- ベストアンサー
中国株はオリンピック後に下落したのは何故?
中国株はオリンピック後に下落するという意見が方々で言われていました。自分は半信半議でした。 何故なら日本は高度経済成長時に東京オリンピックがありましたが、むしろオリンピック後の方が本格的な経済成長であったからです。 何故予見できたのでしょうか? 宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般的にはその予想は外れと認識されています。 単純に前年から続く株価下落が北京オリンピック前後も続いていただけで、予見できたわけではありません。 もともとオリンピックを目安とされた根拠は、以下のようなものでした。 (1)オリンピックに向けての公共事業による直接的な影響 (2)中国はオリンピックを成功させたい。そして、中国という国を世界にアピールしたいので、オリンピックまでは経済も順調に発展している様を見せたいと考えている。それゆえに株価が下がりそうになっても景気対策や株価対策をするだろう だから、オリンピックが無事に過ぎてしまえば、経済対策などが鈍ったり、それまで過剰にやったかぶか対策の反動での引き締めが発生して株価が下がるだろうと・・・ ところが、実際はそれより早くサブプライム問題や中国自体のバブルの崩壊が起こってしまいました。 本土市場では2007年10月の6000ポイントを頂点に、特に2008年1月から見事に右肩下がりで下がりました。オリンピックが始まるまでにすでに株価は50%も下がっていました。 ハンセンも10月末-11月頭の31000ポイントを頂点に右肩下がりです。2008年3月には21000ポイントまでと約30%は下落しました。その後は一時的なリバウンドはあれど、7月にはまた21000ポイント台でした。 つまり、オリンピックは2007年10月から今まで続く1年以上の下げ相場の途中にあっただけで、オリンピックを境にして株価が下がりだしたわけではありません。 言ってしまえば、外野が勝手に騒いでいただけでオリンピックなんて株価の上下にほとんど関係なかったということです。オリンピック特需の公共事業と言っても中国全体から見れば微々たるもので大した影響は無いという専門家も多数いました。強いて言うならば、彼らが正解でしょう。
お礼
ご回答有難う御座います。 >本土市場では2007年10月の6000ポイントを頂点に、特に2008年1月から見事に右肩下がりで下がりました。オリンピックが始まるまでにすでに株価は50%も下がっていました。 ハンセンも10月末-11月頭の31000ポイントを頂点に右肩下がりです。2008年3月には21000ポイントまでと約30%は下落しました。その後は一時的なリバウンドはあれど、7月にはまた21000ポイント台でした。< よく分かりました。