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原発で意見が割れているのはなぜですか。

今、理系を勉強中で、聞きたい事があります。 例えば、青森県の六ヶ所村なる所に原発があって、再処理工場は他原発で一年分の放射能を一日で出す、三陸の海産物を汚染、青森の米、農産物を汚染、という住民や科学者がいますね。今度はそれに全て、害はないと反論する方がいますよね。 こういうのって害があるかないかのどちらかではないんですか。 それとも実害がまだ出てないだけで、体には良くありません、みたいなレベルなのかな。 私は東京人で、三陸で取れた魚介類や海藻、青森県で取れたお米や農産物をお店で売っているところは普通によく見ますが、こういうのって、科学者にはわからないものなのですかね。原発に特にこだわった興味はありませんが、どういう科学者になればいいのか。人体にこれほどの害があるかないかみたいな大きな件で、専門家、、、あるいは専門家と住民なのかな、、、の意見が割れる、というのはどういう理由、というか感覚なのか、専門家の方、わかる方に聞きたいです。

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noname#78947
noname#78947
回答No.5

>こういうのって害があるかないかのどちらかではないんですか。 害があるとか無いとかは関係ありません。マスコミは視聴率第一主義なので唯一の被爆国である日本の国民の関心を集めやすい原発関連の討論を企画しているだけです。流れが原発は危険という方向の番組が多い局は上層部に原発などに反対している人が多いからです。 あとは、原発反対派の科学者は放射線量を多めに見積もって、賛成派の科学者は少なめに見積もってという反対のことをやってるから主張に大きな開きがあるのかもしれませんね。実際は両者の主張の真ん中らへん、害はあるけど注意すれば問題ないというレベルかもしれませんよ。どちらが正しいか、それとも両方とも間違っているのかというのは実際に稼動開始して数年経たないと分かりません。現時点での資料というのは所詮は計算上の数字です。 >それとも実害がまだ出てないだけで、体には良くありません、みたいなレベルなのかな。 原子力発電所で何年も働いている人の中で健康被害が出ているという話は聞きませんよね?隠しているだけという可能性もありますけど。もし、健康被害が無いというのが本当なら問題ないのでは? あと、日本の放射線量の基準というのは超えたからといってすぐに影響が出るというものではありません。農薬なんかの残留基準値と同じでかなりの余裕を見ています。 原発職員が発電所内で受ける放射線量(1年分):0.05ミリシーベルト 普通に生活していて受ける放射線量(1年分):2.4ミリシーベルト 胃のX線撮影(1回分):4ミリシーベルト CTによる撮影(1回分):7~20ミリシーベルト 放射線関連業務の従事者が受けて良い放射線量(1年あたり):50ミリシーベルト 上記の放射線量を見てもらえば分かりますが、仮に原発1年分を1日で出すとして計算すると0.05×365=18.25となるのでCT撮影やX線撮影を何回か受けたほうが放射線量は多いですよ。ちなみに、ガンの発生率は年間1シーベルト(=1000ミリシーベルト)ごとに5%ほどらしいです。18.25ミリシーベルトの場合は0.1%未満なので問題ない気がします。 なお、短時間で1シーベルトの放射線を浴びると体への影響は大きく、2シーベルトだと5%の人が死亡、3~5シーベルトで50%が死亡、7~10シーベルトの場合は99%が死亡らしいです。

noname#72188
質問者

お礼

どうやらそれが理由みたいですね。是非ではなく視聴率なんですね。 意見がわかれた両科学者はそれなら考えやすいですね。 すごくいい説明が読めて有難いです。

noname#72188
質問者

補足

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4 これを始めに、次にリンクの http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E6%9D%91%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E9%81%8B%E5%8B%95 を読んだんです。 長年東京から出たことがありませんが、東北って、というか原発があるところの海や空、農作物ってどうなのかと思い色々読んでみて、お店で普通に東北のものが売っている、であれば科学者が太鼓判を押せば大丈夫となるだろうに、それがなぜ意見がわかれている状況になっているのか、考えたんですよね。 No.5様上記数値を見ると、どうやら大丈夫みたいですよね。

その他の回答 (4)

  • sayapama
  • ベストアンサー率37% (3925/10438)
回答No.4

それぞれの科学者にはそれぞれの持論があります。 また、原発と国とは密接に繋がっていますので、全ての情報が一般市民に開示されている訳ではありません。 通常の操業時には、二重三重の安全対策が施されているので、事故の起こる確率は机上の理論では「ゼロ」だという科学者がいます。 また、ある科学者は、通常時ではなく緊急時の危険性を唱えている人も居ます。 例えば、某国が良く日本海に向けて性能の良くないミサイル発射実験をしていますが、もしもそのミサイルが謝って原発に落ちたら・・・ そうなれば甚大な被害が発生します。 安全を提唱している科学者は口を揃えてこう言うでしょう。 「そんな事は想定の範囲外なので、何の対策もしていなかった。これは防ぎ用のない事故だった。」 要するに危機管理の設定の範囲の問題なのです。 何処まで考えるか、あるいは何処までしか考えないかによって、安全と危険は表裏一体です。 話は逸れますが、原発に興味があるのなら、容疑者Xの献身の作者の東野圭吾さんの小説で「天空の蜂」があります。 犯人にリモートコントロールされた最新の軍事ヘリコプターが、偶発的な原因で一人の男の子を乗せたまま、福井県にある高速増殖炉を保有する原発の上空でホバリングをして、犯人の要求を飲まなければそのヘリを原発に落下させるとのストーリーです。 作中では原発の構造にも詳細に触れられていて、文系の人には少し?かもしれませんが、理系の人ならドキドキしながら原発の勉強が出来ますよ。 お試し下さい。

noname#72188
質問者

お礼

怖いな、、、。 やはりどういう考えで何をやるかが大事になるという事ですね。

  • arain
  • ベストアンサー率27% (292/1049)
回答No.3

理系じゃなく、社会の問題の気もしますが…… >再処理工場は他原発で一年分の放射能を一日で出す とあるように、放射能の量も問題でしょう。 >こういうのって害があるかないかのどちらかではないんですか。 >それとも実害がまだ出てないだけで、体には良くありません、みたいなレベルなのかな。 実際に発生した際のデータがないため、すでにあるデータから推論するしかありません。 但し、ビキニ諸島の水爆実験や、チェルノブイリ原発事故、(公式には認められていないが劣化ウラン弾での戦闘地域の障害発生率)などとから放射能が人体に様々な問題が発生することはすでにわかっています。 それと、重要なことを忘れていませんか? 日本は唯一の「原爆被爆国」です。それに関連するものに対して忌避反応を示すのは当然ではないですか? 「東海村JCO臨界事故」についてもお忘れですか?

noname#72188
質問者

お礼

>科学者にはわからないものなのですかね。 これ文をちょっぴり間違えて書いちゃってますね。すいません。私は原発反対、とか賛成、とかの立場ではありません。 普通に売っているものに害があるのかないのか、科学的に大丈夫という結果があれば安全だと思って買えるのに、頭がいい大人の科学者が、というか専門家がどっちかわからないのって、なんでかな、でも普通に売っているから食べても大丈夫かな、という意味です。

noname#99579
noname#99579
回答No.2

真相の程はわかりませんが、 「ないものをある」といったり、 「あるものをない」といったりで大きなお金や権利が動く問題だと思います。 嘘をついている人もいると思います。そういう人は科学者としてのプライドよりも金を重要視したんでしょう。

noname#72188
質問者

お礼

そうですかぁ。そういうもんですかね。それわかりやすいです。ありがとうございます。

回答No.1

 有害でない物質は存在しない、それが「日常において害はない」とするレベルをどこにするか、というのが判断が分かれているのでしょう。  たとえば、春の山菜の代表的なワラビにも発がん性が指摘されていますが、「普通に食べる量では問題ない」と特に規制はされていません。

noname#72188
質問者

お礼

やっぱり結局そういうことなのかな。 とてもわかりやすいご意見ありがとうございます。 東北の魚介類もお米他農作物も安全ですよね。 大学は来年ではなくまだ先で、原発に特に興味はありませんが、何か役に立つ研究をやりたいものです。

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