で存在しているので、小型車用のクリーンな次世代ディーゼルもいずれ用意される、と考えるのが妥当でしょう。 ヴィッツやマーチにディーゼルが載るかどぅかは、市場の要求と各自動車メーカの企画にかかっているだけ、です。 2.ディーゼルエンジンの業界はちょっと特殊で、キャタピラー社やカミンズ社など、エンジンだけの商売が成立している会社がいくつもあり、ディーゼルに関する凄まじい技術を蓄積しています。 ディーゼル業界では、今後この様なごく一部のディーゼルメーカが世界中の自動車メーカにエンジンを供給する様になる、と言われています。 来月、GMはいすゞさんと合弁でディーゼルエンジン開発・製造会社を設立します。GMはディーゼルの自力開発を断念したワケですが、いすゞさんのディーゼル技術を取り込んだ、とも受け取れます。一方、立場がハッキリしなかった三菱ふそうさん(=三菱自動車さんから切り離れた大型車/ディーゼルエンジン部門)も、一昨年遂にダイムラー・クライスラーの傘下に入りました。 全世界規模のディーゼル業界で生き残る日本のメーカは、技術だけを勘案するとこのいすゞさんかふそうさんが有力です。 乗用車用ディーゼルで独自路線を堅持するトヨタさんは、GMグループやそれに匹敵する巨大組織であるダイムラー・クライスラーグループとの直接対決は避けられない様にも見えます。トヨタさん、どぅするんでしょうか? >ヴィッツやマーチに小さな高効率ディーゼルを >積んで3リッターカーなんてのもすごく魅力的だと >思うんですが。 VWがやった3リッターカーの手法と同じですね(VW社独自開発のディーゼルエンジンを載せていました)。VWでもやったとゆぅ事は、ディーゼル小型車の需要が見込める、とも解釈出来ます。 仮にフィットやマーチにディーゼル仕様が登場したとしても、そのエンジンは同じ会社で作られたモノとなる可能性が高いでしょう。逆に考えますと、例えばマーチにディーゼルが載ったら、フィットにもすぐに載る、とも言えそぅです。
お礼
ありがとうございます。となると優れたディーゼル エンジンをいろんな会社で使いまわすみたい みたいですね。ユーザーとしてはクリーンで 燃費のいいディーゼルエンジンが出てくれば どこが作ろうとも関係ないわけですもんね。
- nomatama
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私も同感です 昔シャレ-ドにディ-ゼルなんてありましたよね(^.^) またあんな感じのあってもいいと思います 高負荷かけるから排ガスが汚れると思うんですよ コンパクトカーの方がクリーンなガス(?)だと思うのですが・・
お礼
ありがとうございます。
- Yoshi_Drive
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ただ、ヴィッツやマーチで、あのディーゼルエンジン音が聞こえてきたらちょっと 嫌ですけどね~(-_-;でも、確かに環境の面では一理あるかもしれません。 あとは、あの微粒子を何とか解決できればいいのですが…。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。エミッションさえ クリアできれば。