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川上弘美「蛇を踏む」
学年末のレポートで「川上弘美論」を書くことにしました、「椰子・椰子」がオモシロかったからなんですが、芥川賞受賞作「蛇を踏む」が、まったく理解できません。 「蛇」のモチーフというか、イメージについて、みなさんはどのように解釈されましたか?ぜひお教えください!
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はじめまして。「蛇を踏む」について、感想ですが… 蛇女はヒワ子の分身、ヒワ子の無意識である。 つまりヒワ子と蛇女の争いは、ヒワ子の意識と無意識の葛藤。 「蛇」は足が無く、何とも不気味だ。 身近な存在でありながらも、現れた時には 日常を異化してくれる。 蛇とは日常と非日常の境目に存在するものだ。 加えて、蛇は多く日本の神話に登場し、不死と再生の象徴になっていたり 執念深さを連想させたり、愛情の激しさや淫欲の強さを表す。 こんなことを作品のエピソードと合わせると、 また深い読みが出来る気がする。 すごく簡潔に書いてしまいましたが… こんな感じでどうでしょう? レポート、頑張って下さい。 私もレポートに追われています~。
お礼
ご回答ありがとうございました! 「なるほど~こんな見方もあるのかぁ」 と非常に参考になりました☆ 文学って、芸術や物語としてのみならず 頭の体操にもなるかもと思うこのごろです。 無事レポート提出できました! mizumiさんも、風邪などひかぬよう がんばってください(^o^)/~