• ベストアンサー

琵琶湖の北湖と南湖の水質の違い

私は学生で琵琶湖のことについて調べています. データを見ると琵琶湖の北湖と南湖では水質が違い ます.一番注目しているのがCODの値でやはり滋賀県の 環境白書を見ても概ね北湖はCODが低めで南湖は少し 高めです.更に経年変化を見るとBOD,CODの乖離現象が 見られるようです. そこで質問なのですが何故COD値は南湖が高めなのでしょうか? 単純に南部に人口が集中していることと南湖が浅いためである と考えていますが,では何故浅いとCOD値が高くなり水質が悪化 しているのかと疑問に思ってしまいます. どなたか教えていただけないでしょうか?更に参考になるHPや 文献等がありましたら紹介していただきたいです. 宜しくお願いします.

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.2

> 何故浅いとCOD値が高くなり水質が悪化しているのか まず、南北で水質に差があるということは、全体が充分に撹拌されるほどの 循環がないことを示しています。 従って、湖の南北で水の往来が完全に断絶された状態を、モデルとして 考えるとわかりやすいかと思います。 つまり、湖に元からある水よりも水質の悪い水が流入した場合、湖の水量が 多ければ充分に希釈される一方、流入量が多いか湖の水量が少なければ 希釈されにくくなります。 従って、湖の水量が多い(=面積が広く水深が深い)方が、水質の悪い水を より希釈しやすい、ということになります。 一方、湖に流入する水を考えると、  有機物が少ないためにCODが低い、湧水や雨水などの自然由来の水と、  逆に不純物が多いために一般にCODが高い、生活排水や工業排水など があります。 従って、人口が多い南部の方が、人の活動によって生じるCODが比較的高い 各種排水が、より多く流入すると考えられます。 よって、  湖の水量が少なく、排水の流入比率が高い南部はCODが高くなりやすく、  湖の水量が多く、排水の流入比率が低い北部はCODが低くなりやすい、 という傾向が生じているものと思います。

destinatio
質問者

お礼

DexMachinaさん,お答え頂きありがとうございます. 南北で攪拌されない別々のものと考えると確かに わかりやすいです. 湖の深さが湖の水量にそのまま関係しているということですね. 丁寧にお答え頂きましてありがとうございました. おかげさまで疑問が解決しました.

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

noname#155097
noname#155097
回答No.1

単純に考えると有機物が多く水質が悪いからですが、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%9A%84%E9%85%B8%E7%B4%A0%E8%A6%81%E6%B1%82%E9%87%8F >南部に人口が集中していることと南湖が浅いためである? その通りです。 後は一目瞭然ですが、南湖の面積は狭いです。 参考 http://www.wwf.or.jp/activity/freshwater/biwako/crisis.htm 滋賀県の人口統計 http://www.pref.shiga.jp/data/population/renew/index.html http://www.biwakokasen.go.jp/ohtsu/guidance/ohtsu_data.html

destinatio
質問者

お礼

narara2008さんお答え頂きありがとうございます. 参考URLありがとうございます. 人口と水深は考えていましたが,面積は考えて いませんでした.そうですね,明らかに南湖は 小さいですので. ご指摘頂きましてありがとうございます. 参考にさせて頂きます.

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A